回収品目
「アルバムを処分したいけれど、どうすればいいの?」
「ゴミとして捨てても良いのかな?」
「顔が写った写真を処分するのは不安……」
このように、アルバムの処分でお困りではいませんか?
写真をデジタル化したり、部屋のスペースを整理したりして、アルバムを物理的に保管しておく必要性が薄くなったという方も多いのではないでしょうか。
バインダーでできた本格的なアルバムや、卒業アルバムは意外と場所を取るものです。しかし顔が写った写真を処分するのには、個人情報への不安や罪悪感が生まれることも。
さらに最後までお読みいただくことで、次の3つの行動が可能です。
この記事を読んで分かること
古いアルバムを処分したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
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アルバムや写真を処分する方法は主に6つあります。
無料で処分する方法から、お金を払って適切な処理を依頼する方法まで様々あります。それぞれの処分方法について、特徴を確認していきましょう。
アルバムは、家庭ゴミの回収に出せば無料で処分可能です。
ほとんどの自治体では、家庭で作ったアルバムは可燃ゴミ(燃えるゴミ)として区分しています。アルバムに入っている写真の印刷紙は、新聞紙と同じように資源ゴミとしてはリサイクルできません。
しかし卒業アルバムは、市販の本と同じような方法で作られているため、資源ゴミとしての分類が可能です。
可燃ゴミか資源ゴミとして収集所に出す際には、顔が写った写真が第三者に見られるリスクを理解しなければなりません。鍵のついていない収集所は誰でも出入りできるため、ゴミ袋の中身を確認されてしまう恐れがあります。
顔写真が流出するのが不安な方は、他の方法でアルバムを処分しましょう。
収集所にアルバムを置いておくのが不安な方は、自分でゴミ処理施設に持ち込む方法もあります。市町村で運営しているゴミ処理場に直接運ぶので、アルバムの中身を第三者に見られる心配はありません。
例えば大阪市では、次の条件でゴミの持ち込みを受け入れています。
地域によって持ち込みの料金や方法は異なります。市町村の公式サイトで詳細が説明されているので、事前に確認してからアルバムを運びましょう。
人の顔が写った写真をゴミとして捨てるのに罪悪感がある方は、お焚き上げで供養することをおすすめします。お焚き上げとは、神社やお寺でアルバムに祈祷してもらった後、焼いて天に返す儀式です。
最寄りの神社やお寺に問い合わせをして条件を確かめ、供養してもらいましょう。普段はお焚き上げを行っていない神社・お寺でも、正月明けに「どんど焼き」として供養を受け入れていることがあります。
無料か、お気持ちとしてのお布施を渡すことで、お焚き上げをしてくれます。
神社やお寺との付き合いが薄く、お焚き上げを依頼できる心当たりがない場合は、代行業者を利用しましょう。
お焚き上げ代行業者の利用方法は以下の通りです。
代行業者によっては、完了証明書を発行したり、祈祷の様子を撮影した動画を送ってくれたりと、透明性の高いお焚き上げを行っています。
「どのような神社に頼めば良いのか分からない」「特定の信仰を持っていなくて、神社やお寺を利用しにくい」といった方でも、代行業者を使えば気軽にお焚き上げで供養できるでしょう。
溶解処理とは、紙類を溶かして処分してくれるサービスのことです。アルバムや写真が入った段ボールをそのまま溶かしてバラバラにするので、作業担当者に中身を見られることはありません。
溶かしてしまえば復元はできないので、個人情報が含まれたアルバムを確実に処分したいと考える方におすすめのサービスです。
例えば次のような企業で、紙類の溶解処理サービスを提供しています。
溶かされたアルバムや写真は、トイレットペーパーなどの原材料にするなどしてリサイクルされています。
ただし業者によっては個人での利用ができなかったり、ラミネート加工された写真は受付していなかったりするので注意しましょう。
不用品回収業者や遺品整理業者でも、アルバムの処分を代行しています。故人の思い出が詰まったアルバム・写真でも、気持ちよく処分できるでしょう。
不用品回収業者と遺品整理業者では、複数のアルバムを1度に引き取ってくれます。処分したいアルバムが大量にあっても、回収から処分までの全ての作業をお任せできることがメリットです。
「アルバムと写真とを分別する手間をかけたくない」「アルバム以外にもまとめて処分したい」とお考えの方は、不用品回収業者や遺品整理業者の利用を検討してみてください。
こちらでは、方法ごとにアルバムの処分でかかる費用の相場を方法ごとに比較していきます。
気になっている処分方法について費用の目安を知り、予算の参考にしてみてください。
方法 | 費用相場 |
