回収品目
「ここ数年ピアノを弾いていないから、処分してスペースを広げたい。どんな方法があるんだろう?」
「愛着のあるピアノを処分したいけれど、よりお得に処分できる方法ってあるの?」
ピアノは弾かなくなってしまうと、家の中の空間を占拠する不用品になってしまいますね。部屋から運び出すのが大変なピアノは、処分費用がかかってしまうので処分をためらってしまいますよね。
大型で精密機器に当てはまるピアノを処分するためには5つの処分方法があります。
本記事では「一般廃棄物収集運搬業」の許認可を受けて全国で不用品回収をしている、不用品回収相談所の加盟業者の情報と買取業者3社の情報を元に
このような内容について紹介します。
ピアノの処分は、普通の家具よりも処分費用がかかってしまいます。より処分費用を抑えて、ピアノを手放すために本記事で紹介していく処分方法を参考にしてみてください。
関連記事 | 地域別のおすすめ業者をチェック!
演奏しなくなってしまったピアノの処分には、「売却」で無料処分する方法と「廃棄」で有料処分する方法の2つがあります。
ピアノの処分方法一覧【無料】ピアノの処分方法
【有料】ピアノの処分方法
ピアノは、保存状態が良いものほど売却処分できます。運搬費や処分費用が必要ないうえに、臨時収入になるほどの金額で買い取ってもらえる可能性もあるのです。
処分費用を抑えたい方は、積極的にピアノの買取サービスを利用しましょう。
残念ながらピアノ本体の状態が悪すぎる場合は、買取が難しくなってしまいます。そのような場合には、可能な限り処分費用を抑えて処分できる方法を試してみてください。
【ピアノの種類によって処分方法が変わる!】
ピアノの種類によって、適切な処分方法と費用が変わってきます。なぜなら、ピアノ本体の重量やサイズによって運搬作業に必要な人数や、作業工程が変わってくるからです。
処分費用を大きく左右しているピアノの種類について、具体的に「ピアノの種類が料金に大きく影響する」で紹介します。
次章からは、無料と有料それぞれのピアノ処分方法、そしてメリットとデメリットについて解説していきます。
ピアノの処分を考えはじめたら、まずはピアノ専門買取業者への見積もりを取りましょう。アップライトピアノやグランドピアノなどは、保存状態次第で古くても買い取ってもらえるんですよ。
ピアノ買取相場 | |
---|---|
電子ピアノ | 5,000円〜20,000円 ※電子ピアノの買取りを行っているピアノ専門買取業者は少ない |
アップライトピアノ | 50,000円〜400,000円 |
グランドピアノ | 50,000円〜800,000円 |
(価格参照:2021年9月)
ヤマハやカワイなどのメーカーや型番によって、買取価格は大きく変わります。たとえ、年式が古いピアノでも予想以上の価格で買い取ってもらえる場合もあるんですよ。
大手ピアノ専門買取業者になるほど、電子ピアノの買取りを行っていません。電子ピアノを買い取ってもらいたい方は、フリマアプリや総合楽器店の買取サービスを利用するのがオススメです。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
運び出しが大変なピアノを処分するためには、数万円の処分費用が必要です。しかし、ピアノ専門買取業者を利用することで、自力で運び出せないような大きなピアノも安全に処分できます。
タケモトピアノは、1979年に創業したピアノ専門買取業者です。「ピアノ売ってちょうだい!電話してきてちょうだい!」というCMが印象的です。
【タケモトピアノの特徴】
タケモトピアノで買い取られたすべてのピアノは、世界50カ国以上に届けられています。弾かなくなってしまったピアノが、世界のどこかで演奏されているというストーリーが長年利用され続けている人気の秘密です。
ヤマハのピアノを処分したい場合は、ヤマハピアノ買取サービスがオススメです。ピアノメーカーが直接行っている買取サービスなどで、適正価格で買い取ってもらえます。
【ヤマハピアノの特徴】
ピアノには長年愛用してきた思い出が詰まっています。そのため「ちゃんと次使う人も大切に使ってくれるだろうか」という不安を感じてしまう方もいることでしょう。
ヤマハのピアノを売却したい方は、製造元であるメーカーにピアノを買い取ってもらうことで、後悔なく安心してピアノを処分できます。
伸和ピアノは、買い取ったピアノを自社工場で修理して国内外へ販売している会社です。実際に、年式の古いピアノの買取実績もあるので「古いピアノを処分したい」と悩んでいる方へオススメです。
【伸和ピアノの特徴】
伸和ピアノは、丁寧なサービスが人気です。ピアノの引き取りと一緒に、ピアノ関連の付属品処分にも対応してくれます。
10年以上調律していないピアノや、落書きが多いピアノも買取可能なんですよ。「こんなに古くて汚くなってしまったピアノも買い取れるの?」と疑問に思った方は、一度無料見積もりを依頼してみましょう。
気軽に個人間取引ができるフリマアプリなどを使って、処分したいピアノを譲る方法もあります。
ピアノ専門買取業者で買い取ってもらえなかったメーカーのピアノなどは、以下のようなサービスを利用しての譲渡がオススメです。
