香芝市の粗大ゴミの捨て方は？持ち込みの処分方法や料金も解説

「香芝市では粗大ゴミをどうやって処分すればいい？」
「引越しで大量の不用品が出たけどどうすればいい？」

と香芝市での粗大ゴミ処分にお悩みではありませんか？香芝市では粗大ゴミの回収は電話予約制となっており、通常のゴミステーションでは回収してもらえません。

本記事では、香芝市の粗大ゴミ処分のルールや手続き方法、料金について詳しく説明します。さらに無料処分の方法や粗大ゴミ以外の分別ルールもご紹介するので、適切に処分できるようにぜひご覧ください。

今すぐ香芝市で不用品回収を依頼したい場合は「香芝市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。市の許可を受けた信頼性の高い業者を紹介します。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

香芝市が定める粗大ゴミとは？

香芝市における粗大ゴミの定義は、「指定のゴミ袋に入らない大きさのもの」とされています。一般家庭から出る大型の家具類（ソファ、タンスなど）や自転車、扇風機など通常の45リットル袋に収まらない家電製品が該当します。こうした品目は燃えるゴミや燃えないゴミとしては出せず、粗大ゴミ扱いとなります。

粗大ゴミの主な例は以下の通りです。

• 家具類（いす・タンス・ソファー・テーブルなど）
• 寝具類（マットレス・ベッドフレームなど）
• 家電製品（指定袋に入らないもの）
• 自転車・三輪車
• レジャー用品（スキー板・ゴルフセットなど）

香芝市では、他の自治体と異なり、粗大ゴミの戸別収集が基本的に無料という特徴があります。ただし月1回、6点までという制限があるので注意が必要です。

参考：粗大・不燃ゴミの収集について（香芝市）

粗大ゴミとして出せないもの

香芝市では、市の粗大ゴミ収集では受付できない対象外の品目があります。以下のものは粗大ゴミとして出せないため注意しましょう。

これらの品目は市では収集していないため、家電リサイクル法対象製品は販売店や指定引取場所での回収に出す必要があります。パソコン類はメーカーのリサイクル制度か宅配便回収サービスを利用しましょう。特殊な大型品は購入店や専門処理業者への相談が推奨されています。

参考：粗大・不燃ゴミの収集について（香芝市）

香芝市の粗大ゴミの処分方法

香芝市で粗大ゴミを処分する方法は大きく3通りあります。

1. 戸別収集を依頼する
2. 処理施設へ持ち込む
3. 許可業者に処分を依頼する（民間の不用品回収業者）

それぞれの方法について、申込手順や注意点を詳しく見ていきます。

処分方法①：戸別収集

香芝市では、粗大ゴミや燃えないゴミを自宅前まで収集に来てもらう「戸別収集」のサービスがあります。利用にあたっては事前の電話申し込みが必要です。

• 受付窓口：電話リクエスト受付センター（0745-77-1199）
• 受付時間：月～金曜日午前9時～午後4時（祝日・土日・年末年始を除く）
• 申込制限：1世帯につき月1回のみ受付、1回につき合計6点まで収集可能

電話で申し込むと収集日と出す場所を案内されます。通常は自宅玄関先や敷地前ですが、大型トラックが入れない狭い道路の場合は近くの集積所まで運ぶ必要があります。収集日は月1回程度の巡回日が指定され、当日の朝8時30分までに粗大ゴミを所定場所に出します。

香芝市では戸別収集は基本無料のため、処理手数料券の購入は不要ですが、申込者名を記載したメモを貼り付けておくと確実です。これは全国的にも珍しく、多くの自治体では有料券を購入する必要がありますが、香芝市では粗大ゴミ処理費用を市が負担している形です。

参考：粗大・不燃ゴミの収集について（香芝市）

処分方法②：持ち込み処分

粗大ゴミや大量ゴミが一度に出た場合、自分で市の処理施設に持ち込むこともできます。香芝市と王寺町が共同運営するゴミ処理施設「美濃園」で受け入れています。

持ち込み処分を利用するには事前に申請が必要です。香芝市役所1階の廃棄物対策課窓口で「自己搬入廃棄物搬入指示・証明書」を発行してもらいましょう（電話申請不可）。発行された指示書を持参のうえ、美濃園へ車両で搬入します。

施設では職員による荷降ろしの手伝いは基本ありませんので、大きな荷物は自力で降ろせるよう準備して行きます。料金は1回の持ち込みで100kgまでは無料で、100kgを超えた分についてのみ10kgごとに123円（税込）の処理手数料がかかります。

