回収品目
「ハードディスクってどうやって処分したらいいの?」
「ハードディスクを処分する際の注意点はある?」
「ハードディスク内のデータの消去方法を知りたい!」
このようなお悩みを抱えていませんか?
ハードディスクを処分するなら、小型家電ボックスを利用したり、メーカーに引き取ってもらったりする方法が一般的です。しかし、手段によってかかる費用や手間が異なってくるため、慎重に処分方法を選びましょう。
さらにハードディスクには個人情報などのデータが入っていることが多く、処分する際には注意が必要です。
この記事では、ハードディスクを処分する方法やデータを悪用されないための注意点を解説します。
記事を最後まで読むことで、以下4つの行動が分かります。
この記事を読んで分かること
ハードディスクの処分を検討している方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、今すぐ安全で信頼性の高い不用品回収業者に依頼したい方は「不用品回収相談所」がおすすめです。
不用品回収相談所は、お客様のニーズに最適な不用品回収業者をご紹介するサービスです。
加盟している業者はすべて自治体から許可を得た優良業者ばかりなので、安心してご利用いただけます。
お見積もりは無料なので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
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ハードディスクを処分する方法は、主に以下の6つです。
それぞれの手段について、順番に解説します。
小型家電回収ボックスとは、自治体が設置している、小型家電を回収するための箱です。ハードディスクに使用された、金や銀などの資源を再利用することを目的としています。
小型家電回収ボックスを利用するメリットは、箱に入れるだけでハードディスクを無料で処分できることです。費用を抑えて処分したい方におすすめの方法です。
小型家電回収ボックスが設置されている主な場所は、以下の通りです。
詳しい設置場所は各自治体の公式サイトに記載されているので、処分前に確認してみてください。
なお、インターネット上では、ハードディスクを不燃ゴミとしての処分をすすめる情報が多い傾向にあります。しかし、実際はハードディスクを不燃ゴミと分類している自治体は少なく、小型家電回収ボックスの利用を推奨しているケースがほとんどです。お住まいの地域の公式サイトを確認し、指示通りの方法でハードディスクを処分しましょう。
パソコンに内蔵されたハードディスクを処分したい場合は、メーカーに引き取ってもらう方法があります。経済産業省が定めた「資源有効利用促進法」に基づき、不要となったパソコンごと回収してくれます。
「PCリサイクルマーク」が付いている製品であれば、無料での引き取りが可能です。対体内製品の場合の費用の目安は、以下の通りです。
パソコン | CRT(ブラウン管)ディスプレイ | |
---|---|---|
対象機器 |
|
|
料金 |
|
|
参照:家庭から排出されるパソコンの回収申込み|一般社団法人パソコン3R推進協会
パソコンを回収するには、メーカーに直接申し込みを行います。申し込みをした後、メーカーから「エコゆうパック伝票」が郵送されるので、梱包して集荷を依頼するか、お近くの郵便局へ持ち込みましょう。
ハードディスクを処分するなら、不用品回収業者へ依頼する方法があります。
利用するメリットは、データクラッシュや外部の破損に関わらず、どのようなハードディスクでも回収してくれることです。データ消去を行っている業者であれば、処分した後に個人情報が流出する心配がありません。
さらに、不用品回収業者は、ハードディスク以外の不用品の処分も可能です。例えば不用品回収相談所であれば、軽トラックや軽バンなど、車内に載せられる分だけ回収を行っています。引越しや遺品整理などによって不用品が多数ある場合は、依頼を検討してみてください。
不用品回収業者の費用の目安は5,000~30,000円程度です。料金は業者によって異なるため、複数社のプラン内容を調べたり見積もりを取ることをおすすめします。
状態が良く、まだ利用できるハードディスクであれば、リサイクルショップでの売却がおすすめです。費用を支払わずにハードディスクを処分できます。
買取価格の相場は、500~10,000円です。外付けハードディスクの場合、容量が8TB近くになると10,000円以上の値段が付くこともあります。
ただし、動作不良がある場合は買取りできないこともあるので注意しましょう。高価買取を狙うには、箱や付属品と一緒に売ったり、汚れや傷を落としたりすることをおすすめします。
フリマサイトやネットオークションを利用することで、ハードディスクを処分できます。
代表的なサービスは、以下の通りです。
フリマサイトやネットオークションを利用するメリットは、自分で価格を設定できることです。そのため、リサイクルショップよりも高い金額で買い取ってもらえる可能性があります。
ただし、フリマサイトやネットオークションでは、買い手が付かないことも珍しくありません。そのため、今すぐにハードディスクを処分したい方には、向いていないでしょう。
不要なハードディスクは、慈善団体に寄付する選択肢があります。寄付することで必要としている人の役に立てるのがメリットです。ハードディスクを再販した際の売り上げが、発展途上国の支援など行う団体に寄付される場合もあります。
寄付する場合は、インターネットを活用して慈善団体に問い合わせましょう。基本的には、ハードディスクをダンボールなどに梱包し、指定の住所へ発送すれば寄付できます。
「使わなくなったハードディスクが誰かの役に立って欲しい」と考えている方は、慈善団体への寄付を検討してみてください。
ハードディスクを処分する際には、以下の2点に気をつけましょう。
これらの項目に注意しなければ、個人情報が流通したり、クレジットカードが不正利用されたりする危険性があります。ハードディスクを安全に処分するためにも、ぜひチェックしてみてください。
