エアコンや電子レンジ、食器棚などの粗大ゴミは、通常の地域のゴミ出しで処分することができません。山形市で粗大ゴミを処分する方法には、戸別回収・持ち込み・不用品回収業者への依頼の3つがあります。これらの処分方法には、メリットとデメリットがあるため、自分にあった方法を選択することが大切です。
また、粗大ゴミをできるだけ早く処分したい場合は、不用品回収業者へ依頼するのがおすすめです。山形市の不用品回収相談所では、信頼性の高い事業者を紹介しております。問い合わせは無料なので、ぜひお気軽にご相談ください。
以下の記事では、山形市でおすすめ業者をご紹介しています。こちらもぜひ参考にしてください。
関連記事 | こちらの記事もチェック!
この記事を読んで分かること
山形市の粗大ゴミは、基本的に「1辺の長さが1m以上1.8m未満、重さ80kg以下のもの」が該当します。このサイズに該当しない場合は、一部の品目を除き、市では処理ができません。
具体的には、以下の品目が粗大ゴミに該当します。
ただし、以下に関しては、サイズに関わらず粗大ゴミとして処分することが可能です。具体的には、以下の品目が該当します。
以下は、粗大ゴミとして処分できません。販売店や専門の処理業者に依頼しましょう。
家電リサイクル対象品 |
|
---|---|
家庭系パソコン |
|
危険性のあるもの |
|
引火性のあるもの |
|
感染性のあるもの |
|
その他 |
|
参考:リサイクル対象品や処理困難物などの集積所に出せないごみ(山形市)
ここからは、山形市の粗大ゴミの処分方法を3つ紹介します。事前準備が必要な場合もあるため、しっかり確認しましょう。
戸別収集とは自宅付近にゴミを出して、職員が収集する方法です。戸別回収を依頼する手順は以下の通りです。なお、戸別収集の場合は、1回あたり1家庭3点まで収集可能です。
1.戸別収集を申し込む
粗大ゴミ収集受付センターに電話をして、収集日を決めます。連絡先や受付時間は以下の通りです。
電話番号 | 023-686-5565 |
---|---|
受付時間 | 月曜日~金曜日(祝日も受付可能)
9:00~16:00 |
2.証紙を貼り付ける
スーパーやホームセンターなどで、粗大ゴミ用証紙を購入します。粗大ゴミ用証紙は1枚500円です。粗大ゴミの種類によって、料金が変わるため注意しましょう。
購入した証紙に、電話申し込み時の受付番号を書き、粗大ゴミに貼り付けてください。
3.粗大ゴミを出す
指定日の8:00までに、自宅前に粗大ゴミを出しましょう。マンションなど集合住宅の場合は、道路に面した分かりやすい場所に出してください。
粗大ゴミを指定の処理場へ自分で搬入することもできます。山形市の粗大ゴミを処分できる場所は、3箇所あります。それぞれの場所や受付日時は以下の通りです。
所在地 | 山形市大字漆山字中川原3372 |
---|---|
電話番号 | 023-686-6025 |
受付時間 | 月曜日~金曜日9:00~16:00
土曜日9:00~12:00 ※祝日も受付可能。ただし、日曜日や1月1日~3日は休み。 |
持ち込めるゴミの種類 |
|
所在地 | 上山市川口字五反田854番1 |
---|---|
電話番号 | 023-672-2711 |
受付時間 | 月曜日~金曜日9:00~16:00
土曜日9:00~12:00 ※祝日も受付可能。ただし、日曜日や1月1日~3日は休み。 |
持ち込めるゴミの種類 |
|
所在地 | 山形市大字漆山字中川原4019番地7 |
---|---|
電話番号 | 023-687-2040 |
受付時間 | 月曜日~金曜日9:00~16:00
土曜日9:00~12:00 ※祝日も受付可能。ただし、日曜日や1月1日~3日は休み。 |
持ち込めるゴミの種類 |
|
民間の不用品回収業者に依頼して、粗大ゴミを処分することもできます。粗大ゴミの量が多い場合や、自宅の外に持ち出すことができない場合は、不用品回収業者に依頼するほうがいいでしょう。専門のスタッフが自宅に伺い、スピーディーに不用品を運び出します。
不用品回収業者はさまざまありますが、まずは山形市の不用品回収相談所に相談するのがおすすめです。不用品回収相談所では、市町村の許可を得た信頼性の高い業者を紹介します。お客様の要望をふまえて、条件にマッチする1社を選定しますので、ぜひご相談ください。
粗大ゴミの処分にかかる料金は、処分方法によって異なります。ここからは、それぞれの方法にかかる料金をまとめて紹介します。
戸別収集で処分する場合 | 500~2,000円がかかります。
品目によって異なるため、山形市ホームページで確認しましょう。 |