このようなサービスを使えば、ピアノの種類に関係なく商品を出品できます。一般的な買取対象ではないピアノを処分する際に検討してみましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
高額買取は期待できないけれど、少しでもお金に換えたいという方は、個人売買サービスなども積極的に利用してください。
【ピアノの配送料は高額になるので要注意!】
自分でピアノを運ぶ場合は、このような状況を避けなければいけません。
ピアノ運搬専門配送会社に依頼すること、ピアノの種類や重さに合わせた運び出しが行えます。
フリマアプリなどで「現地引き取り」ではなく「直接配送」を選ぶ場合は、どの業者に運搬してもらうのかも事前に考えておきましょう。
古すぎて演奏できないようなピアノは、粗大ゴミに出してしまうという方法もあります。
運搬が大変なアップライトピアノや、グランドピアノを粗大ゴミとして回収してくれる自治体はほとんどありません。
しかし、以下のような電子ピアノの場合は回収してくれる自治体もあります。
この種類に当てはまるピアノを処分したい場合は、粗大ゴミに出すことで処分費用を抑えられるのです。
電子ピアノ | 電子ピアノ(卓上タイプ) | |
---|---|---|
練馬 | 2,000円(足付タイプ) | 400円 |
名古屋 | 1,500円 | 記載なし |
新潟 | 500円 | 100円(キーボード) |
とくに買取りしてもらえない電子ピアノや卓上タイプのピアノは、粗大ゴミに出すことで手軽に処分できますね。
すべての自治体が電子ピアノを粗大ゴミとして回収してくれるわけでは無いので、各自治体に事前確認する必要があります。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
粗大ゴミに出せるタイプのピアノは、ピアノ専門買取業者では買取不可になってしまう場合があります。ピアノを売却してお金に換えられないのであれば、手軽に利用できる粗大ゴミで処分してしまいましょう。
【自分でピアノを解体するのは危険!】
「ピアノって木製だから、自分で解体するればゴミに出せるんじゃない?」と考え、自分で解体するのは危険です。
アップライトピアノやグランドピアノはフレームが木製ですが、内部は金属フレームやピアノ弦など複雑な構造になっています。
金属フレームなどを解体するためには、専用工具が必要です。また、テンションがかかっているピアノ線を切る際に、ピアノ線が跳ね返ってしまい怪我をしてしまう可能性もあります。
ピアノ解体は、素人が行うと怪我をしてしまう可能性が高いので、気軽に行わないようにしましょう。
引越しのタイミングでピアノを処分したい時は、引越し業者に相談して「買取業者」もしくは「不用品回収業者」を紹介してくれる場合もあります。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
一般的に利用されている引越し業者では、精密機器であるピアノの運搬は引き受けていません。引越し業者に「ピアノを処分もしくは売りたい」という希望を伝えると、繋がりのある業者を紹介してくれますよ。
ただし、どのような業者が紹介されるのか不明なので、買取金額や処分費用が妥当な金額なのかを自分で判断しなければいけません。
【引越しの際のピアノ処分費用を抑えるには?】
すでに、引越しが決まっている場合は事前に不用品回収業者に依頼する方が処分費用を抑えられる可能性があります。
事前に不用品回収業者に処分してもらうことで、複数の業者に相見積もりをとって比較できると覚えておきましょう。
ピアノの売却ではなく、不用品として処分する場合は不用品回収業者を利用して、運搬が大変なピアノを処分できます。
この章では、市町村から「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得した業者が加盟し不用品回収サービスを提供している、不用品回収相談所の価格を参考にピアノ単品回収料金をみてみましょう。
搬出費(税込) | 処分費(税込) | |
---|---|---|
電子ピアノ | 8,000円〜 | 2,000円〜 |
電子オルガン | 8,000円〜 | 2,000円〜 |
グランドピアノ | 20,000円〜 | 3,000円〜 |
エレクトーン | 10,000円〜 | 2,000円〜 |
不用品回収業者では、ピアノの種類によって処分費用を設定しています。この金額はあくまでも費用目安で、ピアノを運び出すために必要な作業次第では追加料金がかかる可能性もあるのです。
ピアノを部屋から運び出すために必要な作業量と作業員数によって、処分費用が変わると覚えておきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
正確なピアノ処分費用を導き出すためにも、事前に現場見積もりしてくれる不用品回収業者を選びましょう。
【不用品回収でピアノ処分費用を抑えるには?】
不用品回収業者の中には、認可を取らずに違法で活動している業者もいます。現場見積もりしてくれない場合や、処分費用を高額に設定している場合もあるので注意してくださいね。
正しい不用品回収業者の選び方を知りたい方は、不用品回収業者の選び方!良い業者を見分けるためのチェックポイントを参考にしてみましょう。
関連記事 | こちらの記事もチェック!
