扇風機を処分する5つの方法を紹介！無料の捨て方や安く処分するコツも解説

「扇風機が壊れたから捨てたいけど、処分方法がわからない」
「新しい扇風機を買ったけど、古い方はどうしよう」
「小さいサイズの扇風機も粗大ゴミとして捨てないといけないの？」

このように、扇風機の処分に困っている方は多いのではないでしょうか。

扇風機は各自治体によってゴミの区分が異なるため注意が必要です。扇風機のサイズに関係なく、自治体のルールに則って捨てなければいけません。

自治体のルールを調べたり、分別が手間に感じたりする方は、不用品回収業者の利用も検討しましょう。

当記事を読むことで、以下の4つについて理解できます。

ぜひご一読ください。

また、今すぐ安全で信頼性の高い不用品回収業者に依頼したい方は「不用品回収相談所」がおすすめです。

不用品回収相談所は、お客様のニーズに最適な不用品回収業者をご紹介するサービスです。

加盟している業者はすべて自治体から許可を得た優良業者ばかりなので、安心してご利用いただけます。

お見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

今すぐメールで無料お見積もりをする

扇風機を賢く処分する5つの方法

扇風機を処分する方法は、以下の5つがあります。

• 自治体の粗大ゴミ回収を利用する
• 不用品回収業者に依頼する
• 家電量販店の無料下取りサービスを利用して処分してもらう
  
• リサイクルショップで売る
• フリマで売却する

扇風機の処分費用をおさえたいなら、自治体にゴミとして回収してもらう方法が一番安いです。しかし、処分にかかる手間を優先するなら、不用品回収業者に作業をすべて任せるという手段もあります。

費用か処分にかかる手間のどちらを優先するかで、選択する処分方法は変わってくるでしょう。扇風機の処分方法を1つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

①自治体の粗大ゴミ回収を利用する

自治体に粗大ゴミを回収してもらう処分方法です。自治体を利用する方法が、もっとも安く扇風機を処分できます。

扇風機を粗大ゴミとして処分する手順は以下の通りです。

1. 自治体の粗大ゴミ回収センターに予約する
2. 回収場所と手数料を確認する
3. 指定された料金の粗大ゴミ処理手数料券をコンビニか区役所で購入する
4. 処分したい扇風機に必要事項を記載した粗大ゴミ処理手数料券を貼る
5. 予約した収集日に扇風機を回収場所へ運ぶ

ただし、扇風機の大きさが30cm以内のものは、自治体によって不燃ゴミとして処分できる場合があります。例えば、卓上扇風機やハンディ扇風機などが挙げられます。ハンディ扇風機は乾電池式のみ不燃ゴミとなることが多いです。

収集場所と処理手数料は各自治体によって異なるため、事前に公式サイトの確認を忘れないようにしましょう。

②不用品回収業者に依頼する

不用品回収業者は、家にある様々な不用品を引き取りに来てくれる業者です。不用品を回収する日を依頼人が指定できるため、自分で処分する時間がない方におすすめできます。

電話申し込みだけでなく、Webやメールで無料見積もりを依頼できる業者もあり、予約の手間がかかりません。

ただし、自治体で扇風機を処分するよりは料金がかかります。その分扇風機の処分に必要になる面倒な手続きやルールを気にする必要がないことが大きなメリットです。

自治体に粗大ゴミとして処分する手続きの手間や、家電量販店などに持っていく手間を省きたいなら不用品回収業者に依頼するべきでしょう。

不用品回収業者への依頼は、扇風機以外にも家で眠っている不用品をまとめて処分する良い機会です。ぜひ一度、無料見積もりの相談を検討してみてください。

③家電量販店の無料下取りサービスを利用して処分してもらう（ヤマダ電機・ケーズデンキ・エディオン・ビッグカメラ）

新しい扇風機を家電量販店で購入しようと考えている方は、無料下取りサービスが使える可能性があります。家電量販店が古い扇風機を引き取り、新しい商品の購入代金を差し引いてくれます。

