健康器具の処分方法4選｜高く買い取ってもらうポイントや注意点を解説

使わなくなった健康器具の処分方法がわからず、仕方なく放置している人は多いでしょう。今回はそんな人に向けて、不用になった健康器具の処分方法を紹介します。併せて高価買取してもらうためのポイントと注意点も紹介するので、ぜひ処分時の参考にしてください。

健康器具の処分方法4選

不要になった健康器具の主な処分方法は下記の4つです。

• 粗大ゴミとして処分する
• フリマアプリなどに出品する
• リサイクルショップに売却する
• 不用品回収業者を利用する

単に処分するか、売却して現金化するかで、処分方法は異なります。以下でそれぞれの詳細を解説するので、どの方法が一番自分に合うかを考えながらご覧ください。

粗大ゴミとして処分する

1つ目は行政サービスを利用した処分です。小型の健康器具ならば、燃えないゴミとして処分できます。しかし、大型の健康器具は粗大ゴミとして処分しなければなりません。たとえば、東京都北区は「縦・横・高さ」のいずれかがおおむね30cmを超えるものを、粗大ゴミに指定しています。しかし、自治体によって粗大ゴミの指定条件は異なります。主な回収方法は下記の2つですが、これも自治体によって異なり、東京都北区は戸別収集のみです。

処分料金も自治体によって異なるので、詳しくはお住まいの自治体HPを確認してみましょう。

フリマアプリなどに出品する

処分するならいくらかでもお金に変えたいと思うなら、フリマアプリやネットオークションがおすすめです。どちらもネット上で欲しい相手を募り、売却する処分方法です。任意で価格設定できるので、高く売却できる可能性があるのがメリットです。

近年、多くの専門サイトが登場しています。しかし、下記のように利用条件が個々で異なる点には注意が必要です。

売却価格だけでなく、売却にかかる諸費用をよく検討した上で、自分にとって最もメリットの大きい出品サイトを選びましょう。

リサイクルショップに売却する

すぐさま売却処分したい人におすすめなのが、リサイクルショップへの売却です。フリマアプリなどは買い手が見つかるまでに時間を要しますが、リサイクルショップならば即時買取してもらえます。出張見積もりや回収にも対応しているので、大型の健康器具でも心配ありません。

難点はフリマアプリなどのように売却価格を決められない点です。売却価格はリサイクルショップの提示価格に従うしかありません。しかし、リサイクルショップの買取価格は個々で違いがあります。

複数社から相見積もりを取れば、少しでも高く売却することが可能です。売却価格を上げたいなら、できるだけ多くのリサイクルショップに見積もり依頼してみましょう。

不用品回収業者を利用する

すぐにでも不用な健康器具を処分したいなら、不用品回収業者がおすすめです。行政サービスの場合、回収までに時間がかかりますが、不用品回収業者ならすぐに回収してもらえます。家まで回収しにきてくれるので、重くて大きな健康器具を運ぶ必要もありません。

また、不用品回収業者によっては買取サービスを行っているところもあります。これは行政サービスにはないメリットです。

まずは気軽に買取査定を依頼し、買取不可な場合は回収処分を依頼すればいいでしょう。不用品回収相談所なら見積もり無料・キャンセル料無料で、追加料金も一切かかりません。

健康器具を高く買い取ってもらうポイント3選

健康器具を売却するなら、できるだけ高く買い取ってもらいたいと思うことでしょう。健康器具を、少しでも高く買い取ってもらうために注意すべき点は下記の3つです。

• 動作確認をしておく
• 健康器具の汚れを落としておく
• 悪質な業者に売らないようにする

特に買い替えを考えての処分なら、新品の購入資金として売却価格は重要です。

動作確認をしておく

買取業者が健康器具を買い取る目的は転売です。再利用できない健康器具は買い取ってもらえないので、「正常に動作するか」が買取りの前提条件です。そのため、事前の動作確認は行いましょう。

下記の状態であれば、買取りは難しいでしょう。

• 壊れて正常に動作しない
• ひどい傷がついている、もしくは大きな破損がある

また、付属品の有無も買取査定に影響します。取扱説明書や予備部品などの付属品はできるだけ捨てずに取っておきましょう。

健康器具の汚れを落としておく

健康器具の見た目も買取査定に影響します。買取査定時には、できるだけ健康器具の汚れはしっかり落としておきましょう。古いモデルでなくても、見た目が汚れていれば印象が悪くなり、買取査定に影響します。

自分が買い手の立場に立ち、これなら買ってもいいと思える状態であれば問題ありません。しかし、強力な薬品等で無理に汚れを落とすのは逆効果です。塗装が剥がれるなど、査定ダウンに繋がる恐れがあります。外観を傷つけないように注意してください。

