南アルプス市の粗大ゴミの捨て方は？持ち込みの処分方法や料金も解説

「南アルプス市では粗大ゴミをどうやって処分すればいい？」
「どうすれば回収してもらえるの？」

とお悩みではありませんか？南アルプス市では、粗大ゴミの処分方法として地区ごとの収集日に出す方法や資源回収センターへの持ち込みなど、いくつかの選択肢があります。

本記事では、南アルプス市で粗大ゴミを処分する方法や料金について解説します。また、無料で処分できる方法や粗大ゴミ以外のゴミの処分方法などもお伝えするので、ぜひご覧ください。

今すぐ南アルプス市で不用品回収を依頼したい場合は「南アルプス市の不用品回収相談所」にお問い合わせください。市の許可を受けた信頼性の高い業者を紹介します。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。

南アルプス市が定める粗大ゴミとは？

南アルプス市では、市指定のゴミ袋やコンテナに入らない大きなゴミを粗大ゴミとして扱います。たとえば、家庭から出る大型家具や寝具類、大型のプラスチック製品や金属製品、家電製品などが該当します。

• 家具類（タンス・本棚・椅子・テーブル・ベッドなど）
• 寝具類（布団・毛布・カーペット・カーテン・マットレスなど）
• 大型プラスチック製品（大型ポリタンク・衣装ケース・クーラーボックスなど）
• 大型金属類（自転車・ガスレンジ・スチール棚・石油ストーブなど）

なお、粗大ゴミを出す際には、木やプラスチックなど燃える部分と金属やスプリングなど燃えない部分とをあらかじめ分解・分別しておく必要があります。組み立て家具等でガラス板が付いているものはガラスを外し、パイプ椅子のように布と金属でできているものは素材ごとに切り離してください。

また、市指定袋・コンテナに入る大きさのものは粗大ゴミではなく、通常の家庭ゴミとして処理されますのでご注意ください。

粗大ゴミとして出せないもの

南アルプス市では、以下のような品目は粗大ゴミとして市で収集・処分できないものに指定されています。

これらの品目は粗大ゴミとして出せないため、購入先への相談、メーカー等による回収、専門処理業者への依頼など、それぞれ適切な専門ルートで処分するようにしましょう。

参考：家庭ごみの分け方・出し方（南アルプス市）

南アルプス市の粗大ゴミの処分方法

南アルプス市では、地区ごとの収集日に出す方法と資源回収センターへの持ち込み処分の2つの方法に加えて、不用品回収業者による処分も可能です。状況にあった処分方法を選んでください。

処分方法①：地域指定場所への持ち込み

南アルプス市では個別訪問による粗大ゴミ収集（いわゆる戸別収集）ではなく、地域ごとに決められた粗大ゴミ収集日に、指定場所へ持ち込む方式をとっています。各地区の粗大ゴミ収集日程は「ゴミ収集カレンダー」で案内されており、その日に合わせて自治会等で定められた収集会場（ゴミ集積所など）へ粗大ゴミを搬出します。

収集日当日の朝8時までに粗大ゴミに1点ずつ品目を分けて出してください。申し込みは特に不要ですが、有料ゴミに該当する品目については事前手続きが必要になります。

粗大ゴミを出す際は前述のとおり必ず素材ごとに分別解体し、可燃素材（木・布・プラスチック等）と不燃素材（金属・ガラス等）に分けてください。たとえば、ベッドやソファーは中に組み込まれたスプリング（金属部分）を外し、鏡付きのタンスやガラス棚はガラス板を取り外します。

タイヤや大型楽器などの有料ゴミに該当するものを出す場合は、収集日前に市役所環境課または各支所窓口で処理手数料を支払い、「引換券（領収書）」を受け取ってください。引換券は粗大ゴミ収集日に品物と一緒に提出する必要があります。

参考：有料になるごみの分け方出し方（南アルプス市）

処分方法②：持ち込み処分

自分で直接、粗大ゴミを処理施設に持ち込んで処分する方法です。南アルプス市内には南部・北部・中部の3か所に「資源回収センター」が設置されており、家庭ゴミの自己搬入拠点として利用できます。土日を含め決まった曜日に開設しているため、休日を利用して家庭内の不用物を一度に「まとめ出し」できる利便性の高い施設です。

利用にあたって事前予約は不要ですが、南アルプス市民以外は利用できません（受付で運転免許証等により市内在住を確認されます）。また事業活動に伴う廃棄物は持ち込めません。

