三原市の粗大ゴミ（大型ゴミ）の捨て方は？持ち込み処分方法や料金も解説

「三原市では粗大ゴミをどうやって処分すればいい？」
「料金はいくらかかるの？」

とお悩みではありませんか？三原市では、大型ゴミの処分方法として戸別収集や持ち込み処分など、いくつかの選択肢があります。しかし、木製家具は対象外となるなど、注意が必要な点もあります。

本記事では、三原市で大型ゴミを処分する方法や料金について解説します。また、無料で処分できる方法や大型ゴミ以外のゴミの処分方法などもお伝えするので、ぜひご覧ください。

今すぐ三原市で不用品回収を依頼したい場合は「三原市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。市では処分できないものも回収可能な信頼性の高い業者を紹介します。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

三原市が定める粗大ゴミ（大型ゴミ）とは？

三原市では、もやさないゴミで縦・横・高さの合計がおおむね150cm以上のものを大型ゴミとして扱います。この基準は他の自治体と比べてやや独特で、注意が必要です。

主な大型ゴミは以下の通りです。

• スチール机
• 本棚（金属製）
• パイプベッド
• 電化製品
• 自転車
• マッサージ機

重要な点として、木製家具は大型ゴミとして収集されません。木製のタンスやテーブルなどは解体して燃やすゴミとして出すか、清掃工場へ直接持ち込む必要があります。

ソファについては構造で出し方が異なります。

• スプリング入り：市指定場所へ自己搬入、処理費用は市が負担
• 木製主体：大型ゴミでは収集せず、解体して燃やすゴミか清掃工場へ直接搬入
• 金属フレーム等の不燃主体で三辺150cm超：大型ゴミ（予約制）

粗大ゴミ（大型ゴミ）として出せないもの

三原市では、以下のような品目は大型ゴミとして市で収集・処分できないものに指定されています。

なお、ストーブ（ファンヒーターを含む）は大型ゴミではなく不燃物です。

これらの品目は大型ゴミとして出せないため、購入先への相談、メーカーによる回収、専門処理業者への依頼など、それぞれ適切な方法で処分するようにしましょう。

参考：大型ゴミの出し方（三原市）

三原市の粗大ゴミ（大型ゴミ）の処分方法

三原市では、戸別収集、持ち込み処分、不用品回収業者による処分の3つの方法が利用できます。状況に合わせて最適な処分方法を選んでください。

処分方法①：戸別収集

三原市では予約制による戸別収集サービスを実施しています。

手続きの流れ

1. 収集日の1営業日前までに予約をとる
2. 収集日の朝7時30分までに、品目と「予約済」の紙を貼ってゴミステーションに出す
3. 1回あたり3点までが上限

処分方法②：持ち込み処分

自分で直接、大型ゴミを処理施設に持ち込んで処分する方法です。予約不要で受入時間内に搬入できます。

手続きの流れ

1. 受入時間内に本人確認書類を持参して持ち込み
2. 受付で市民（居所）確認を行う
3. 案内表示に従って進み、分別カゴに荷下ろし

家庭ゴミの直接搬入は無料です。一時多量ゴミ（引越しや大掃除など）もこの方法で処分できます。

参考：清掃工場への搬入方法（三原市）

処分方法③：不用品回収業者に依頼

市の収集日程に合わない場合や自力搬出が困難な場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。

不用品回収業者なら市では処分できないものも回収可能で、分別・運搬作業を全て業者が対応してくれます。また、急ぎの場合は即日対応も可能で、営業時間外（早朝・深夜）対応も相談できるため、忙しい方には特に便利です。

「時間がなくて大型ゴミを出せない」「自分では運び出せない重いものがある」という方は、「三原市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。適切な許可を受けた業者をご紹介します。無理な営業はいたしませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

三原市の粗大ゴミ（大型ゴミ）にかかる料金

三原市では、大型ゴミの処分に以下の料金が設定されています。

三原市の大きな特徴は、戸別収集と持ち込み処分がどちらも無料という点です。これは他の自治体と比べて非常に恵まれた条件といえます。

戸別収集では、予約が必要ですが料金はかかりません。持ち込み処分も家庭ゴミであれば無料のため、どちらの方法を選んでも処分費用の心配はありません。ただし、運搬の手間や時間を考慮して選択することが重要です。

特殊品目の処理費用

• スプリング入りソファ・マットレス・マッサージ機：市指定場所への持ち込み
• 処理費用は市が負担（運搬費用は除く）
• 事前に環境施設課（0848-63-1210）への連絡が必要

木製家具を解体して燃やすゴミとして出す場合、もやすゴミ処理券（51円/枚）が必要です。

参考：大型ゴミの出し方について（三原市）

三原市の粗大ゴミ（大型ゴミ）を無料で処分する方法

市の大型ゴミ持ち込みは無料ですが、さらに収入を得る方法や手間を省く方法があります。ここでは、三原市で大型ゴミをより効率的に処分する方法を解説します。

「おいくら」でリユースする

三原市は2024年4月、リユースプラットフォーム「おいくら」を運営する株式会社マーケットエンタープライズと連携協定を締結しました。これにより、不要品を売却して再利用する公式の仕組みが導入されています。

「おいくら」の特徴

• 複数のリサイクルショップの買取価格を一括比較
• 出張買取にも対応（大型家具・家電の搬出不要）
• 手間なく売却が可能

三原市は「処分費用を支払って廃棄する前に売却を検討してほしい」と呼び掛けており、再販できる品物であれば積極的に利用したいサービスです。

フリマアプリやリサイクルショップで売却する

まだ使える家具・家電などは、捨ててしまう前に再利用（リユース）することで処分費をかけずに済む場合があります。メルカリやヤフオクなどのフリマアプリ、地元のリサイクルショップに持ち込んで必要な人に譲渡・販売することで、無料もしくは収入を得て処分することも可能です。

