「志摩市では粗大ゴミをどうやって処分すればいい?」
「料金や手続きの方法が分からない」
とお悩みではありませんか?志摩市では、粗大ゴミの処分方法として戸別収集や持ち込み処分など、いくつかの選択肢があります。しかし、家電リサイクル法の対象品目など処分できないものもあるため、正しい方法を知っておくことが大切です。
本記事では、志摩市で粗大ゴミを処分する方法や料金について詳しく解説します。また、無料で処分できる方法や粗大ゴミ以外のゴミの分別方法などもお伝えするので、ぜひご覧ください。
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この記事を読んで分かること
今すぐ志摩市で不用品回収を依頼したい場合は、「志摩市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。志摩市では処分できないものも回収可能で、見積もりは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
志摩市では、指定ゴミ袋に入らない大きさのものを粗大ゴミとして扱います。家具、自転車、たたみなどの比較的大型のゴミで、市が安全に収集できるものが対象です。
主な粗大ゴミの例は以下の通りです。
志摩市では、以下のような品目は粗大ゴミとして市で収集・処分できないものに指定されています。
家電リサイクル法の対象機器 | エアコン、テレビ(ブラウン管・液晶)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 |
---|---|
有害性のあるもの | 自動車・オートバイのバッテリー、農薬・劇薬(化学薬品)、石油類 |
危険性のあるもの | 消火器、小型ガスボンベ(プロパン)、中身入りスプレー缶、注射器・注射針 |
自動車・バイク関連 | オートバイ本体、自動車・オートバイのタイヤ、アルミホイール、自動車部品 |
建築・土木関連 | コンクリートブロック、瓦、土・砂、建築資材 |
これらの品目は粗大ゴミとして出せないため、購入先への相談、メーカー等による回収、専門処理業者への依頼など、それぞれ適切な専門ルートで処分する必要があります。
2025年5月16日より、パソコン及びフロン含有家電の持ち込みが可能になりました。
志摩市では、戸別収集と持ち込み処分の2つの方法に加えて、不用品回収業者による処分も可能です。状況に合った処分方法を選んでください。
志摩市では予約制による戸別収集サービスを実施しています。
申し込み先 | 志摩市役所環境・ゴミ対策課(大王清掃センター) |
---|---|
電話番号 | 0599-72-3718 |
受付時間 | 月~金曜日 8時30分~17時まで(祝日・年末年始を除く) |
手続きの流れ
一度に申し込みできる粗大ゴミは5点までとなっています。申し込み後、市から連絡があるまで待つ必要があり、回収日は混雑状況により変動するため、余裕をもって申し込むことをおすすめします。
自分で直接、粗大ゴミを処理施設に持ち込んで処分する方法です。持ち込みはやまだエコセンターと市清掃センター(大王/阿児)の2ルートがあります。
やまだエコセンター
施設名 | やまだエコセンター |
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営業時間 | 8:30~16:00 |
休業日 | 土曜・祝日(1月2日除く)・1月3日 |
料金 | 現金(重量制) |
備考 | 粗大ゴミも受入可(幅1.2m・高さ2m・長さ1.0m以下) |
市清掃センター(日曜持込み)
清掃センター | 受付日 | 時間 |
---|---|---|
大王清掃センター | 第1・第3日曜日 | 8:30~12:00 |
阿児清掃センター | 第2・第4日曜日 | 8:30~12:00 |
やまだエコセンターは現金精算、市清掃センターの支払方法は事前にご確認ください。
市の収集日程に合わない場合や自力搬出が困難な場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者なら市では処分できないものも回収可能で、分別・運搬作業を全て業者が対応してくれます。また、急ぎの場合は即日対応も可能で、営業時間外(早朝・深夜)対応も相談できるため、忙しい方には特に便利です。
「時間がなくて粗大ゴミを出せない」「自分では運び出せない重いものがある」という方は、ぜひ「志摩市の不用品回収相談所」へご相談ください。見積もりは無料なので、お気軽にお問い合わせください。
志摩市では、粗大ゴミの処分方法により以下の料金が設定されています。
処分方法 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
戸別収集 | 品目・大きさに応じて設定 | 500~2,000円(処理券制) |
やまだエコセンター持ち込み | 重量制 | 現金精算、サイズ制限あり(幅1.2m・高さ2m・長さ1.0m以下) |
市清掃センター持ち込み | 有料 | 支払方法の明記なし、粗大ゴミのみ受入 |
不用品回収業者 | 業者により異なる | 家電リサイクル法対象品等に必要 |
戸別収集の料金体系
料金区分 | 品目例 | 料金 |
---|---|---|
500円(処理券1枚) | 畳、草刈り機、衣装ケース、自転車(18インチ以下)等 | 500円/個 |
1,000円(処理券2枚) | タンス・食器棚(最大長1.2m以下)、ソファ、自転車(18インチ以上)等 | 1,000円/個 |
1,500円(処理券3枚) | タンス・食器棚(最大長1.2m以上)、学習事務机(両袖のもの)等 | 1,500円/個 |
戸別収集では、申請時に品目やサイズを正確に伝えることで、正確な料金を確認できます。申請時に品目やサイズを正確に伝えることが大切です。
やまだエコセンターへの持ち込みでは、基本的に重量制となっていますが、一部品目は定額料金が設定されています。ただし、サイズ制限があるため注意が必要です。