処分方法③：不用品回収業者に依頼

上記の市サービス以外に、自分で運べない大量の粗大ゴミは民間の不用品回収業者に処分を依頼する方法もあります。香芝市は一般廃棄物収集運搬の許可業者一覧を公表しており、引越しなどで一時多量ゴミが出た場合は許可業者への委託も可能です。

依頼先を選ぶ際は無許可の違法業者に注意しましょう。一般ゴミの収集運搬には市町村の許可が必要で、無許可業者による高額請求や不法投棄のトラブルが全国で問題になっています。香芝市でも「インターネット広告等が許可業者とは限らない」と注意喚起しており、市民にも廃棄物を適正処理する責任があるとしています。

「香芝市の不用品回収相談所」では、市の許可を得た業者をご紹介します。大量の粗大ゴミをまとめて処分したい場合や、市で収集できない特殊な品目がある場合は、許可業者への依頼が便利です。

参考：粗大・不燃ゴミの収集について(香芝市)

香芝市の粗大ゴミにかかる料金

香芝市で粗大ゴミの処理にかかる料金は以下の通りです。方法ごとのメリット・デメリットも考慮しながら検討することをおすすめします。

香芝市の粗大ゴミ戸別収集が無料なのは全国的にも珍しく、市が粗大ゴミ処理費用を負担している形です。ただし、収集には予約が必要であり、ルール外の大量・対象外品は収集不可なので注意してください。また、許可業者に収集運搬を依頼した場合は業者ごとの料金が発生します。

参考：粗大・不燃ゴミの収集について(香芝市)

不用品回収業者では、各業者で料金の算出方法が異なるので比較したうえで選択しましょう。なるべく料金を抑えて、不用品回収を依頼したいと考えている方は、無料見積もりを行っている不用品回収相談所にお問い合わせください。粗大ゴミ回収業者に依頼した際の参考料金はこちらをご覧ください。

香芝市の粗大ゴミを無料で処分する方法

通常、市の粗大ゴミ収集や自己搬入で費用はほとんどかかりませんが、さらに無料で有効活用する方法もあります。不要になった粗大ゴミの中には、リユース（再利用）や資源化できるものがあります。香芝市では、粗大ゴミを減らすために以下のような無料回収・再利用の取り組みを行っています。

• ええもんクルっとコーナーでリユースする
• 使用済み小型家電の回収ボックスを利用する

ええもんクルっとコーナーでリユースする

香芝市役所1階入り口付近には、市民が自由に利用できる「ええもんクルっとコーナー」というリユースステーションがあります。これは家庭で不要になった再使用可能な食器類（茶碗・皿・湯のみ等の陶磁器製やガラス製食器）を集めて、市民に無料で提供するコーナーです。

• 設置場所：香芝市役所1階ロビー（正面入口付近）
• 対象品目：家庭で不用になったが再利用できる食器類（陶磁器・ガラス製の茶碗、皿、コップなど）
• 利用方法：家庭で不要な食器を洗浄して持参し、専用ボックスに提供します。欲しい人はコーナーにある食器を無料で持ち帰れます。

この取り組みは「ゴミ減量」の一環で、まだ使える物を捨てずにクルっと（くるっと）回して有効活用することを目的としています。実施日は市報などで案内され、不定期に収集センターでも回収イベントが開催されます。

使用済み小型家電の回収ボックスを利用する

香芝市では、携帯電話やデジカメなどの小型家電を無料でリサイクル回収するため、市内2カ所に「使用済小型家電回収ボックス」を設置しています。不要になった小型電子機器は、粗大ゴミに出す前にこちらのボックス投入口に入れるだけで資源リサイクルに貢献できます。

• 設置場所：香芝市役所1階ロビー、総合福祉センター1階ロビー
• 対象品目：携帯電話・スマートフォン、デジタルカメラ、小型ビデオカメラ、ICレコーダー、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤー、電子辞書、USBメモリやメモリーカード、およびそれらの付属品。タブレット端末、ノートPC、Wi-Fiルーター、電卓、据置型ゲーム機なども対象です。
• 利用方法：市役所等に設置された回収ボックスの投入口（縦15cm×横31cm）に入るサイズの小型家電を、そのまま投入します。投入の際はデータ消去を必ず行い、乾電池やバッテリーは事前に外してください。

