「粗大ゴミはどうやって捨てるの?」
「引っ越しで大量に出た粗大ゴミを処分したい」
とお悩みではありませんか?横浜市では、自治体による戸別収集・持ち込み処分のほか、不用品回収業者への依頼などの方法で粗大ゴミを処分できます。
本記事では、横浜市での粗大ゴミの捨て方や料金について詳しく解説します。処分の申込先や手続きの流れだけでなく、無料で処分できる方法や粗大ゴミ以外のゴミの処分方法などもお伝えするので、ぜひご覧ください。
この記事を読んで分かること
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今すぐ横浜市で不用品回収を依頼したい場合は「横浜市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。自治体の許可を取得した信頼性の高い業者を紹介します。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
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横浜市では、以下のものを粗大ゴミとして扱います。
主な粗大ゴミは以下の通りです。
一部の家電製品は粗大ゴミとして処分できますが、「家電4品目」と呼ばれる家電リサイクル法の対象品目は法に基づいた方法で処分しなければいけません。そのため、家電4品目は自治体で収集できないことを覚えておきましょう。
家電4品目やパソコン、危険物などは、横浜市の粗大ゴミとして出すことができません。処分する際は、販売店や専門の処理業者に依頼してください。粗大ゴミとして出せないものは以下の通りです。
家電リサイクル法対象機器 |
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販売店などで引き取ってもらうもの |
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横浜市では、戸別収集もしくは自己搬入の2つの方法で粗大ゴミを処分できます。どちらの方法も事前の予約が必要なので、余裕をもって申し込みましょう。
また、戸別収集・自己搬入ともに個数が制限されています。戸別収集は9個まで、自己搬入は20個までなので、処分したい粗大ゴミの個数に合わせて処分方法を選ぶとよいでしょう。それぞれの処分方法について詳しく解説します。
戸別収集は、横浜市の職員が自宅前の道路際や集積場所で粗大ゴミを回収する方法です。粗大ゴミを屋外まで運び出す必要はありますが、比較的楽に処分できる方法といえます。
ただし、横浜市の戸別収集は、受付から収集までにおよそ2週間程度かかります。引っ越しなどの予定がある方は、早めに予約をとっておきましょう。
横浜市では申し込み方法が充実しており、以下から利用しやすい申し込み方法を選べます。
申し込み方法を利便性で選ぶなら、24時間対応のLINE・チャット・インターネットがおすすめです。仕事や子育てで忙しい方も、余裕のあるタイミングで申し込めるでしょう。
それぞれの受付は以下の通りです。
インターネット | 横浜市粗大ゴミインターネット受付 |
---|---|
チャット | 粗大ゴミチャットサポート |
LINE | 横浜市LINE公式アカウントについて |
インターネット・チャットから収集を申し込む場合は、手数料の支払いに電子決済を利用できます。他の方法で申し込んでも利用できないため、電子決済を使いたい場合はインターネットかチャットでお申し込みください。利用できる電子決済は以下の通りです。
電話で申し込む場合は、ご利用の電話に応じて以下の電話番号へご連絡ください。
電話番号 | 受付時間 | |
---|---|---|
一般加入電話 | 0570-200-530
(ナビダイヤル) |
月〜土曜日(祝日を含む)
午前8:30〜午後5:00 ※日曜日、12月31日〜1月3日はお休み |
携帯電話やIP電話など (定額制や無料通話を利用する方) |
045-330-3953 |
聴覚・言語に障害のある方だけが利用できるFAXは、以下からお申し込みください。
