「久留米市で粗大ゴミをどうやって出せばいいの?」
「古いタンスや自転車を処分したいけど、重くて運べない…」
とお困りではありませんか?久留米市では、粗大ゴミの処分方法として事前申込制の戸別収集やクリーンセンターへの持ち込み処分など、いくつかの選択肢が用意されています。しかし、申込方法や手数料、処分できないものもあるなど、注意すべき点があります。
本記事では、久留米市で粗大ゴミを処分する具体的な方法や料金について詳しく解説します。また、費用をかけずに処分できる方法や粗大ゴミ以外のゴミの分別ルールなどもお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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この記事を読んで分かること
今すぐ久留米市で不用品回収を依頼したい場合は、「久留米市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。市では処分できないものも回収可能な許可業者を選べば安心です。見積もりは無料ですので、ぜひお気軽にご相談ください。
久留米市では、家庭用指定袋に入らない大きさの家庭ゴミを粗大ゴミとして扱います。家具や電化製品、自転車など大型のものが対象となり、素材によって以下の3種類に分類されます。
主な粗大ゴミの例は以下の通りです。
粗大ゴミは事前申込制での戸別収集となり、粗大ゴミ処理券(ステッカー)の購入が必要です。申込は電話(0942-37-3383)、Web、LINEのいずれかで行い、収集日の1週間前までに手続きを済ませてください。
久留米市では、以下のような品目は粗大ゴミとして市で収集・処分できません。
家電リサイクル法の対象機器 | テレビ、エアコン、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機 |
---|---|
リサイクル対象 | パソコン本体、ディスプレイ |
危険物・有害物 | ガスボンベ、消火器、バッテリー、塗料缶(中身入り) |
建築・土木関連 | コンクリートブロック、瓦、土砂、建築資材 |
処理困難物 | ピアノ、金庫、タイヤ、バイク |
事業系ゴミ | 店舗の什器、業務用機器 |
これらの品目は購入店への引き取り依頼、メーカーによる回収、専門処理業者への依頼など、それぞれ適切な方法で処分する必要があります。特に家電リサイクル法対象品は、家電量販店や市が指定する回収ルートを利用しましょう。
久留米市では、事前申込による戸別収集と自己搬入による持ち込み処分、そして民間の不用品回収業者への依頼という3つの処分方法があります。ご自身の状況に合った方法を選んでください。
久留米市では事前申込制で粗大ゴミの戸別収集を実施しています。
申込方法 | 電話・Web・LINE |
---|---|
電話番号 | 0942-37-3383 |
受付時間 | 月~金曜日 8:30~17:15(祝日・年末年始除く) |
申込期限 | 収集日の1週間前まで |
収集個数 | 1回につき5点まで |
手続きの流れ
Web申込やLINE申込でクレジットカード決済した場合は、ステッカーではなく受付番号を粗大ゴミに記入します。収集時の立ち会いは不要ですが、持ち出しサービスを利用する場合は立ち会いが必要です。
収集日は地区ごとのゴミカレンダーに記載されているため、事前に確認しておきましょう。
自分で直接クリーンセンターに粗大ゴミを持ち込んで処分する方法です。久留米市には2つの処理施設があります。
施設名 | 対象品目 | 受付時間 | 休業日 |
---|---|---|---|
上津クリーンセンター | 燃やせるゴミ、可燃性粗大ゴミ(木製家具など) | 月~土曜日 8:30~17:00 | 日曜日、年始(1/1〜1/3) |
宮ノ陣クリーンセンター | 燃やせるゴミ、燃やせないゴミ、資源物(不燃性・金属製粗大ゴミなど) | 月~土曜日 8:30~17:00 | 日曜日、年始(1/1〜1/3) |
手続きの流れ
処理手数料は重量制で10kgごとに150円(家庭ゴミ)です。自分で運搬できる方や大量の粗大ゴミを一度に処分したい場合に適していますが、混雑時は待ち時間が発生することもあります。
市の収集日程に合わない場合や、自力での運び出しが困難な場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。
不用品回収業者なら市では処分できないものも回収可能で、分別や運搬作業をすべて業者が対応してくれます。また、急ぎの場合は即日対応も可能で、早朝や夜間の対応も相談できるため、お忙しい方やご高齢の方には特に便利です。
「収集日まで待てない」「重い家具を自分では運べない」「まとめて処分したい」という方は、「久留米市の不用品回収相談所」へぜひご相談ください。町の許可を受けた信頼できる業者をご紹介します。
久留米市の粗大ゴミ処分には、方法によって異なる料金がかかります。
処分方法 | 料金体系 |
---|---|
戸別収集 | 品目ごとに310円・630円・1,270円 |
持ち出しサービス | 1品につき630円(戸別収集の手数料に追加) |
持ち込み処分 | 10kgごと150円(家庭ゴミ) |
不用品回収業者 | 業者により異なる |
粗大ゴミ処理券は品目によって3種類の料金区分があります。
詳しい品目別料金は市の「粗大ごみステッカー料金一覧表」で確認できます。