冒頭で触れたように、ピアノの種類によって処分費用が大きく変わります。買取りや不用品回収などを依頼する場合は、正確なピアノの種類を伝えなければいけません。
ピアノの種類がわからなければ、買取や不用品回収する際の見積もり金額を算出できません。見積もりをスムーズに計算するためにも、業者に問い合わせる前に
などを事前に確認しておきましょう。
電子ピアノには、国内メーカーから海外メーカーまでさまざまな種類と価格帯があります。価格帯の幅が広いので、本記事で紹介したピアノ専門買取業者では買取不可となっているのです。
電子ピアノを買い取ってもらいたい場合は、ピアノ専門買取業者ではなく楽器全般を買い取っている業者を利用するのがオススメです。
重量は40kgほどと軽量なので、1人でも粗大ゴミとして自分で運び出すことが可能です。不用品回収業者などに依頼した場合も、手軽に運び出しできるので価格が安いのが特徴です。
アップライトピアノとは、スペースを取らない縦型の生ピアノです。重量は200kg超えで、見た目より重いので運び出すためには最低2人いなければならず、運び出しにも注意が必要です。
運び方次第では、ピアノを壊してしまう可能性もあるので、専門の運搬業者に任せるのがオススメです。
状態がいいピアノや、大手メーカーのアップライトピアノは、高価格で買い取ってもらえる可能性があります。ぜひ、積極的に買取サービスを利用しましょう。
オーケストラなどのコンサートで利用されているのが、グランドピアノです。重量は400kgまであるピアノもあり、運び出すためには専門知識と人員が必要になります。
家からグランドピアノを運び出すためには、足を分解して運びやすい形にしなければなりません。ピアノを分解して組み立てるには、専門知識とコツが必要なので、プロに任せるのがオススメです。
グランドピアノは、メーカー次第では高額買取が期待できます。音が出ない場合や、少し汚れている場合でも買取可能な業者もいるので、事前に確認してみましょう。
弾かなくなったピアノの処分費用を抑えたい場合は、見積もり後追加料金なしで不用品回収している不用品回収相談所にお任せください。
不用品回収相談所をオススメする理由
費用が数万円になってしまうピアノ処分だからこそ、安心して任せられる不用品回収業者に依頼したいですよね。
全国で不用品回収サービスを提供している、不用品回収相談所が多くのお客様から利用されている理由を参考に、ピアノ処分をしてくれる不用品回収業者を探してみてくださいね。
不用品回収相談所では、事前下見で算出した見積もり金額以上の追加料金は発生しません。正確な見積もり金額を算出するために、現場下見を無料でしています。
ピアノを運び出すために必要な動線・作業員数・クレーン車の有無などを下見の段階でお伝えして見積もりを作るので、後日料金が増えることはありません。
など処分費用に関して疑問点があれば、下見や見積もり段階でお答えできるのでお気軽にお問い合わせください。
ピアノ以外にも処分したい不用品がある場合は、パック料金がオススメです。不用品回収するトラックに処分したいものをすべて詰め込んで運び出すので、処分費用を抑えられます。
プラン | トラック | 金額(税込) |
---|---|---|
シングルお気軽パック | 軽トラ0.5台分 | 9,800円〜 |
迅速パック | 軽トラ1台分 | 19,800円〜 |
安心パック | 2tトラック1台分 | 39,800円〜 |
不用品回収業者に依頼する場合は、ピアノ以外の不用品も一緒に回収してもらい一品にかかる処分費用を抑えるのがオススメです。
不用品回収相談所の加盟業者は、自治体から「一般廃棄物収集運搬業」の許認可を受けている不用品回収業者です。
近年、違法不用品回収業者が増えています。(参考:環境省:「無許可」の回収業者を利用しないでください)より安心して不用品回収するためには、自治体から認可されている業者を選びましょう。
「一般廃棄物収集運搬業」の許認可を受けた不用品回収業者を選ぶことで、適正価格で安心してピアノの処分を依頼できますよ。
不用品回収相談所では、ピアノを不用品回収する際の質問や見積もりについて無料で対応しています。「私のピアノは処分できるのだろうか?」と気になった方は、ぜひ不用品回収相談所にお問い合わせください。
この記事では無料でピアノを処分する方法と、有料でピアノを処分する方法をメリット&デメリットとあわせて紹介しました。
この記事のまとめ
大型で精密機器であるピアノを処分するためには、買取業者や不用品回収業者などのプロの力が必要です。
長年愛用していたピアノだからこそ「後悔せずに処分したい」や「次使う人にも大切にして欲しい」と感じてしまいますよね。
処分したいピアノの種類に合わせて、
などの方法を選びましょう。
思い出の詰まったピアノを安心して手放すために、本記事で紹介した処分方法を参考にしてみてくださいね。
その他の不用品回収品目