FAX番号 | 045-550-3599 |
---|---|
記載内容 | 氏名・FAX番号・廃棄する品物の品名・材質・大きさ・個数 |
上記のほか、メールによる問い合わせも受け付けています。メールはあくまで問い合わせ用であり、収集の申し込みはできません。
参考:粗大ゴミの収集をしてほしい(横浜市) / お申込に係る注意事項(横浜市)
申し込み完了後の流れを以下にまとめます。
横浜市では、粗大ゴミを自己搬入することもできます。持ち込み処分の場合も戸別収集と同様に、事前の申し込みや粗大ゴミ収集シールの準備が必要です。
申し込みをしていない場合は搬入できないためご注意ください。また、受付から収集まで2週間程度かかるため、時間に余裕をもって申し込みましょう。
市外からのゴミの持ち込みを防ぐために、運転免許証や車検証を確認されることがあります。自己搬入する場合は、横浜市の住民であることを証明できるようにしておきましょう。
横浜市はリユース(再利用)に積極的に取り組んでいるため、粗大ゴミのなかで状態のよいものはリユースされる可能性があります。廃棄処分を希望する場合は、申し込み時に伝えてください。
自己搬入の申し込みも、戸別収集と同じ問い合わせ先に連絡します。先にお伝えした「戸別収集」の「申込方法」に記載されている情報を参照のうえ、問い合わせてください。
ここでは、申し込みから粗大ゴミ収集シールなどの貼り付けまで完了したあとの工程として、持ち込み方法をお伝えします。
また、横浜市では、粗大ゴミとして出す前に、リユースの検討を推進しています。不用品は粗大ゴミとして持ち込む前に、「ジモティースポット横浜」に持ち込むのもよいでしょう。
ジモティースポット横浜は、まだ使える不用品の引き取りを行っています。予約不要で持ち込めて、無料で引き取ってもらえるので、急いで処分したい方にもおすすめです。
横浜市には持ち込み先となる自己搬入ヤードが4ヶ所あり、「栄ストックヤード」のみ事前予約が不要です。ただし、支払いが現地での電子決済のみとなり、現金や収集シールの利用はできないことをご注意ください。
自己搬入ヤードでは収集シールを取り扱っていません。「栄ストックヤード」以外の3ヶ所を利用する場合は、必ず事前に購入しておきましょう。それぞれの所在地や受付時間は以下の通りです。
施設名 | 所在地 | 受付時間 | 休日 |
---|---|---|---|
鶴見資源化センター | 横浜市鶴見区末広町1-15-1(鶴見工場内) | 9:00~12:00 / 13:00~16:00 | 日曜日、年末年始 |
長坂谷ストックヤード | 横浜市緑区寺山町745-45 | 9:00~12:00 / 13:00~16:00 | 日曜日、年末年始 |
神明台ストックヤード | 横浜市泉区池の谷3949-1(神明台処分地内) | 9:00~12:00 / 13:00~16:00 | 日曜日、年末年始 |
栄ストックヤード | 栄区上郷町1570-1 | 9:00~12:00 / 13:00~16:00 | 日曜日、年末年始 |
リユースを検討している方は、「ジモティースポット横浜」へ持ち込んでください。所在地や受付時間は以下の通りです。
施設名 | 所在地 | 受付時間 | 休日 |
---|---|---|---|
ジモティースポット横浜店 | 神奈川県横浜市瀬谷区二ツ橋町309-1 eモール1階内 | 10:00〜19:00 | なし(年末年始のみ) |
参考:粗大ゴミ自己搬入ヤード(横浜市) / 【栄ストックヤード限定】事前申し込み不要・粗大ゴミの持ち込み(自己搬入)(横浜市)
粗大ゴミを処分するのであれば、不用品回収業者への依頼がおすすめです。大量の粗大ゴミにお困りの方、引っ越しを控えて早く処分したい方も、不用品回収業者に依頼するとスムーズに処分できます。
まずは、業者に直接連絡してください。処分料金の見積もりを頼むと、料金を確認できます。自治体の戸別収集や自己搬入のように粗大ゴミ収集シールを事前に用意する必要もありません。