---|---|
家庭ゴミとして処分 | 基本無料 (市町村指定のゴミ袋代として1枚10円程度が必要) |
ゴミ処理場への持ち込み | 大阪市の場合 10kgあたり90円 |
社寺によるお焚き上げ | 基本無料 (依頼者の意向によりお布施を納めるケースあり) |
お焚き上げ代行業者への依頼 | A社:1,650円(レターパック)から B社:5,500円(段ボール箱に詰め放題) C社:3,300円から(段ボール箱に詰め放題) |
溶解処理サービスへの依頼 | ヤマト運輸:2,079円(段ボール箱に詰め放題) |
不用品回収業者への依頼 | 不用品回収相談所:軽トラ1台分で19,800円から |
費用をかけずにアルバムを処分するなら、自治体の家庭ゴミ収集やゴミ処理施設を利用する方法がおすすめです。
しかし、自治体のルールに沿ってアルバムの中身を分別したり、重たい紙類を部屋から自分で運び出したりしなければなりません。引っ越しが迫っているなどの事情で急いでアルバムを整理したい方にとっては、処分の準備が負担となることもあるでしょう。
手間の少なさを優先してアルバムを処分したい場合は、不用品回収業者の力を借りる方法も検討してみてください。当日回収に来たスタッフが、運び出しのための箱詰めなど処分に必要な作業を全て代行してくれます。
中にはアルバムのお焚き上げまでサポートしてくれる業者もあります。まずは気になる不用品回収業者に、アルバム処分の対応状況を問い合わせしてみましょう。
アルバムには個人情報が含まれていることが多いため、処分時には取り扱いに注意しなければなりません。自分の身を守るだけでなく、写真に写り込んだ友人への配慮にも繋がります。
このような対策で、アルバムに含まれる個人情報を守りましょう。特に古い卒業アルバムなどには、卒業生の住所や電話番号が掲載されている場合もあります。
また、大切なアルバムは、処分前にデジタル化しておくこともおすすめです。スキャナーなどの機械をお持ちでない方は、写真のデジタル化に対応した業者を活用しましょう。
不用品回収業者を選ぶ際は、信頼性を重視することが大切。なぜなら悪質な業者にアルバムを預けると、悪用されてしまう恐れがあるからです。
不用品回収業者選びをする際には、次のポイントを意識してみてください。
それぞれの確認点を、詳しく紹介していきます。
公式サイトやパンフレットで、気になる不用品回収業者の料金体系を確かめておきましょう。料金をチェックすることなく回収を依頼すると、当日に「自分で考えていた予算をオーバーしてしまった」という失敗が起こるためです。
料金案内と相場を比較してみたり、追加料金について確認したりしておくと、料金面でのトラブルを防げます。
無料で見積もりを提案してくれる不用品回収業者もあるので、ぜひ活用して料金の参考にしてみてください。
「一般廃棄物収集運搬業許可」とは、家庭から出る不用品の回収を行うために取得する、自治体からの許可のことです。許可を持たずにアルバムを回収している業者は違法であり、不法投棄や個人情報漏洩の原因となります。
公式サイトで許可番号を確認したり、自治体が発表する許可リストから気になる不用品回収業者が掲載されているか調べたりして、許可状況を調べておきましょう。
多くの不用品回収業者から、回収の作業事例が紹介されています。作業事例から、スタッフの雰囲気や作業の流れを、申し込み前に確かめておきましょう。
運び出しの様子を事前に知れれば、初めて利用する不用品回収業者でも安心感が増します。また、作業事例を紹介し、申し込みを迷っている方の不安を少しでも和らげようと工夫している不用品回収業者は、お客様目線になって考えてくれているということです。
不用品回収業者のブログやSNSなどから、事例をチェックしてみてください。
利用者からの口コミは、不用品回収業者のサービスの質を見抜くのに役立ちます。Googleマップやレビューサイトに書かれた意見を、業者選びの材料にしてみましょう。
このような点は、利用者からの生の声が参考になります。ネガティブな口コミばかり集まっていたり、利用の満足度を示す数字の平均点数が極端に低かったりする不用品回収業者は、利用を避けることがおすすめです。
アルバムや写真の処分方法は、主に以下の6つです。
処分するアルバムの量が多い方や、分別の手間をかけたくない方には、不用品回収業者の利用をおすすめします。一般廃棄物収集運搬業の許可を持った信頼できる不用品回収業者なら、顔が写ったアルバムでも適切に処分してくれるでしょう。
不用品回収相談所では、個人情報や顔の写り込みを含んだアルバムを回収し、責任を持って処分しています。回収費用は電話やメールで見積もりできますので、まずはお気軽にご相談ください。
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