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不用品回収の料金が高いと感じる3つの理由は?料金相場とぼったくられない方法を解説

不用品回収の料金が高いと感じる3つの理由は?料金相場とぼったくられない方法を解説
著者 坂本 貴志

「不用品回収をしたいけれど、費用が高くて不安」
「料金相場を知りたい!」
「費用をできるだけ安く抑えるには?」

このようにお悩みではありませんか?費用が高いと「ぼったくりなのでは?」と、不安になりますよね。不安なまま契約を進めてしまうと、予期せぬトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。

そこで本記事では、不用品回収の料金が高いと感じられる理由や料金相場、ぼったくられない方法などを紹介します。

妥当な料金相場を把握できれば没宅られるリスクを減らせるので、安心して不用品回収を進められます。ぜひ最後までご覧ください。

この記事を読んで分かること

  • 不用品回収の費用が高くなる3つの理由
  • ケース別の料金相場を紹介
  • お得に利用する3つの方法
  • ぼったくられない方法

不用品回収の費用が高くなる3つの理由

不用品回収の費用が高くなる3つの理由

不用品回収の費用が高くなる理由を、3つ紹介します。

  1. 自治体の不用品回収費用と比較してしまっている
  2. 追加費用がかかっている
  3. 悪徳業者が不当に高額な費用を請求している

理由を知っておくと高くなる理由を判断でき、対策しやすくなるので、ぜひご覧ください。

自治体の不用品回収費用と比較してしまっている

自治体に家庭ゴミを回収してもらう場合は、基本的に回収料金はかかりません。大きなゴミであっても、自治体であれば低価格で回収してもらえます。そのため、ゴミ捨てに費用がかかるという感覚を持っている人は、かなり少ないのではないでしょうか。

不用品回収業者の費用は自治体に依頼した場合よりも高めなため、不安に感じるのも無理はありません。

しかし、不用品回収業者は運び出しや分別、処理などを利用者の代わりに行ってくれます。料金は比較的高く感じるかもしれませんが、利用者が手間をかけずに処分してくれるというメリットがあります。

追加費用がかかっている

追加費用がかかっている場合も費用が高いと感じてしまうでしょう。

積み放題などの定額プランでは、人件費や家具・家電の処分費用などが別途請求されることもあります。予定していた金額よりも、高くなるケースも考えられるでしょう。

費用の中に含まれる作業内容や料金は、各業者によって異なります。事前に確認し、あとになって驚くような金額にならないように、話し合うことが大切です。

悪徳業者が不当に高額な費用を請求している

悪徳業者が不当な費用を請求しているケースもあるので、高いと感じている場合もあります。

例えば「無料」といった誇大広告を出し、後々になって顧客に高い費用を請求するといったケースもあります。

もし悪徳業者のような不信な行動が見られた場合は、すぐに取引を中断し、信頼できる業者に依頼しましょう。

不用品回収の費用が高い?ケース別の料金相場を紹介

不用品回収の費用が高い?ケース別の料金相場を紹介

不用品回収のケース別の料金相場を紹介します。

  1. 一人暮らしの場合は1~5万円
  2. 二人暮らしの場合は5~10万円
  3. 1部屋がゴミでいっぱいの場合は10~50万円
  4. 一軒家のゴミを回収する場合は50万円以上

普通の業者であれば10万円程度しか取られないケースでも、悪徳業者では100万円を請求してくる場合もあります。相場から逸脱した金額を提示する業者を避けるためには、料金相場を理解していなければなりません。

適切な費用がわかるので、ぜひご覧ください。

一人暮らしの場合は1万~5万円

一人暮らしの不用品回収の相場は、1万〜5万円程度です。具体的な回収品の事例は、以下の通りです。

  • 冷蔵庫
  • テレビ
  • テレビ台
  • 電子レンジ
  • レンジ台
  • 掃除機
  • マットレス付きのベッド
  • 布団
  • 衣装ケース