この回収ボックスに集められた使用済み小型家電は、一旦市で保管した後、専門業者によってレアメタルや貴金属のリサイクル処理が施されます。燃えないゴミに出すより資源有効利用につながるため、携帯電話や古いノートPCなど処分したいときはぜひ活用しましょう。

参考：使用済小型家電の回収-香芝市公式ホームページ

香芝市の粗大ゴミ以外のゴミ分別方法

粗大ゴミ以外にも、香芝市では家庭ゴミを適切に分別ルールに従って出す必要があります。分類は大きく「燃えるゴミ」「燃えないゴミ」「資源ゴミ」「資源物（リサイクル資源）」などに分かれています。

各種ゴミの具体的な収集日程や細かな分別方法については、自治体から配布される「ゴミ収集カレンダー」や香芝市公式サイト内の案内を参照してください。

燃えるゴミ

燃えるゴミは台所ゴミや紙くず類、プラスチック製品のうち容器包装ではないもの、布・ゴム・革製品など焼却可能な一般ゴミです。香芝市では収集日の朝に、指定の透明または半透明の袋（45リットル以下）に入れて出します。燃えるゴミは週2回の頻度で各地区ごとに収集日が設定されています。

燃えるゴミとして出せる例は、生ゴミ、紙おむつ（汚物を除去）、少量の木片や枝（一定長さ以下に切断）、衣類・布製品（汚れがひどいものや破れたもの）などです。

燃えないゴミ

燃えないゴミ（不燃ゴミ）は、陶器・ガラス類、金属類、小型の電化製品など燃やせない素材のゴミです。香芝市では不燃ゴミも粗大ゴミと同様に電話予約制での収集（リクエスト収集）となっています。そのため、家庭から出る不燃ゴミも月1回まで・6点以内で電話申し込みして出す形です。通常の定期収集日に出す方式ではないので注意してください。

不燃ゴミに分類されるものは、割れた食器や花瓶、ガラスコップ、金属製のフライパンややかん、小型家電（ドライヤー、トースター等）、傘、陶磁器製品などです。これらはそのままでは燃やせないため、市で粉砕処理・埋立処分となります。

資源ゴミ

資源ゴミとは再資源化できるゴミのことで、香芝市では主に容器包装類や飲料容器が該当します。具体的には以下のようなものです。

• 空き缶類：アルミ缶、スチール缶（飲料用・食品用の缶）。中を軽くすすぎ、つぶさずに出します。
• 空きビン類：飲料ビン、調味料ビン、化粧品のビンなど（割れたビンは不燃ゴミ）。中身を洗い、ラベルやキャップを外して出します。
• ペットボトル：清涼飲料水などのPETボトル。キャップとラベルを外し、本体を軽く潰してから出します。キャップとラベルは燃えるゴミへ。
• 容器包装プラスチック：プラマークが付いた食品トレイ以外の包装フィルムや容器類（お菓子袋、ボトル容器など）。

資源ゴミはそれぞれ種類ごとに分別し、決められた収集日に出します。たとえば「空き缶の日」「空きビンの日」「ペットボトルの日」のように分かれている場合があります。

資源物

資源物とは、家庭ゴミの中でも資源として回収される紙類や布類、危険物などを指します。香芝市では資源物も細かく分類され、地域の集団回収や拠点回収でリサイクルされています。

• 古紙類：新聞、雑誌類（チラシ含む）、ダンボール、紙パックなどは束ねたり紙袋に入れるなどして種類ごとに分別します。
• 古布類：古着やシーツなどの布製品で再利用可能なものは古布回収に出します。
• 有害ゴミ（危険ゴミ）：乾電池・ボタン電池、蛍光灯管・電球、水銀体温計などは有害資源ゴミとして別に回収します。

これら資源物の分別収集により、香芝市ではゴミ全体のリサイクル率向上に努めています。

香芝市の粗大ゴミ処分なら不用品回収相談所への依頼がおすすめ

本記事では、香芝市の粗大ゴミの処分方法を解説しました。香芝市における粗大ゴミの処分方法は、戸別収集・持ち込み処分の他、不用品回収業者への依頼があります。特に香芝市は戸別収集が基本無料という珍しい特徴がありますが、大量の粗大ゴミや特殊な品目など、市の収集対象外となるケースも多くあります。

「収集できない品目が多くて困っている」「大量の粗大ゴミをまとめて捨てたい」という方は、「香芝市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。

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