「長崎市に住んでいるけど、粗大ゴミの捨て方がよく分からない」
「長崎市内で粗大ゴミを処分するなら、どれくらいかかるのだろう?」
何かと疑問が多い粗大ゴミの処分方法。長崎市では、処理場へ持ち込んだり、市の委託業者へ依頼したりすることで、粗大ゴミを処分できます。しかし、すぐに粗大ゴミを処分したい場合は、不便に感じる点が多いかもしれません。
今すぐ長崎市で不用品回収を依頼したい方は「不用品回収相談所」がおすすめです。市町村の許可を取得した業者だけが加盟しており、お客様のニーズにマッチした信頼性の高い業者をご紹介できます。
以下の記事では、長崎市でおすすめ業者をご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
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この記事を読んで分かること
長崎市では、事業所を除く一般家庭から出るゴミで、長崎市指定の家庭用ゴミ袋に入らないものを粗大ゴミと定めています。粗大ゴミとして処分できる主なゴミの例は、以下のとおりです。
基本的には、上記のように大型のものが粗大ゴミとして分類されます。また、ゴミ袋に入る大きさであっても、硬さがある場合は粗大ゴミになることがあるため、注意しましょう。下記のような塵芥(じんかい)車に巻き込めない硬さのものは、粗大ゴミとして扱われます。
長崎市では収集できないものが複数あります。正しい方法で処分できるように、しっかり確認しましょう。
家電リサイクル法の対象機器は処分方法が定められているため、長崎市では粗大ゴミとして収集できません。家電リサイクル法の対象機器に該当するものは、以下のとおりです。
エアコンは室外機を含みます。上記を処分する際は、購入店舗や買い替え先の店舗に相談しましょう。店舗への相談が難しい場合は、一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼してください。
事業活動で生じた産業廃棄物は、産業廃棄物処理業の許可を持つ業者に依頼しましょう。一般廃棄物と偽って持ち込んだ場合、5年以下の懲役または1,000万円の罰金(法人は3億円以下の罰金)、もしくは両者が課される恐れがあります。
廃棄できるゴミは、原則として本人または親族が出したものに限ります。搬入券を他人へ譲渡することも認められていません。他人が出したゴミを処分するには、一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼する必要があります。
消火器や農薬、感染性廃棄物、油、塗料、バッテリー、小型充電式電池、自動車、バイク、タイヤ、ボンベ、土、砂などが該当します。購入した店舗や専門の処理業者に依頼してください。
参考:廃棄物の自己搬入(長崎市)/引越し時のごみの出し方(長崎市)
長崎市では、粗大ゴミはごみステーションに出せません。処分方法として、次の3つの方法が設けられています。
それぞれ手続きが異なるため、処分方法は事前に調べておく必要があります。特に、委託業者に依頼する場合、地区によって対応する業者が異なるため注意が必要です。では、それぞれの処分方法について詳しく見てみましょう。
長崎市内で発生した粗大ゴミは、自分で市内の一般廃棄物処理施設(処理場)に持ち込んで処分できます。処理場への持ち込み方法を、事前に確認しておきましょう。
粗大ゴミを自己搬入する場合は、下記の順番で手続きを行いましょう。
1.一般廃棄物搬入券の交付を受ける
市役所の廃棄物対策課や各地域センターの搬入券交付窓口に行き、一般廃棄物搬入券の交付を受けましょう。交付にあたり、窓口で一般廃棄物処理申請書を記入する必要があります。搬入券交付窓口は、下記の各地に配置されています。
2.ゴミ処理施設に搬入する
搬入券を持参し、期限内にゴミを処理場に搬入します。搬入期限は発行日から1ヶ月間です。
3.処理手数料を支払う
粗大ゴミの処理は有料です。処理手数料は搬入したゴミの重量に応じて異なります。
窓口の受付時間は、平日の8時45分から17時30分です。土日祝日は対応していません。
なお、高島在住の方は、高島地域センターにご相談ください。総合事務所(中央・東・南・北)、ふれあいセンター、市民センターでは受付を行っていないので注意が必要です。
自己搬入では、搬入前に調査が必要なものがあります。該当するものを処分したい場合は、廃棄物対策課に問い合わせましょう。
【畳・建具類】
畳・障子・ふすま・戸・ドア・網戸など
【業務用製品】
業務用プリンタ・金属製の大型什器など
【廃材】
廃木材・金属片・コンクリート片・レンガ片・瓦など
廃材に関しては、一般家庭が自ら解体したものに限って持ち込み可能です。工事で解体したものは、産業廃棄物としての処理が求められます。
粗大ゴミを自己搬入する際は、下記の処理場に持ち込んでください。
【東工場(燃やせるゴミ・古紙)】
住所:長崎市戸石町34-2
電話番号:095-830-2040
開場時間:月〜金曜(祝日含む)8時から17時まで
【西工場(燃やせるゴミ)】
住所:長崎市神ノ島3丁目526-23
電話番号:095-894-5230
開場時間:月〜金曜(祝日含む)8時から17時まで
【三京クリーンランド(燃やせないゴミ・資源ゴミ)】
住所:長崎市三京町43-4
電話番号:095-850-3326