無料下取りサービスは、家電が動作しなくても回収してもらえるメリットがあります。ただし、無料下取りサービスを利用するには、処分を依頼する家電量販店が定めている条件を満たさなければなりません

例えば、ビッグカメラでは以下の条件を満たした場合のみ無料下取りサービスの対象になります。

• 店舗で新しい商品を購入すること
• 家電リサイクル法対象商品以外の商品であること
• 購入金額が税込合計5,500円以上
• 商品配送時に無料で下取り

購入を考えている家電量販店の店舗により、下取りサービスの条件と品目が異なります。事前に詳細を公式サイトで調べておくと良いでしょう。

④リサイクルショップで売る

扇風機がまだ問題なく使える状態であれば、リサイクルショップで売るのが良いでしょう。売却できれば処分費用がかからず、お金が手元に入ってきます。

高性能の扇風機は、中古でも人気の製品で需要があるため、積極的に買い取りを行っているリサイクルショップがあります。ただし、扇風機の状態が悪いと減額の可能性があるため、リサイクルショップに持っていく前に全体を掃除しておきましょう。

扇風機の使用年数や商品の状態、メーカーによっては定価の1割程度の買取価格しか付きません。

適正価格で買い取ってもらうために、複数のリサイクルショップに査定を申し込むようにしましょう。無料で出張見積もりを行っているリサイクルショップも多いため、扇風機を運ぶ車がない方は利用を検討してみてください。

⑤フリマで売却する

フリマで売却する方法は時間と手間がかかるので、スケジュールに余裕がある方におすすめです。料金を自分で決められるため、扇風機を納得のいく値段で売れます。シャープなど有名メーカーの高性能扇風機は、10,000円以上の価格をつけても買い手がつくでしょう。

しかし、商品が売れるまで家で扇風機を保管しなければなりません。価格の付け方を誤ると扇風機が売れないことも多いです。購入された後、発送手続きもしなければならず、処分するまで手間がかかることを覚えておきましょう。

扇風機の商品写真を撮る前に、全体をきれいに掃除すると見栄えがよくなり、中古でも売れやすくなる傾向があります。

扇風機が必要となるシーズンは限られるので、需要が高まる夏場に出品することがおすすめです。

扇風機の処分費用や手間は？簡単に処分するなら不用品回収業者がおすすめ

扇風機の処分料金と手間は、方法によって大きく異なります。方法ごとの必要な費用と手間の一覧は以下の通りです。

扇風機を1つだけ処分したいなら、自治体の粗大ゴミ回収を利用する方法が安いです。しかし、扇風機の買い替えを希望している方は、下取りサービスを行っているビックカメラなどの家電量販店を利用すると良いでしょう。

不用品回収業者を利用するなら、扇風機の処分で手間がかかりません。買取対応の業者を選べば、処分費用をまかなえる可能性が生まれます。

料金と手間のどちらを優先するかで、扇風機の処分方法は変わってきます。自分にあった処分方法を選びましょう。

不用品回収業者で扇風機の処分費用を安くする3つのコツ

「不用品回収業者を利用したいけど、料金がネックで気軽に手を出せない」という方も少なからずいるでしょう。しかし、不用品回収業者は以下の3つの方法で料金を下げられる可能性があります。

• 複数の不用品回収業者から見積もりを取る
• クーポンやキャンペーンを利用する
• 買取対応の不用品回収業者に高く買い取ってもらう

料金を下げる方法を1つずつ解説していきますので、ぜひ不用品回収業者を利用する際は実践してみてください。

①複数の不用品回収業者から見積もりを取る

料金の見積もりは、必ず複数業者に依頼を出しましょう。見積もりが1社だけだと、そこが優良な業者かボッタクリな業者か見極められません。複数の業者の見積もり金額がわかれば、相場を知って比較した上で安い業者を選べます。

ただし、無料回収を強調している不用品回収業者には注意してください。不用品の処分にはお金がかかるため、優良な業者は無料で回収を行っていません。悪徳業者の可能性が高いので、依頼する業者の選択肢から除外しましょう。