特にまだ新しい家具や使用頻度の少ない家電は、思わぬ高値がつく可能性があります。処分前に一度査定を受けてみることをおすすめします。

解体して小さくする

木製家具については、三原市では大型ゴミとして収集されないため、解体が必要です。解体した木くずは以下の条件で燃やすゴミとして出せます。

解体の条件

• 長さ1m以下
• 直径7cm以下
• 直径40cm以内の束にしてひもで縛る
• もやすゴミ処理券（51円/枚）を貼付

解体後は清掃工場への直接持ち込みも可能で、この場合は無料で受け入れてもらえます。ただし、長さ1m以上または太さ7cm以上の木くずはゴミステーションに出せず、直接搬入もできませんので注意が必要です。

参考：三原市リユース推進事業（三原市）

三原市の粗大ゴミ（大型ゴミ）以外のゴミ分別方法

三原市では細かな分別ルールが設けられています。主な分別区分は以下の通りです。

• もやすゴミ
• 不燃物
• びん・ペットボトル・飲料缶
• 容器包装プラスチック
• 発火性・有害ゴミ
• 紙類
• 布類

もやすゴミ

指定のもやすゴミ袋に入れ、おおむね10kg以内にして出します。袋に入らない場合はもやすゴミ処理券（51円/枚）を貼付けてください。主な例は以下の通りです。

• 生ゴミ・残飯（水分をよく切る）
• 紙おむつ（汚物を取り除く）
• 布類・皮革製品
• 木くず（長さ1m以下・直径7cm以下）
• 食用油（布や紙に染みこませる）

収集方法：戸別収集
収集頻度：週2回

木くずで長さ1m以上または太さ7cm以上のものは収集不可。布団・カーペットはたたんでひもで縛り、処理券を貼って出してください。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

不燃物

透明または中身が透けて見える45L以内の袋に入れ、袋の口をしっかり縛って出してください。主な例は以下の通りです。

• 飲料缶を除く一斗缶・缶詰缶
• スチール机・本棚・パイプベッドなどの金属製家具
• 家電製品（電池を外し、コードを根元から切る）
• ストーブ・ファンヒーター（燃料を抜き、タンクを外す）
• 陶器類・ガラス類

収集方法：戸別収集
収集頻度：月1回

危険物（針・包丁・ガラス片など）は厚紙や段ボールで包み「危険」と明記して出してください。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

びん・ペットボトル・飲料缶

内容物を除き水洗いし、ふたとラベルを取り外したうえで透明または中身の見える袋に入れます。主な例は以下の通りです。

• ガラスびん（調味料、ジャム、化粧品など）
• アルミ缶・スチール缶（飲料缶）
• ペットボトル（飲料用・調味料用）

収集方法：戸別収集
収集頻度：月2回

金属製のふたは不燃物へ、プラスチック製のふたやラベルは容器包装プラスチックへ分別してください。油のペットボトルは燃やすゴミへ出してください。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

容器包装プラスチック

プラスチック容器包装のマークが付いたものを水洗いして透明袋に入れます。主な例は以下の通りです。

• 食品トレイ・発泡スチロールトレー
• ペットボトルのラベル・ふた
• レジ袋・ポリ袋
• カップ麺・ヨーグルト容器
• シャンプーボトル（ふたやポンプを外す）

収集方法：戸別収集
収集頻度：月2回

汚れが落ちないものは燃やすゴミへ出してください。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

発火性・有害ゴミ

4つのカテゴリーに分けて専用袋で出します。主な例は以下の通りです。

• 発火性危険ゴミ（カセットボンベ・ガスライター・スプレー缶）
• 電池類（乾電池・ボタン電池・リチウム電池）
• 電池の外せない小型家電（ゲーム機・電気かみそり・電動歯ブラシ）
• 蛍光灯・電球等

収集方法：専用収集
収集頻度：月1回

電池類は電極を色付きテープで絶縁し、蛍光灯・電球は購入時の箱に入れるか新聞紙で包んで破損防止してください。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

紙類

種類別に分別して紙ひもで縛るか、紙袋に入れて出します。主な例は以下の通りです。

• 新聞紙（折り込みチラシ含む）
• 雑誌・書籍・カタログ
• 段ボール（大きいものは切って束ねる）
• 雑がみ（封筒・包装紙・紙箱など）
• ミックスペーパー（コピー用紙・メモ用紙など）

収集方法：資源ステーション
収集頻度：月2回

地域の集団回収では1kgにつき7円の奨励金が交付されるため、積極的な協力が推奨されています。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

布類

古着・古布を紙袋に入れるか、ひもで縛って出します。主な例は以下の通りです。

• 衣類
• タオル類
• シーツ・カーテン
• 毛布
• その他繊維製品

収集方法：資源ステーション
収集頻度：月2回

汚れたものや濡れたものは燃やすゴミへ出してください。

参考：家庭ゴミ分別ガイド（三原市）

三原市の粗大ゴミ（大型ゴミ）処分なら不用品回収相談所への依頼がおすすめ

本記事では、三原市の大型ゴミの処分方法を解説しました。三原市における大型ゴミの処分方法は、戸別収集や持ち込み処分（家庭ゴミは無料）のほか、不用品回収業者への依頼があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットから考えて、納得のいく処分方法を選んでください。

「手間をかけずに処分したい」「重い家具をまとめて捨てたい」「時間がないので急いで処分したい」という方は、「三原市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。

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