悪質な業者に売らないようにする

不用品回収業者の中には、悪徳業者が紛れ込んでいるのも事実です。買取可能な健康器具でも難癖をつけて買取りを拒み、法外な回収費用を請求される危険性があります。知らぬ間に損することのないように、下記に注意して悪徳業者を回避する対策をとってください。

• 相見積もりを取り適正価格を確認する
• ネット等の口コミで評判の悪い業者を除外する

不用品回収相談所なら自治体から認可を受けているので、信頼できます。安心して依頼したい人は、下記から無料見積もりを依頼してみましょう。

健康器具を処分する際の注意点2選

健康器具を処分する時は、下記の2点に注意してください。

• 健康器具の種類によっては粗大ゴミとして処分が難しい
• 業者が「一般廃棄物収集運搬業」などの許可を取得しているか

健康器具は、必ずしも粗大ゴミとして処分できるわけではありません。また、「一般廃棄物収集運搬業」を取得していない業者は違法業者です。正しい方法で処分し、悪徳業者に引っかからないためにも、この2点は必ず確認してください。

健康器具の種類によっては粗大ゴミとして処分が難しい

以下の条件に該当する健康器具は粗大ゴミとして処分できないので、注意しましょう。

• 各自治体が粗大ゴミと定める大きさに満たない健康器具
• 事業用として利用していた健康器具

まずは自治体が定める粗大ゴミの条件に該当するかを確認してください。また、事業用として利用されていた健康器具は、家庭用ゴミではなく事業系一般廃棄物です。その場合、事業者が以下のいずれかの方法で処分しなければなりません。

• 事業者による直接搬入
• 一般廃棄物収集運搬業者へ委託

粗大ゴミで健康器具を処分できるのは、各自治体が定める条件を満たしたものだけです。自己判断できない場合は、お住いの自治体に問い合わせてみましょう。

業者が「一般廃棄物収集運搬業」などの許可を取得しているか

健康器具の処分で、絶対に避けなければならないのが悪徳業者です。依頼する際は下記のように、健康器具の回収・買取り許可を得ている業者かを確認しましょう。

許可取得の有無は、下記で確認できます。

許可を受けていない業者は悪徳業者と言えます。怪しいと思ったら、必ず許可の有無を確認してください。

健康器具の処分にかかる費用相場

不用品回収業者の処分費用は、主に下記の3つによって構成されます。

• 人件費
• 運送費
• 処分費

また、処分プランは主に下記の2つに分けられ、回収目的に応じたプランを選ぶのが一般的です。

• 単品別回収プラン
• 定額プラン（処分量ごと）

費用は業者によって異なりますが、不用品回収相談所なら下記料金で単品回収してもらえます。

適正な費用相場を知るためにも、必ず複数社に見積もりを依頼して、比較検討しましょう。

不用品回収相談所での健康器具回収の流れは？

不用品回収相談所に依頼した時の、健康器具回収の流れは下記のとおりです。

1. フリーダイヤル、もしくはメールで見積もり申し込み
2. 日程調整後、現地で現物査定
3. 見積提示
4. 回収申込および契約
5. 日程調整後、回収作業
6. 作業完了
7. 支払い

他の不用品回収業者に依頼したとしても、作業完了までの主な流れは変わりません。回収が健康器具単体の場合、現地訪問ではなくメールでの撮影写真での見積もり提出をするケースが多いです。現地見積もりの場合、最長1週間ほどの日数が必要な場合もあるため、オンラインなら早期回収してもらえる可能性は高いでしょう。

まとめ：健康器具の処分は不用品回収相談所にお任せください

健康器具の主な処分方法は下記の4つです。

選ぶなら費用を払って処分するよりも、現金化できる売却処分がおすすめです。回収・買取りどちらにも対応できる、不用品回収業者の利用が最善の選択になるしょう。買取可否を知った上で、処分方法を決められるためです。

しかし、悪徳業者を避けるためにも、不用品回収業者選びは失敗できません。その点、不用品回収相談所の加盟業者は一般廃棄物収集運搬業の許可を取得し、多くの相談が寄せられる信頼度の高い正規の不用品回収業者です。信頼できる業者に安心して処分を依頼したいなら、不用品回収相談所へ無料見積もりを依頼してみましょう。

   

この記事の著者

一般廃棄物実務管理者

坂本 貴志

不用品回収相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃・引っ越しに伴う粗大ごみ回収・処分サービスのエキスパート。一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、全国の不用品回収の料金、遺品整理の料金、ゴミ屋敷清掃の料金も知り尽くし、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。