開場時間:月〜土曜(祝日含む)8時から17時まで
長崎市では、粗大ゴミの処分を委託業者に任せることも可能です。お住まいの地区ごとに委託業者が定められているため、該当する業者を調べておきましょう。
委託業者に依頼する場合は、事前に電話で申し込む必要があります。お住まいの地区の委託業者に連絡し、住所・指名・電話番号・粗大ゴミの品目・数量を伝えてください。品目に応じたステッカーの金額や収集日、排出場所が案内されます。
なお、委託業者に処分を任せられる粗大ゴミは2個までです。引っ越しなどで粗大ゴミが何個も発生する場合は、自己搬入をおすすめします。
粗大ゴミの処分を依頼できる業者は以下のとおりです。該当する地区の委託業者に連絡してください。
旧長崎市地区
下記以外の地区 |
クリーンながさき | 095-844-4599 |
---|---|---|
香焼地区
香焼町 |
ひかり運送 | 095-850-2270 |
伊王島地区 | 福島清掃 | 095-848-9645 |
高島地区
高島町 |
福島清掃
(R5.4~) |
095-848-9645 |
野母崎地区 | 野母崎振興公社 | 095-834-8200 |
外海地区 | クリーン外海 | 0959-24-0144 |
池島地区
池島町 |
三井松島リソーシス | 080-4942-6634 |
三和地区 | 森田清掃 | 095-892-2350 |
琴海地区 | 琴海環境保全 | 095-885-2035 |
処理場への自己搬入や市による収集が難しい場合は、市町村の許可を取得した不用品回収業者(一般廃棄物収集運搬業許可業者)に粗大ゴミの処分を任せることもできます。回収を申し込む際には、「一般廃棄物収集運搬業許可業者名簿」に掲載された業者に連絡しましょう。
また、処理業者に依頼する場合は、事前に車両台数も調べておきましょう。車両台数は、一般廃棄物収集運搬業許可業者名簿に記載されています。参考までに一部の業者を抜粋して紹介します。
なお、依頼する粗大ゴミの量によって、適切な車両の大きさも異なります。一般廃棄物収集運搬業許可業者に依頼する際は、ぜひ「不用品回収相談所」にお問い合わせください。各市町村で許可を取得した業者のなかから、お客様のご予算や条件、スケジュールにマッチする会社をご紹介します。
会社名 | 住所 | 電話番号 | 車両台数 |
---|---|---|---|
アーチ総合サービス | 長崎市本河内3丁目 | 095-820-3531 | 3 |
AISHIN TRANSPORT | 長崎市かき道2丁目 | 095-839-7121 | 5 |
参考:一般廃棄物収集運搬業許可業者名簿(50音順)(長崎市)
会社名 | 住所 | 電話番号 | 車両台数 |
---|---|---|---|
株式会社アイスタン | 長崎市多以良町 | 095-850-8600 | 18 |
アスナロ環境有限会社 | 長崎市鳴見台1丁目 | 095-840-4005 | 13 |
参考:一般廃棄物収集運搬業許可業者名簿(50音順)(長崎市)
粗大ゴミの処理にかかる料金は、処分方法によって異なります。方法ごとに料金の目安をご紹介します。
粗大ゴミを処分する際、基本的には料金が発生します。しかし、方法によってはお金をかけずに処分できることがあります。ここからは、粗大ゴミを無料で処分する方法を見てみましょう。
自分にとっては不要なものであっても、他の人からすれば魅力的なものであることもあります。粗大ゴミにすると処分に費用がかかりますが、フリーマーケットサイトに出品すれば商品として販売できます。ゴミとして処分する前に、一度フリマサイトに出品してみるとよいでしょう。
出品を負担に感じるかもしれませんが、梱包や発送がスムーズにできるようにサービスが整っているサイトもあります。利用しやすそうなサービスを選ぶのもひとつの方法です。
販売に難しさを感じる場合は、人に譲るのもよいでしょう。インターネットの掲示板を利用すると、引き取り手が見つかる可能性があります。無料で譲るのであれば販売ほど気をつかわずに済み、気楽に譲渡しやすいでしょう。処分にかかる費用を削減できるので、粗大ゴミにするよりコストもかかりません。
長崎市は、掲示板「ジモティー」と提携し、リユース活動を推進しています。近所の人に不用品を譲れるので、最短当日で取引完了できるケースもあります。
長崎市で粗大ゴミの処分を検討している方は、ぜひ長崎市の不用品回収相談所にご相談ください。不用品回収相談所なら、自治体よりもスピーディに対応できることも多く、処理券の購入や粗大ゴミの解体・袋詰めなども必要ありません。手軽に不用品を処分できるため、手間を省きたい方から支持されています。
また、テレビや冷蔵庫などの処理困難物を処分したい場合、軽トラック1台分以上の不用品を捨てたい場合も、業者なら対応可能です。自治体で思うように処分できない方は、ぜひ一度業者に問い合わせてみることをおすすめします。
しかし、業者のなかには、市町村の許可を取得していない無許可の業者も存在します。ホームページに無料と書いてあったはずが、高額な請求をされたケースもあるため、業者選びには細心の注意が必要です。
不用品回収相談所は、市町村の許可を取得した不用品回収業者をご紹介します。お見積もり確定後に追加費用も発生しないので、ぜひお気軽にご相談ください。