料金の支払い方法は、やまだエコセンターの場合は施設で直接支払い、戸別収集の場合は当日現金で支払います。
粗大ゴミ処理券は市内の指定販売店で購入できます。主な販売店舗は以下の通りです。
処理券には500円券、1,000円券、1,500円券があり、品目に応じて必要な券種を購入してください。
市の粗大ゴミ収集では有料となりますが、処分方法を工夫すると無料で処分できる可能性があります。ここでは、志摩市で粗大ゴミを無料で処分する方法を解説します。
まだ使える家具・家電などは、捨ててしまう前に再利用(リユース)することで処分費をかけずに済む場合があります。リサイクルショップに持ち込んだり、フリーマーケットやインターネットのフリマアプリなどで必要な人に譲渡・販売したりすることで、無料もしくは収入を得て処分することも可能です。
特にまだ新しい家具や使用頻度の少ない家電は、思わぬ高値がつく可能性があります。処分前に一度査定を受けてみることをおすすめします。
志摩市のリユース制度も活用できます。志摩市では令和6年6月から、清掃センターで回収した再利用可能な家具・自転車などをホームページで公開し、先着順で無償提供しています。引き取りは大王清掃センターで第1・第3日曜日の8:30~12:00に行っており、第5週は受付がありません。
粗大ゴミに該当する大型ゴミであっても、のこぎりで解体し指定ゴミ袋に収まる大きさにすれば燃やすゴミとして出せます。木製のテーブルやタンスなどは、適切に切り分けることで通常の家庭ゴミとして処分可能です。
ただし、解体には時間と適切な工具が必要になり、金属部品が含まれている場合は取り外して不燃ゴミに分別する必要があります。また、安全対策を怠ると事故につながる危険性があります。
時間と労力を考えると、適切な処分料金を支払って処分する方が効率的な場合も多いでしょう。
志摩市では細かな分別ルールが設けられています。主な分別区分は以下の通りです。
可燃性の一般廃棄物が対象で、志摩市指定の可燃用袋を使用します。生ゴミは水切りを行い、紙おむつは汚物を取り除いてから出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
金属類、小型電気製品、包丁などの危険物が対象です。透明または半透明の袋を使用し、包丁や刃物は紙などで包んで「危険」と表示してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
ガラス製品や陶磁器製品が対象です。割れないように紙等で包み、透明または半透明の袋に入れて出します。大王/阿児清掃センターは粗大ゴミ以外持ち込み不可ですが、やまだエコセンターは持ち込み可(有料)です。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
商品を包装していたプラスチック容器でプラマークの付いているものが対象です。中身を空にし軽くすすいでから、透明または半透明の袋に入れて出します。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
白い食品トレーや発泡スチロール箱が対象です。洗って乾かし、透明または半透明の袋に入れて出します。指定袋に入らない大きさの発泡材はひもで縛ってください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
飲料、酒類、しょうゆ、みりんなどのペットボトルマークの付いているものが対象です。中身を空にしすすいでから、キャップとラベルを外して透明または半透明の袋に入れて出します。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
ジュース缶、ビール等の酒類缶、食用缶などが対象です。中をすすいでから透明または半透明の袋に入れて出します。お菓子の缶やスプレー缶は「もやせないゴミ」です。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
飲料・食品・調味料・化粧品のガラスびんが対象です。洗ってから色別(無色/茶色等)に分け、透明または半透明の袋に入れて出します。ふたやキャップは材質ごとに分別してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
新聞・チラシ、段ボール、牛乳パック、雑誌・書籍、その他の紙の5種類に分けて出します。それぞれ別々にひもで十字に束ねて集積所に出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
洗って乾かした衣類・毛布・タオル・カーテン等を透明または半透明の袋に入れて出します。下着、ふとん、ぬいぐるみなどは燃やすゴミです。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
マンガン乾電池、アルカリ乾電池、充電池、ボタン電池、蛍光管などが対象です。割らずに透明または半透明の袋に入れて出します。やまだエコセンターでも持ち込み可能です。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
本記事では、志摩市の粗大ゴミの処分方法を解説しました。志摩市における粗大ゴミの処分方法は、戸別収集や持ち込み処分のほか、不用品回収業者への依頼があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを考慮して、最適な処分方法を選んでください。
「手間をかけずに処分したい」「重い家具をまとめて捨てたい」「時間がないので急いで処分したい」という方は、「志摩市の不用品回収相談所」へご相談ください。
適切な許可を得た不用品回収業者をご紹介することで、悪質業者による被害のリスクも回避できます。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。