資源回収センターでは、家庭から出た可燃粗大ゴミ（布団・木製品など）および不燃粗大ゴミ（鉄くず・自転車・コード類など）のほとんどを受け入れています。ただし、前述のテレビ・冷蔵庫・洗濯機・乾燥機・エアコンの4品目は持ち込みできません。

また、粗大ゴミや多量ゴミを処分したい場合、市外ですが南アルプス市が加入する中巨摩地区事務組合清掃センター（中央市一町畑1189）に直接持ち込むこともできます。こちらは10kgあたり157円の処理手数料がかかります。

参考：南アルプス市資源回収センター（南アルプス市）

処分方法③：不用品回収業者に依頼

市の収集日程に合わない場合や自力搬出が困難な場合は、民間の不用品回収業者に依頼する方法もあります。依頼者自身の責任で業者と契約する形になります。

市としては、不用品回収業者を利用する際は必ず一般廃棄物収集運搬の許可業者（正式な許可を受けた業者）に依頼するよう呼びかけています。無許可の違法回収業者に引き渡すと不法投棄などトラブルの原因となるためです。

「時間がなくて粗大ゴミを出せない」「自分で運べないほど大量のゴミがある」という方は、南アルプス市の不用品回収相談所にお問い合わせください。市の許可を受けた業者をご紹介します。無理な営業はいたしませんので、ぜひお気軽にご相談ください。

南アルプス市の粗大ゴミにかかる料金

南アルプス市では、一般家庭から出る粗大ゴミのうち特定の大型品目7種について処分手数料（有料ゴミ処理券代）が定められています。それ以外の粗大ゴミは基本的に無料で収集・処分しています。

これら有料粗大ゴミを処分する際には、事前に市役所環境課または各支所の窓口サービスセンターで手数料を支払い、「有料ゴミ処理券（引換券）」を受け取ります。処理券は粗大ゴミ収集日に粗大ゴミと一緒に提出するか、資源回収センターへ持ち込み時に係員に渡します。

上記以外の家具類・生活用品の粗大ゴミは無料で回収しています。ただし、資源回収センターへ直接持ち込まず、清掃センターへ持ち込む場合は重量制の手数料がかかりますのでご注意ください。

参考：有料になるごみの分け方出し方（南アルプス市）

不用品回収業者では、各業者で料金の算出方法が異なるので比較したうえで選択しましょう。なるべく料金を抑えて、不用品回収を依頼したいと考えている方は、無料見積もりを行っている不用品回収相談所にお問い合わせください。粗大ゴミ回収業者に依頼した際の参考料金はこちらをご覧ください。

南アルプス市の粗大ゴミを無料で処分する方法

市の粗大ゴミ収集では一部有料品目もありますが、処分方法を工夫すると無料で処分できる可能性があります。

• フリマアプリで売却する
• 解体して小さくする

フリマアプリで売却する

まだ使える家具・家電や衣類などは、捨ててしまう前に再利用（リユース）することで処分費をかけずに済む場合があります。リサイクルショップに持ち込んだり、フリーマーケットやインターネットのフリマアプリなどで必要な人に譲渡・販売したりすることで、無料もしくは収入を得て処分することも可能です。

特に大型家具やベビー用品などは欲しい人に譲れば、自分も相手も得をし、ゴミも減らせるので一石三鳥と言えます。ただし、動作しない家電や破損した家具は無理に売らず、適切にリサイクルしましょう。

解体して小さくする

粗大ゴミに該当する大型ゴミであっても、分解・解体して市指定袋またはコンテナに入る大きさにすれば、通常の家庭ゴミ（可燃ゴミ・不燃ゴミ）として処分することが可能です。南アルプス市では「指定袋・コンテナに入るゴミは粗大ゴミとして収集しない」と明記されています。

ただし、解体する際の注意として、以下の点に気を付けてください。

• 素材ごとに分別：木材部分と金属ネジ類が混ざったままでは処理できないので、取り外せる金属部品は外し、不燃ゴミとして別途出します。
• 袋やコンテナに収まる大きさ：南アルプス市の指定ゴミ袋やコンテナに入る寸法まで切断してください。
• 安全対策：ガラス板や割れた破片などは新聞紙などで包んでケガ防止し、不燃ゴミへ出しましょう。