想定される間取りは、1K〜1LDKです。一般的な一人暮らし世帯の荷物であれば、5万円以内に収まるでしょう。

2人暮らしの場合は5万~10万円

2人暮らし分の不用品を回収する場合、料金相場は5万〜10万円程度です。2DK〜2LDKの間取りの場合も、上記のケースに含まれます。

タンスやソファなどの粗大ゴミが多い場合は超過することもありますが、多くの場合は上記の価格の範囲に収まります。

1部屋がゴミでいっぱいの場合は10万~50万円

1部屋のほとんどが不用品やゴミで埋め尽くされているケースだと、料金相場は10万~50万円程度です。上記には、ワンルームの間取りの場合も含まれます。

具体的な回収品の事例としては、以下の通りです。

  • テレビ
  • テレビ台
  • DVDデッキ(3つ)
  • ダンボール(20個)
  • 45Lサイズのゴミ袋(15袋)

種類や量によっても料金が変動します。また、1部屋がゴミでいっぱいの状態だと、片付けをした後に清掃作業を行わないと生活できない可能性があります。清掃作業が必要な場合は別途費用が発生するので、理解しておきましょう。

一軒家のゴミを回収する場合は50万以上

一軒家のゴミを回収する場合の料金相場は、50万円以上になります。例えば、一軒家がゴミ屋敷となっており、床から天井までの半分が埋め尽くされているなどのケースです。

作業には数日間かかることもあり、複数の作業スタッフが必要になります。また、不用品回収の費用だけでなく、清掃作業などのオプションも発生すると考えてください。

回収規模が大きくなるほど、業者によって見積もりの差が生じます。適切な費用で依頼するためにも、複数の業者に見積もりを取るようにしましょう。

不用品回収をお得に利用する3つの方法

不用品回収をお得に利用する3つの方法

不用品回収をお得に利用する3つの方法を紹介します。

  1. 繁忙期を避ける
  2. 買取サービスをしている業者を使う
  3. 価値がある家具・家電のみリサイクルショップを利用する

高額なイメージがある不用品回収ですが、上記の方法を取り入れれば安く抑えられるので、ぜひご覧ください。

繁忙期を避ける

不用品回収業者の繁忙期は、3月から4月です。転勤や就学を機に需要が高まるので、不用品回収を利用する方が多くなり、価格が高くなる傾向にあります。

繁忙期を避けて価格の安い時期に依頼すると、費用を抑えられるでしょう。

買取サービスをしている業者を使う

買取サービスをしている業者を利用すれば、費用を抑えられます。不要な家具・家電を買取ってもらえるため、結果的に不用品回収にかかった費用を相殺できます。

不用品回収業者にすべて処分してもらうよりも、買取りも利用したほうがトータルでかかる費用が少なくなります。不用品回収業者で買取サービスにも対応している業者は少なくないので、積極的に利用しましょう。

価値がある家具・家電のみリサイクルショップを利用する

不用品の中でも状態がよく、価値がある家具や家電をリサイクルショップに出すと、費用を抑えられます。

不用品回収業者でも買取りサービスはありますが、リサイクルショップのほうが高値が付くことは少なくありません。どのようなものに値段が付くかはわからないので、まだ使えるものをリサイクルショップに持っていきましょう。

不用品回収業者で処分する場合よりも、費用を抑えられる可能性は十分にあります。

不用品回収でぼったくりに遭わないためのポイント6選

不用品回収でぼったくりに遭わないためのポイント6選

ぼったくりに遭わないために、以下6つのポイントを紹介します。

  1. 自治体から許可が出ている業者なのか確認する
  2. 会社の実態を調べる
  3. 見積書をもらう
  4. 複数の業者で見積もりを取る
  5. 口コミを確認する
  6. 追加費用があるか確認する

あらかじめポイントを知っておくとトラブルを回避でき、安心・安全な不用品回収を行えるので、ぜひご覧ください。

自治体から許可が出ている業者なのか確認する

不用品回収を行うために、業者は一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ていなければなりません。許可を得ていない業者に依頼してしまうと、不法投棄をしていたり、高額請求を受けたりする恐れがあります。

一般廃棄物収集運搬業の許可を保有している業者であれば、自社のホームページに明記しています。また、お住まいの自治体のホームページにも許可を保有している業者を公表しているので、忘れずに確認しておきましょう。

会社の実態を調べる

ぼったくりに遭わないためには、会社の実態を調べることも重要です。インターネット上で会社名を調べたり、代表者の名前や住所が記載されているかを確認したりしましょう。

信頼性があると判断できてから、不用品回収を依頼すると安心です。

見積書をもらう

実際に見積もりをしてもらったら、書類をもらいましょう悪徳業者の中にはあいまいな見積もりを作ったり、内訳を非公開にしたりして、後日に追加費用を請求するケースもあります。