②クーポンやキャンペーンを利用する

不用品回収業者によっては、期間限定でクーポンの配布や割引キャンペーンを実施しています。事前に業者のホームページでキャンペーンやクーポンの配信情報を確認して、お得な料金で不用品を回収してもらいましょう。

ただし、利用者を増やすために悪徳業者が無理にキャンペーンを行なっていることもあります。例えば相場よりも高い料金を、クーポンやキャンペーンで安く見せるなどの手法が取られています。

割引キャンペーン利用前の料金が相場通りなのか、複数の業者と比べて確認しましょう。

③買取対応の不用品回収業者に高く買い取ってもらう

不用品の回収と処分だけでなく、買い取りも行っている業者があります。処分する不用品の中には、それなりの金額で売却できるものも眠っています。仮に、処分に3,000円かかる業者でも3,000円で売れれば料金は実質タダです。

不用品回収業者に高く買い取ってもらうコツは、扇風機全体をきれいに掃除しておくこと。さらに、付属品をすべて揃えると次の買い手がつきやすくなるため、業者によっては高価買取をしてもらえます。

ホームページで買い取り例と参考価格が公開されている場合があるので、不用品をお金に換えたい方は確認してみましょう。

扇風機を処分する際に守るべき3つの注意点

扇風機を処分するにあたって、自治体ごとに明確なルールが定められています。ルールを破ると本人にその気はなくても、捨てた扇風機が不法投棄として扱われる場合があります。

扇風機を処分する際に注意すべきことは以下の3つです。

• 分解した扇風機は自治体によって不燃ゴミとして扱われない
• モバイルバッテリー内蔵のハンディ扇風機は不燃ゴミに出してはいけない
• 業務用扇風機は自治体に回収してもらえない

扇風機を処分する際、ぜひ参考にしてください。

①分解した扇風機は自治体によって不燃ゴミとして扱われない

捨てやすいようにと扇風機を分解すると、不燃ゴミとして処分できないことがあります。なぜなら解体する前のサイズを基準として、ゴミの種類を決めている自治体があるからです。

例えば大田区が「解体前の扇風機のサイズ」を分別の基準にしており、自分で小さくバラしても処理手数料が安くなることはありません。

解体した扇風機が不燃ゴミと粗大ゴミのどちらになるのか、自治体のホームページで事前に確認しておきましょう。

②モバイルバッテリー内蔵のハンディ扇風機は不燃ゴミに出してはいけない

モバイルバッテリーを内蔵しているハンディ用扇風機は、不燃ゴミとして処分できません。ゴミ収集車で発火する危険性があり、サイズに関係なく不燃ゴミとしては回収しないと決めている自治体が多いです。

モバイルバッテリー内臓のハンディ扇風機は、リサイクル家電回収ボックスへ持ち込めば無料で処分できます。ビックカメラやコジマなどの家電量販店でリサイクル家電回収ボックスを設置しているので、お近くの店舗に持ち込んでみてください。

モバイルバッテリーは正しく捨てないと大きな事故を招く事態になるため、必ず自治体の処分ルールを守りましょう。

③業務用扇風機は自治体に回収してもらえない

業務用扇風機とは、会社や工業など事業で使用した扇風機のことを指します。業務用扇風機は、自治体に回収してもらえない事業ゴミとして処分する必要があります。

処分する際は市町村のゴミ処理施設に直接持ち込むか、不用品回収業者などを利用しましょう。

家庭用の扇風機を事業用として使用した場合も、業務用扇風機の区分となり、事業ゴミとしての処分が必要です。万が一家庭ゴミの集積所に捨ててしまうと、不法投棄にあたりますので注意してください。

扇風機の寿命は？火災事故になる前に処分する時期の目安

長く使い続けている扇風機は、部品がすり減ったり汚れがたまったりモーターが劣化してしまったりすることで、火事の危険性が高まることがあります。

一般的に扇風機の寿命は8〜10年と言われているため、この期間を超えて使い続ける際には注意が必要です。

もし使っている途中で変な臭いや変な音、回転が不安定になるような症状が見られた場合は処分や修理を検討しましょう。

自治体のリサイクル施設に持って行ったり、家電リサイクル法に基づいて適切な回収業者に依頼したりすることで、安全かつ環境に配慮した処分ができます。

扇風機の処分を依頼する不用品回収業者の選び方3選

扇風機の処分を依頼する不用品回収業者の選び方は以下の3つです。

• 料金体系がわかりやすいか
• 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得しているか
• 所在地や連絡先がしっかり書かれているか