ただし、費用は業者ごとに異なり、なかには高額請求や不法投棄などを行う悪質な業者に遭遇するケースもあります。被害に遭わないためにも、自治体の許可を取得している不用品回収業者を選びましょう。
横浜市の不用品回収相談所では、市の許可を得た業者をご紹介します。無理な営業はいたしませんので、ぜひお気軽にご相談ください。
横浜市で粗大ゴミの処理にかかる料金は以下の通りです。それぞれの特徴やメリット・デメリットも含めて納得のいく方法を選んでください。
戸別収集 | 1点:200円〜 |
---|---|
持ち込み処分 | 1点:200円〜(戸別収集と同様) |
不用品回収業者に依頼 | 直接見積もり |
戸別収集と持ち込み処分の手数料は、基本的に同額です。処分方法での金額差はありませんが、同じ品目であってもサイズや素材によって手数料が異なる可能性があります。
参考:粗大ゴミ処理手数料表(品目別)(横浜市) / 粗大ゴミの持込みをしたい(自己搬入)(横浜市)
不用品回収業者では、各業者で料金の算出方法が異なるので比較したうえで選択しましょう。なるべく料金を抑えて、不用品回収を依頼したいと考えている方は、無料見積もりを行っている不用品回収相談所にお問い合わせください。粗大ゴミ回収業者に依頼した際の参考料金はこちらをご覧ください。
横浜市の場合、粗大ゴミの処分は基本的に有料です。しかし、処分方法を工夫すれば、お金をかけずに処分することもできます。処分方法の主な例は以下の通りです。
処分方法ごとのメリットやデメリットを詳しく見てみましょう。
粗大ゴミを無料で処分するなら、横浜市が推奨している「ジモティー」に出品するのがおすすめです。ジモティーは登録料・手数料がすべて無料で利用できる地域密着型のインターネット掲示板で、ご近所同士で不用品の譲渡や販売が行われています。
引き渡し方法は自由に交渉できるのも魅力です。取引相手に自宅や自宅の近くまで引き取りに来てもらうと、発送や送料の負担がなく引き渡せるでしょう。
インターネット上への出品を負担に感じる方は、先にご紹介した「ジモティースポット横浜」に持ち込む選択肢もあります。負担に感じにくい方法でリユースすることをおすすめします。
「おいくら」は、一度に複数の買取業者に無料で査定依頼を出せるサービスです。横浜市はおいくらと協定を締結し、不用品のリユースを推進しています。
一括査定できるため要望にあった買取業者を見つけやすくなるのは大きなメリットです。また、複数の業者にまとめて打診するため、スピーディな処分も期待できます。
実際に買取を行う場合も業者のスタッフが自宅まで来てくれるので、自宅から出る必要がありません。不用品がまだ使える古くないものであれば買取が見込めるため、積極的に試したい方法といえます。
状態がよくまだ使えるものであれば、フリマアプリやリサイクルショップで売却するのもよいでしょう。商品として売れると無料で処分できるだけでなく、現金収入を得られます。
リサイクルショップであれば、自宅まで来て無料査定や運び出しまで行ってくれるため、手間も時間もほとんどかかりません。一方、フリマアプリは出品から発送まで基本的に自分でしなければいけないので、手間や時間がかかります。
料金面は見積もりしてみなければ分かりませんが、リサイクルショップでは買取不可のものがリサイクルショップでは売れる場合もあります。状況に応じてサービスを活用するとよいでしょう。
譲り先や買取先を探すことを負担に感じる方は、粗大ゴミを解体して小さくすると集積場所に捨てられる可能性があります。
横浜市の場合は、一番長い辺が30cm以上の金属製品、一番長い辺が50cm以上のプラスチックや木製の製品が粗大ゴミとして扱われるため、このサイズよりも小さくしなければいけません。
粗大ゴミの費用や依頼の負担を減らせるのはメリットですが、解体には手間と道具が必要です。解体作業をするときにけがをするリスクもあるため、負担やデメリットが多いことを理解したうえで判断してください。
ここからは、横浜市の粗大ゴミ以外のゴミを捨てる場合の分別方法を解説します。品目によって分別方法や収集頻度が異なるため、正しい方法を覚えておきましょう。以下が横浜市のゴミ出しのルールです。
