「角田市では粗大ゴミをどうやって処分すればいい?」
「料金はいくらかかるの?」
とお悩みではありませんか?角田市では、粗大ゴミの処分は戸別収集を行っておらず、集積所に出すことができません。Web予約による直接搬入や許可業者への依頼など、限られた方法での処分が必要で、事前に正しい手順を知っておくことが重要です。
本記事では、角田市を含む仙南2市7町の住民向けに、粗大ゴミを処分する方法や料金について詳しく解説します。また、無料で処分できる方法や粗大ゴミ以外のゴミの分別方法などもお伝えするので、ぜひご覧ください。
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この記事を読んで分かること
今すぐ角田市で不用品回収を依頼したい場合は、「角田市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。信頼性の高い業者をご紹介いたします。角田市では処分できないものも回収可能で、見積もりは無料です。
角田市では、指定袋に入らない大きさの家具や電化製品を粗大ゴミとして扱います。粗大ゴミは集積所に出すことができず、必ず直接搬入するか、市の許可を受けた業者に依頼する必要があります。
なお、搬入できるのは角田市・白石市・蔵王町・七ヶ宿町・大河原町・村田町・柴田町・川崎町・丸森町の住民に限られます。
主な粗大ゴミは以下の通りです。
指定袋に入る大きさのものは通常の家庭ゴミとして処理されますので、まずはサイズを確認してください。
角田市では、以下のような品目は粗大ゴミとして市で収集・処分できないものに指定されています。
家電リサイクル法の対象機器 | テレビ(ブラウン管・液晶)、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 |
---|---|
処理困難物(50cc以上) | オートバイ(50cc以上)、自動車部品、LPガスボンベ、コンクリートブロック、瓦 |
危険性のあるもの | 消火器、農薬・劇薬(化学薬品)、石油類、バッテリー |
オートバイは50cc未満のみ搬入可能で、タイヤは仙南リサイクルセンターで受入(別料金)となります。家電リサイクル法対象機器は販売店や指定引取場所、許可業者を利用してください。
角田市では、Web予約による直接搬入と許可業者への依頼の2つの方法で粗大ゴミを処分できます。どちらも有料での処分となります。
自分で直接、粗大ゴミを処理施設に持ち込んで処分する方法です。Web予約が必須で、搬入希望の4時間前までに予約が必要です。
燃やせる粗大ゴミの搬入先
搬入先 | 仙南クリーンセンター |
---|---|
住所 | 角田市毛萱字西ノ入43-11 |
対象品目 | ふとん、じゅうたん、ござ、畳、木製の机・椅子・家具など |
予約サイト | 仙南クリーンセンターゴミ搬入Web予約 |
燃やせない粗大ゴミの搬入先
搬入先 | 仙南リサイクルセンター |
---|---|
住所 | 蔵王町大字平沢字新並124-104 |
対象品目 | 自転車、ファンヒーター、ステレオセット、タイヤ(別料金)など |
予約サイト | 仙南リサイクルセンターゴミ搬入Web予約 |
受付時間・問い合わせ先
手続きの流れ
平日だけでなく祝日や第3日曜日も受付しているため、お仕事で平日が忙しい方にも利用しやすい制度となっています。10kg未満でも10kgとみなして料金が発生しますのでご注意ください。
処理施設への持ち込みが困難な場合や、自力での搬出ができない場合は、市が許可した一般廃棄物収集運搬業者に依頼する方法があります。
許可業者でも取扱可否は品目と業者により異なります(家電リサイクル法対象機器は対応可の業者と不可の業者があります)。危険物・薬品等は法令上不可となりますので、事前に確認が必要です。
重い家具の運び出しから処分まで対応してくれ、急ぎの場合は即日対応も相談できるため、忙しい方には特に便利です。
「自分では運び出せない重いものがある」「時間がなくて処理施設まで持ち込めない」という方は、「角田市の不用品回収相談所」までご相談ください。
角田市では、粗大ゴミの処分に以下の料金が設定されています。
処分方法 | 料金 | 備考 |
---|---|---|
持ち込み処分 | 10kgあたり130円 | 10kg未満でも130円として計算 |
不用品回収業者への依頼 | 業者により異なる | 各業者に直接お問い合わせ |
直接搬入の場合は、処理施設で現金による支払いとなります。お釣りのないよう事前に準備しておくことをおすすめします。
許可業者への依頼の場合は、各業者の料金体系や支払い方法に従います。見積もりを取って比較検討することが大切です。
市の粗大ゴミ処分では有料となりますが、処分方法を工夫すると無料で処分できる可能性があります。ここでは、角田市で粗大ゴミを無料で処分する方法を解説します。
まだ使える家具・家電などは、捨ててしまう前に再利用(リユース)することで処分費をかけずに済む場合があります。角田市を含む仙南地域では、2025年4月10日から処理施設に持ち込まれた粗大ゴミの中から使用可能なものを「メルカリShops」で販売する実証実験が開始されており、リユースが推奨されています。
リサイクルショップに持ち込んだり、フリーマーケットやインターネットのフリマアプリなどで必要な人に譲渡・販売したりすることで、無料もしくは収入を得て処分することも可能です。