ひとり暮らしなどで粗大ゴミを玄関先まで出せない場合、1品につき630円の追加料金で作業員が家の中から運び出してくれるサービスがあります。このサービスを利用する場合は立ち会いが必要で、処理手数料と持ち出しサービス分のステッカーは粗大ゴミに貼らず、作業員に直接手渡してください。
市の戸別収集や持ち込み処分は有料ですが、工夫次第で費用をかけずに処分できる可能性があります。
久留米市では、不用品を捨てる前に売却や譲渡することでゴミ減量と費用削減につなげることを推奨しています。まだ使える家具や家電は、リユース(再使用)を検討しましょう。
市が紹介しているリユースサービス
特に状態の良い家具や比較的新しい家電は、思わぬ高値がつく可能性があります。処分費用がかからないだけでなく、収入を得られることもあるため、捨てる前に一度査定を受けてみることをおすすめします。
市が紹介するサービス以外にも、メルカリなどのフリマアプリやリサイクルショップへの持ち込みで値が付く場合があります。
ただし、大型品は梱包や発送が難しいため、「直接引き取り限定」で出品するか、出張買取サービスを利用するのが現実的です。近隣のリサイクルショップに直接持ち込むことで、その場で査定・買取してもらえることもあります。
粗大ゴミでも、家庭用指定袋に入る大きさまで解体すれば、通常の家庭ゴミとして出せます。たとえば、木製家具をノコギリで切断して45L袋に入る程度の大きさにすれば、燃やせるゴミとして収集してもらえます。
ただし、解体には時間と適切な工具が必要で、安全対策を怠るとケガにつながる危険性があります。金属部分やガラス部分は別途分別が必要ですし、重量のある家電製品は解体よりも適正処理を推奨します。
時間と労力を考えると、適切な手数料を支払って処分する方が効率的な場合も多いでしょう。無理な解体は避け、ご自身の体力や時間に合った処分方法を選んでください。
久留米市では細かな分別ルールが設けられています。主な分別区分を理解して、正しくゴミを出しましょう。主な分別区分は以下の通りです。
生ゴミ、紙くず、革製品、ゴム製品、布類、プラスチック製品などが対象です。市指定の黄色いゴミ袋(大30L・小18L・特小8L)に入れて、週2回の収集日に出します。
主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
収集頻度:週2回(地区のゴミカレンダー参照)
陶器、ガラス製品、小型の金属類などが対象です。こちらも黄色い指定袋に入れて、月1回の収集日に出します。割れたガラスは新聞紙などで包み、「キケン」と表示してください。
主な例は以下の通りです。
収集方法:戸別収集
収集頻度:月1回
蛍光管、乾電池、水銀体温計、鏡は有害ゴミとして分別収集されます。透明な袋に入れて、燃やせるゴミの日または資源物の日に出します。それぞれ種類ごとに袋を分けてください。
蛍光管は購入時のケースに入れるか、新聞紙で包んで出します。ボタン電池や充電式電池は家電店の回収ボックスを利用してください。
収集方法:透明袋で戸別収集
収集頻度:月2回程度
プラマークが付いた食品や日用品の容器包装類が対象です。お菓子の袋、カップ麺の容器、ペットボトルのキャップとラベル、発泡トレイなどを、中身を使い切り軽く汚れを落としてから、透明または半透明の袋にまとめて出します。
汚れが落ちないものや、プラ製品そのもの(おもちゃ等)は燃やせるゴミへ出してください。
収集方法:透明袋で集積所回収
収集頻度:月2回
やかん、鍋、フライパン、包丁など80%以上が金属製で、指定袋に入る大きさ(概ね30cm以下)のものが対象です。月2回の資源物収集日に、集積所に設置される緑色の専用コンテナに直接投入します。
スプレー缶やカセットボンベも中身を使い切れば小金属として出せます(穴あけ不要)。
収集方法:専用コンテナ
収集頻度:月2回
飲料や食品の空き缶(アルミ缶・スチール缶)が対象です。中を水ですすぎ、アルミ缶は踏み潰してから、月2回の資源物収集日に集積所の専用網袋またはコンテナに入れます。
収集方法:専用網袋またはコンテナ
収集頻度:月2回
飲食用のガラス瓶を色別に分けて出します。
中を軽くすすいで、月2回の収集日に青色のビン専用コンテナに入れます。化粧品瓶やガラスコップ、耐熱ガラスは材質が異なるため燃やせないゴミへ出してください。
収集方法:専用コンテナ
収集頻度:月2回
PETマークが付いた飲料・酒類のペットボトルが対象です。キャップとラベルを外し(容器包装プラへ)、本体のみを透明なペットボトル専用袋に入れて出します。
収集方法:専用袋
収集頻度:週1回または月2回(地域により異なる)
新聞、雑誌、ダンボール、紙パック、布類を種類ごとに分けて、十字に紐で縛って出します。
雨天時は紙が濡れてリサイクルできないため、次回まで保管してください。
収集方法:紐で縛って集積所回収
収集頻度:月2回
本記事では、久留米市の粗大ゴミの処分方法を解説しました。久留米市における粗大ゴミの処分方法は、事前申込による戸別収集や持ち込み処分のほか、不用品回収業者への依頼があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットを考えて、ご自身に合った処分方法を選んでください。
「収集日まで待てない」「重い家具を運べない」「まとめて処分したい」という方は、「久留米市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。
適切な許可を得た業者を選び、複数の見積もりを比較することで、悪質業者による被害のリスクも回避できます。一般廃棄物収集運搬業許可を取得した業者なら安心です。見積もりは無料なので、ぜひお気軽に電話、メールにてお問い合わせください。