---|---|
処理場への持ち込みで処分する場合 | 10kgまでごとに140円がかかります。
ただし、小動物の死体は1体3,000円、水銀含有ゴミは1kgにつき250円です。 |
不用品回収業者に依頼する場合 | 業者によって異なります。 |
参考:ごみを自分で搬入するときは(山形市)/粗大ごみの出し方(山形市)
まだ使える粗大ゴミであれば、捨てるのではなく、リユースして片付ける方法もあります。それぞれの方法を見ていきましょう。
不用品の画像や簡単な説明、価格をサイトに公開し、買い手を見つける方法です。フリマサイトなら全国からアクセスできるため、少数の人しか欲しがらないようなものでも、買い手がつく可能性があります。
無料で人に譲りたい、直接不用品を渡したい、という場合は掲示板で引き取り手を募集するといいでしょう。自宅付近まで不用品を取りに来てくれる場合もあるため、手間をかけずに処分したいときにおすすめです。
ここからは、山形市の粗大ゴミ以外の家庭ゴミの分別方法について見ていきます。山形市は比較的、細かく処分方法が規定されているので、しっかり確認しましょう。
山形市の燃やせるゴミには、主に以下が該当します。
燃やせるゴミは、赤い文字の入った指定の有料袋に入れて出しましょう。
参考:ごみの出し方(山形市)
山形市の「ビン・カン(資源物)」には主に以下が該当します。
「ビン・カン(資源物)」は、無色透明の袋に入れて出しましょう。
参考:ごみの出し方(山形市)
山形市で処分できる「スプレー缶・カセットボンベ」には主に以下が該当します。
上記は無色透明の袋に入れて出しましょう。またゴミに出す際は、中身を使い切り、穴を開けずに処分してください。
参考:ごみの出し方(山形市)
清涼飲料類やしょうゆ、酒類などの容器でペットボトルマークのついているものが該当します。中を軽くすすいでから、ゴミに出しましょう。
なお、キャップやラベルは、プラスチック類に該当します。また、食品油やドレッシングなどのボトルや、切ったり色を塗ったりしたものは燃やせるゴミに出してください。
参考:ごみの出し方(山形市)
複合素材で小さいもの、金属類、小型の廃家電・家具類などで一辺の長さが1m未満のものが該当します。
これらは青い文字の入った、指定の有料袋に入れて出しましょう。袋に入らない場合は、1品につき共通収集シール1枚を貼ります。共通収集シールは、山形市より指定を受けた小売店にて1枚60円で購入可能です。
参考:ごみの出し方(山形市)
山形市のプラスチック類には主に以下が該当します。
プラスチック類は黄色い文字の入った指定の有料袋に入れて出しましょう。
また、ふたが金属製の場合は、外して「雑貨品・小型廃家電類」として処分します。ビデオテープやカセットテープは合わせて、1袋に3本まで出すことが可能です。
参考:ごみの出し方(山形市)
水銀含有ゴミには以下が該当します。
「電池類」「水銀体温計と鏡」「蛍光管」に分け、無色透明の袋に入れて処分しましょう。ただし鏡は、枠がある場合「雑貨品・小型廃家電類」として処分する必要があります。
参考:ごみの出し方(山形市)
山形市の埋立ゴミには、主に以下が該当します。
埋立ゴミは茶色文字の入った指定の有料袋に入れて出しましょう。また、割れていて危ないものは、紙などに包み、何が入っているかを記入してから出しましょう。
参考:ごみの出し方(山形市)
山形市のふとん類には、主に以下が該当します。
紐で縛ったら、ふとん類1つにつき1枚の共通収集シールを貼って出しましょう。
なお、羽毛ふとん・座布団・毛布は「燃やせるゴミ」、絨毯・カーペットは「粗大ゴミ」として処分する必要があります。
参考:ごみの出し方(山形市)
山形市の古紙類には、主に以下が該当します。
品目ごとにまとめて、紐で縛って出します。ただし、雑がみは、紙袋に入れてから紐で縛ります。ガムテープなどのテープ類は使えないため、注意しましょう。ビニール紐でも問題ありませんが、可能な限り紙紐を使うようにしてください。
参考:ごみの出し方(山形市)
この記事では、山形市で粗大ゴミを処分する方法について、詳しく解説しました。行政で処分できる粗大ゴミは明確に規定されています。行政で処分できない粗大ゴミについては、メーカーや専門の回収業者に依頼する必要があるため、注意しましょう。
「不用品がたくさんあり、分別が大変」「まとめて不用品を処分したい」とお考えの方は、民間の不用品回収業者を利用するのがおすすめです。山形市の不用品回収相談所なら、多くの不用品回収業者から、予算や都合にあった最適な1社をご紹介します。
お見積もりは無料ですので、お気軽にお問い合わせください。