特に状態の良い家具や使用頻度の少ない家電は、予想以上の値段がつく可能性があります。処分前に一度査定を受けてみることをおすすめします。
木製家具などを解体して指定袋に入る大きさにすれば、通常の燃やせるゴミとして出すことができます。ただし、金属部品は取り外して「もやせないゴミ」として別途処分し、切断したコード・スイッチパネルは「もやせないゴミ」へ、刃物など危険物は新聞紙で包んで「キケン」と表示する必要があります。
解体には時間と適切な工具が必要になり、安全対策を怠ると事故につながる危険性があります。また、分解後の部材の分別も複雑になるため、時間と労力を考えると、適切な処分料金を支払って処分する方が効率的な場合も多いでしょう。
角田市では細かな分別ルールが設けられています。主な分別区分は以下の通りです。
台所で出る調理くずや残飯などの食品系廃棄物が対象です。水気をよく切ってから黄色の指定袋に入れて出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
収集頻度:週2回
黄色い有料指定袋に入る可燃性のゴミが対象です。生ゴミ以外の燃やせる一般廃棄物を出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
収集頻度:週2回
刃物やガラスなど危険物は新聞紙で包み「キケン」と表示してください。
指定袋に入る陶磁器・ガラス類・金属製品などの不燃物が対象です。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
収集頻度:月2回
刃物やガラスは新聞紙で包み「キケン」と表示して出してください。切断したコード・スイッチパネルも「もやせないゴミ」として出してください。
リサイクル可能な紙類で、種類別に分別して資源ステーションに出します。紙ひもで縛るか、紙袋に入れて出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:資源ステーション
収集頻度:月2回
上記の紙類以外でリサイクル可能な雑多な紙類をまとめて出す区分です。紙袋に入れるか紙ひもで縛って出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:資源ステーション
収集頻度:月2回
感熱紙(レシート)、加工紙、シール台紙、写真などは資源化できないため、もやせるゴミとして出してください。
金属類を材質別に分別して出します。缶類は中をすすいでから出してください。スプレー缶・カセットボンベも「缶」の資源ゴミとして出します。主な例は以下の通りです。
収集方法:資源ステーション
収集頻度:月2回
スプレー缶・カセットボンベは必ず中身を使い切って穴をあけてから出してください。缶はつぶさないで出してください。
色別に分別してキャップとラベルを取り除いて出します。中をすすいで汚れを取り除いてください。主な例は以下の通りです。
収集方法:資源ステーション
収集頻度:月2回
金属製キャップはもやせないゴミ、プラスチック製キャップとラベルは容器包装プラスチックとして出してください。
「プラ」マークが付いた商品包装や容器が対象です。中身を使い切り、きれいに洗ってから資源ゴミ袋に入れて出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集・資源ステーション
収集頻度:週1回
汚れが落ちないものは燃やせるゴミとして出してください。
「プラ」マークがないプラスチック製品が対象です。商品そのもののプラスチック製品を出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集・資源ステーション
収集頻度:週1回
資源ゴミ袋に入らない大きさのものは仙南クリーンセンターへ直接持ち込んでください。
有害物質を含むため専用回収となります。透明な袋に入れて回収ボックスに出してください。主な例は以下の通りです。
収集方法:専用回収ボックス
設置場所:市役所、各自治センターなど
スプレー缶・カセットボンベは回収ボックスには入れず、「缶」の資源ゴミとして出してください。
家庭で使用済みの植物性食用油が対象です。ペットボトル等に入れて拠点回収ステーションへ持ち込んでください。主な例は以下の通りです。
回収場所:角田市役所東庁舎玄関南側、各自治センター
回収時間:開庁・開館時間内
ラードやバター、エンジンオイルなどは回収できません。
本記事では、角田市の粗大ゴミの処分方法を解説しました。角田市における粗大ゴミの処分は、戸別収集がなくWeb予約による直接搬入か許可業者への依頼が必要です。それぞれの特徴やメリット・デメリットを理解して、状況に適した処分方法を選んでください。
「重い家具を自分で運び出せない」「処理施設まで持ち込む時間がない」「急いで処分したい」という方は、「角田市の不用品回収相談所」にご相談ください。
自治体の許可を得た不用品回収業者をピックアップし、それぞれの見積もり比較することによって、悪質業者による被害のリスクも回避できます。不用品回収相談所では、一般廃棄物収集運搬業許可を取得した業者をご紹介しています。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。