①料金体系がわかりやすいか

有料な不用品回収業者のホームページでは、わかりやすく料金体系と内訳が記載されています。また、追加料金やキャンセル料が発生する条件も事前に確認できます。

料金体系が明瞭だと、初めて利用する人でも安心して処分を依頼できるでしょう。

なお、料金をチェックする際は、いくつかの不用品回収業者を比較してみることをおすすめします。

極端に安すぎて不安を感じたり、ざっくりとした料金しか公開されていなくて予算がわからないと思う業者は利用を避けるようにしましょう。

②「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得しているか

不用品回収業者を選ぶ際には、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っているかを確認しましょう。もし許可がない場合は、違法な業者である可能性があります。

違法な業者では、無料回収と謳っていながら後で高額な請求をしたり回収したものを不法投棄したりするなどのトラブルが報告されています。

トラブルに巻き込まれないためには、業者のホームページで「一般廃棄物収集運搬業許可証」の番号や画像を確認することが重要です。市区町村から提供された許可証情報をチェックしましょう。

③ 所在地や連絡先がしっかり書かれているか

業者のホームページに所在地や連絡先が明記されているかを確認することが大切です。

なぜなら、この情報が載っていない場合、回収に関して疑問や問題が生じた際に対応してもらえない可能性があるからです。

また、住所や連絡先をインターネットで情報を検索し、信頼性を確認することもおすすめです。優良な不用品回収業者は、虚偽の会社情報を公開することはありません。

扇風機の処分に関するよくある質問

最後に、扇風機の処分に関するよくある質問を3つ紹介します。

• 扇風機を処分したいときに無料の方法はある？
• 扇風機の捨て方は分解すると変わる？
• 扇風機の引き取りはホームセンターでもしてもらえる？

扇風機を処分したいときに無料の方法はある？

扇風機を引き取り無料で処分してもらう方法は、主に以下の通りです。

• 家電量販店で引き取ってもらう
• リサイクルショップやフリマで売る

家電量販店やリサイクルショップの場合は、新しい扇風機を買ったり状態が良かったりする場合に無料もしくは買取として引き取ってもらいやすいです。

ただし、運搬の手間がかかったり状態によっては引き取ってもらえなかったりするため、確実な処分方法ではありません。

扇風機の引き取りはホームセンターでもしてもらえる？

扇風機の引き取りはホームセンターでもしてもらえます。

例えば、コーナンでは扇風機を1台買うと無料で1台引き取ってもらえます。

ただし、店舗によっては異なる場合もあるため、まずはサービスカウンターで相談してみるのがおすすめです。

まとめ：扇風機の処分に迷ったら不用品回収相談所にお任せください！

扇風機を処分する方法は主に5つです。

• 自治体の粗大ゴミ回収を利用する
• 不用品回収業者に依頼する
• 家電量販店の無料下取りサービスを利用して処分してもらう
• リサイクルショップで売る
• フリマで売却する

最適な処分方法は、費用や手間のどちらを優先するかで変わってきます。処分にかかる手間を省きたいなら、回収から処分まで一括で担ってくれる不用品回収業者を利用しましょう。

不用品回収相談所の加盟業者は「一般廃棄物収集運搬業の許可」を取得している不用品回収業者です。無料で電話・メール相談を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。

   

この記事の著者

一般廃棄物実務管理者

坂本 貴志

不用品回収相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、不用品回収・遺品整理・ゴミ屋敷清掃・引っ越しに伴う粗大ごみ回収・処分サービスのエキスパート。一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、全国の不用品回収の料金、遺品整理の料金、ゴミ屋敷清掃の料金も知り尽くし、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。