解体は手間や道具がかかるため、基本的にはあまり推奨しない方法です。解体する場合は、けがのトラブルなどがないようにご注意ください。

南アルプス市の粗大ゴミ以外のゴミ分別方法

南アルプス市の家庭ゴミルールでは、粗大ゴミ以外のゴミは大きく3つに分類されます。

• 可燃ゴミ
• 不燃ゴミ
• 資源ゴミ
• 蛍光灯・電池
• 水銀使用廃棄物
• スプレー缶・カセットボンベ・ライター

ゴミを捨てる際には指定の袋などを使用し、回収日の決められた時間までに出しましょう。

参考：家庭ごみの分け方・出し方（南アルプス市）

可燃ゴミ

台所ゴミ（生ゴミ）、紙くず・ティッシュ類、革・ゴム類、布類、プラスチック製品（容器包装以外）や小さな木片など、燃やせる素材のゴミが該当します。市指定の可燃ゴミ袋（有料の指定袋）に入れ、袋の表面に居住地区名と氏名を記入して、決められた収集日の朝8時までに地域のゴミステーションへ出します。

収集日は地区ごとに週2回程度設定されており、「ゴミ収集カレンダー」で確認できます。長いもの（例：ホースなど）は処理施設で機械に絡まる恐れがあるため50cm以下に切って袋に入れます。

不燃ゴミ

金属類、ガラス・陶器類、小型家電製品、電球・陶器類など燃やせない素材の家庭ゴミです。市指定の不燃ゴミ用コンテナに入れて、月1～2回程度の不燃ゴミ収集日に出します。

割れたガラスや刃物など危険なものは紙や布で包んでからコンテナに入れてください。家電製品を不燃ゴミに出す際は中の電池を必ず外してください。また電気コード類は各資源回収センターで分別収集をして、鉄・アルミなどを選別し資源として再利用しているため、できれば根本から切ってリサイクルに協力しましょう。

資源ゴミ

資源回収可能な缶・びん・ペットボトル・発泡トレイ・紙類・プラスチック容器包装などが該当します。資源ゴミは種類ごとに分別し、指定の収集日に出します。出す前に中身を空にして水洗いし、よく乾かしてから出す必要があります。

汚れが落ちないもの（油汚れのひどい容器など）は資源ゴミに出せず、可燃ゴミか不燃ゴミに出します。資源ゴミ収集も朝8時までに出し、カラス除けネット等がある場合はきちんとかけてください。

蛍光灯・電池

南アルプス市では、使用済み蛍光管（直管・丸形・電球型蛍光灯）および乾電池類の分別回収を実施しています。従来これらは不燃ゴミとして埋立処分していましたが、微量ながら有害な水銀や金属を含むため、市民の協力で資源回収センター等で別途回収し、リサイクルや安全な処理を行っています。

蛍光灯は絶対に割らずにそのまま回収に出してください。回収方法は、市内の各資源回収センターに開設日の営業時間内に持ち込むか、市役所環境課・各窓口サービスセンターにて毎週水曜日に受け付けています。

水銀使用廃棄物

水銀を使用した体温計・温度計・血圧計などは、一般ゴミに混ぜず資源回収センターで個別回収しています。これらが廃棄され水銀が環境中に放出されると生態系を通じて人の健康にも影響が及ぶ恐れがあるため、市では安全な環境づくりの一環として回収を呼びかけています。

スプレー缶・カセットボンベ・ライター

これらは内部に可燃性ガスを含むため、以前は中身を使い切って穴を開け、不燃ゴミとして出すルールでした。しかし処理施設内での爆発事故が発生したことを受け、南アルプス市では2019年4月1日より収集方法を変更しています。

現在は、市民の方に穴を開けずそのまま出していただき、専用設備で安全に処理する方式に切り替わりました。具体的な出し方は、スプレー缶・カセットボンベ・使い捨てライターいずれも中身を完全に使い切ったうえで、中身が空の状態で資源回収センターに持ち込むか、または市役所環境課・各窓口サービスセンターの毎週水曜日の回収受付に出してください。

南アルプス市の粗大ゴミ処分なら不用品回収相談所への依頼がおすすめ

本記事では、南アルプス市の粗大ゴミの処分方法を解説しました。南アルプス市における粗大ゴミの処分方法は、地区ごとの収集日に指定場所へ持ち込む方法や資源回収センターへの持ち込み処分のほか、不用品回収業者への依頼があります。それぞれの特徴やメリット・デメリットから考えて、納得のいく処分方法を選んでください。

「手間をかけずに処分したい」「粗大ゴミをまとめて捨てたい」という方は、南アルプス市の不用品回収相談所にお問い合わせください。

不用品回収相談所では、一般廃棄物収集運搬業許可を取得した信頼のおける業者をご紹介しています。見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。