例えば、作業が完了したあとに人件費が含まれていなかったと言って、高額な請求をするなどです。見積もり書をもらえない場合もあるため、しっかりと書類をもらい、金額が適正であるかの確認をしましょう。

複数の業者で見積もりを取る

業者によって費用に差が出てくるので、見積もりは複数から取るようにしましょう。ご自身の荷物量に応じた料金の相場がわかります。

例えば、3つの業者から見積もりを取った場合、1社だけが飛びぬけて高いのであれば、ぼったくりの可能性が高いです。見積もりが1社しかない状態では費用相場がわからず、ぼったくりを見抜けません。

複数から取るようにすれば、適切な費用で依頼できるようになります。

口コミを確認する

口コミを確認するのも、ぼったくりに遭わないためにできることのひとつです。口コミを探すうえでおすすめの方法が、GoogleマップやSNSを使うことです。

悪い評判が出てきた場合は、その業者に依頼するのは控えたほうがいいかもしれません。

追加費用があるか確認する

追加費用の有無を確認することは、ぼったくりに遭わないために非常に重要です。

定額プランにはどのような作業内容が含まれていて、追加でかかる費用の有無を事前に把握しましょう。回収当日までに正確な見積もりを取っておくと、不安がありません。

追加費用の有無を把握していないと、作業後に予期せぬ請求をされてしまう可能性があるため、事前に確認しておきましょう。

不用品回収業者からぼったくられたときの対処法2つ

不用品回収業者からぼったくられたときの対処法2つ

不用品回収業者からぼったくられた場合の対処法を、2つ紹介します。

  1. いち早く利用をやめる
  2. 消費者センターに相談する

対処法を事前に知っておくことで、必要なときに迅速に対応でき、トラブルの悪化を防げます。

いち早く利用をやめる

法外な値段を提示されたり、料金が倍になったりと、ぼったくりだと感じた場合は迅速にキャンセルしましょう

料金を支払った後の返金は難しいため、できるだけ支払い前に対応することが大切です。適切な機関に相談すると、クーリングオフの適用によって返金される場合もあります。

作業中や見積もりの段階で違和感を感じた場合は、契約しないようにしましょう。キャンセルを申し出をしたにも関わらず、作業が進められる場合は不法行為に当たるので、警察に連絡してください。

消費者センターに相談する

返金してもらえない場合は、消費者生活センターへの相談をおすすめします。相談する際には以下の内容を伝えられるように用意しておきましょう。

  • 領収書
  • メール
  • やり取りした書類
  • 不用品回収業者の名前や連絡先

適切な対応や助言をもらうためには、電話で被害の内容を詳細に伝えることが大切です。消費者生活センターは消費者の権利を保護するために存在しているため、気軽に相談してみてください。

不用品回収業者に依頼して高値を支払わされた事例については、以下の記事で解説しています。ぜひ参考にしてみてください。

まとめ:料金が高いと思ったら相場と比較しプロに相談することが大切

まとめ:料金が高いと思ったら相場と比較しプロに相談することが大切

不用品回収の費用が高くなる理由は、自治体の不用品回収と比較してしまったり、ぼったくりの見積もりを提示されたりしている事が考えられます。不用品回収業者に依頼した場合の料金相場は、不用品の量によって異なります。

費用を安く抑えたい場合は、まず複数業者の見積もりを比較することが大切です。また、買取サービスを提供している業者に頼む場合も、安くできる可能性があります。

不用品回収でぼったくりに遭わないためには、見積もり書を受け取ったときに追加料金の有無を確認しましょう。料金が高いと感じた場合は、不用品回収相談所へご相談ください。

不用品回収相談所に加盟している業者は自治体からの許可を受けているため、安心して不用品回収を依頼できます。下見と見積もりは無料で対応しており、当日にかかる明確な費用を提示しております。

不用品回収の費用にお困りの際は、ぜひお問い合わせください。

   
この記事の著者
坂本 貴志
坂本 貴志
一般廃棄物実務管理者
坂本 貴志
不用品回収相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、不用品回収遺品整理ゴミ屋敷清掃引っ越しに伴う粗大ごみ回収・処分サービスのエキスパート。一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、全国の不用品回収の料金遺品整理の料金ゴミ屋敷清掃の料金も知り尽くし、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。
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