品目ごとの分別を行ったうえで、上記のルールを守ってゴミを出してください。
注意しておきたいのが、令和7年4月から実施される分別ルールの変更です。現在は燃やしているゴミのなかにプラスチック製品が多く含まれていますが、これからはプラスチック資源として扱います。
変更の理由は、脱炭素社会の実現に向けて策定された「ヨコハマ プラ5.3計画」を推進するためです。プラスチックゴミを減らすためにも、プラスチックを資源として分別するようにしましょう。
燃やすゴミの収集は週2回行われます。主な例は以下の通りです。
プラスチックのみでできているもので、一番長い辺が50cm未満のものはプラスチック資源として処分してください。
バッテリーを取り外せない小型家電製品は、燃やすゴミと別の袋で燃やすゴミの日に出しましょう。
燃えないゴミは週2回、燃やすゴミと同じ曜日に収集されます。購入時の箱やケース、新聞紙などに包んで、品名を表示して出してください。主な例は以下の通りです。
ガラス・陶器類のなかで一番長い辺が50cm以上のものは、粗大ゴミとして処分します。蛍光灯・電球に関しては、LED(プラスチック製)は燃やすゴミに出してください。
スプレー缶は週2回、燃やすゴミと同じ曜日に収集されます。処分時は中身を出し切り、スプレー缶だけをまとめて袋に入れてください。主な例は以下の通りです。
キャップはプラスチック資源に出しましょう。中身をどうしても出し切れない場合は、各区の資源循環局事務所に相談してください。
乾電池は週2回、燃やすゴミと同じ曜日に収集されます。乾電池だけをまとめて袋に入れて出してください。主な例は以下の通りです。
ボタン電池・小型充電式電池(モバイルバッテリー含む)は対象外です。
ボタン電池は、一般社団法人電池工業会が設置している「ボタン電池回収缶」に入れます。小型充電式電池は、家電量販店や区役所などに設置している「小型充電式電池リサイクルボックス」に入れて処分してください。
プラスチック資源は、週1回収集されます。プラスチック製品とプラスチック製容器包装の2種類に分かれますが、品目を問わず1つの袋でまとめて出して問題ありません。
プラスチック製品(一番長い辺が50cm未満のプラスチックのみでできているもの)は以下の通りです。
プラスチック製容器包装には、プラマークのついた食品の包装やトレー、キャップなどが該当します。
缶・ビン・ペットボトルは、週1回収集されます。缶・ビン・ペットボトルは1つの袋にまとめて入れて問題ありません。
いずれもふたやラベルを外し、中をゆすいでください。そして、缶はつぶさずそのままの形で、ペットボトルはつぶしてから出しましょう。
以下は対象外なので、缶・ビン・ペットボトルに捨てないように気をつけてください。
小さな金属類は、缶・ビン・ペットボトルと同じ曜日に週1回収集されます。細かいもの以外は、袋に入れずに出してください。
金属以外が多く含まれるものは燃やすゴミに出してください。一番長い辺が30cm以上のものは粗大ゴミにします。モバイルバッテリーは専用回収ボックスに入れましょう。
古紙・古布は、お住まいの地域の資源集団回収の実施日に収集されます。回収日は、回収場所の青いステッカーで確認しましょう。品目ごとにまとめて紙紐やビニール紐などでしばって出してください。主な例は以下の通りです。
本記事では、横浜市の粗大ゴミの処分方法について詳しく解説しました。横浜市では、戸別収集・持ち込み処分のほか、不用品回収業者に依頼して粗大ゴミを処分できます。
不用品回収業者なら、大量のゴミやリサイクル対象外の家電にも対応可能なので、自治体では収集の難しい品目もスムーズに処分できます。即日回収や運び出し代行などのメリットもあるので、ぜひ横浜市の不用品回収相談所までご相談ください。
自治体の許可を得た業者を選び、複数の見積もりをとり比較すると、トラブルを回避しやすくなるでしょう。不用品回収相談所では、一般廃棄物収集運搬業許可を取得した業者をご紹介しています。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。