ハードディスクを処分する際には、必ずデータの消去を行いましょう。データが残ったままになっていると、第三者に悪用される場合があるためです。
悪用されれば、以下のような悪影響が考えられます。
ハードディスクを安全に処分するには、データの消去が必須です。
加えて、ハードディスクを処分する前に、データを移行しておきましょう。データを完全に消去してしまうと、二度と復元できなくなります。パソコン本体やUSBなどの記録媒体に、処分したいハードディスクからデータを引越しておきましょう。
ハードディスクを処分する際には、信頼できる業者へ依頼しましょう。悪意を持った業者の場合、データを復元され、悪用される危険性があるためです。
安全にハードディスクを処分するためには、評判が分からないお店・業者の利用は避けるのが無難です。
不用品回収業者の場合は、一般廃棄物収集運搬業許可の取得状況や口コミで信頼性を判断できます。一般廃棄物収集運搬業許可を取得している業者は、自治体から不用品回収の営業をきちんと認められています。法律を守った適正な処理を行っており、安全にハードディスクを処分してくれる可能性が高いです。
ハードディスクの処分を業者に依頼する際には、信頼できる会社なのかを慎重に選びましょう。
ハードディスクの処分時期の目安は以下の通りです。
アプリケーションの起動やファイルの処理が通常よりも遅く感じる場合、ハードディスクの寿命が近づいている兆候です。動作が遅くなる原因として、ハードディスクの予備領域が限界に達していることがよくあります。
ハードディスクの経年劣化や衝撃、振動によって磁力が劣化し、その際には予備領域と呼ばれる「念のために残された機能」を利用してデータの読み書きを行います。
通常、わずかなトラブルであれば予備領域でも問題なく処理されますが、ハードディスクの予備領域にも限界があります。処理の遅さが気になる場合、ハードディスクの寿命を疑いましょう。
ハードディスクの使用中にエラーが頻発するようになると、ハードディスクの寿命が近づいているサインです。3年以上同じハードディスクを使用していると再起動が頻繁に必要になったりフリーズしたりするなどのトラブルが増えてきます。
一時的に再起動すると問題が解消することもありますが、根本的な解決ではないためエラーの頻度はますます増えていくでしょう。
再起動やエラーはパソコンにも負担をかけてしまうため、無視して使い続けると突然電源が入らなくなってしまう可能性もあります。エラーが頻発するようになったら、新しいものに買い替える準備をしておくのがよいでしょう。
パソコンを使っている最中、突然異音がしたり焼け焦げるような匂いがしたりした場合はすぐにパソコンの電源を切り、バッテリーやコード類を取り外しましょう。再起動しても同じ症状が現れる場合は、修理するかパソコンを処分するかを検討する必要があります。
さらに、パソコン自体の寿命の可能性もあるため、修理見積もりを依頼し、金額に合わせて判断してみることをおすすめします。
パソコンはデリケートな機械なため、物理的な衝撃には弱いです。例えば、ケースから落としてしまったり水をこぼしてしまったり、雷が落ちたりするとパソコンは破損してしまい、壊れる可能性があります。
ただし、パソコン本体が壊れていてもハードディスクは無事な場合もあるため、まずはメーカーやパソコン修理を行っている業者に相談してみることをおすすめします。
ハードディスクをパソコンから取り出す方法はパソコンの形によって異なります。
例えば、ノートパソコンの場合は裏面にあるフタのネジを外すことでハードディスクを取り出せます。
また、デスクトップパソコンはケースカバーを外すだけでハードディスクを取り出すことが可能です。
ハードディスクを安全に処分するためには、データを消去することが大切です。データが残った状態だと、第三者から悪用される場合があります。
こちらでは、ハードディスクのデータを消去する方法を紹介します。
それぞれの方法について、注意点もあわせて解説します。
ハードディスク内のデータを処分するには、専用のソフトウェアを利用する方法があります。
インターネット上には、さまざまなソフトウェアが配布されています。無料のものから有料のものまで幅広くあるため、信頼できるものを選びましょう。利用前にいくつかのソフトウェアをピックアップし、レビューや使いやすさなどを調べて選定することをおすすめします。
なお、パソコン購入時にデータ消去のソフトウェアがインストールされている場合もあります。付属の説明書を見たり、メーカーに問い合わせたりして確認しましょう。
ハードディスクを物理的に破壊することで、データを消去できます。
例えば、ハンマーなどでハードディスクを叩き割るなどの方法です。物理的に破壊することで、データの復元が不可能となり、個人情報の漏洩を防げます。
破壊した際に部品が飛び散る可能性があるので、軍手やゴーグルを装着して安全に作業しましょう。
なお、物理破壊を行うと売却は難しくなります。リサイクルショップやフリマサイトなどの利用を考えている方には、おすすめできません。
家電量販店や専門店に依頼して、データを消去する方法があります。このような業者は、磁気消去の方法を採用しています。一般の人が気軽に実行できる方法ではないため、確実にデータを消去したい場合におすすめです。
データ消去をしてもらえる代表的なお店と料金の目安は、以下の通りです。
無料のソフトウェアを利用したり、物理的に破壊したりする方法と比べると高価な傾向にあります。確実にデータを消去し、ハードディスクを安全に処分したい方は、利用を検討してみてください。
ハードディスクのデータを消す際にやってはいけない方法は以下の通りです。
水没させた場合、錆やゴミの影響でデータの読み込みが不可能になることがあります。
しかし、実際にプラッター自体が損傷しているかどうかは分かりません。
また、水没したハードディスクからでも、データを復元できる可能性があるため確実な消去方法ではありません。
ハードディスクは、磁性体を塗ったプラッターと磁気ヘッドを使ってデータの書き込みや読み込みを行います。
電子レンジにかけると壊れると考える方も少なくないですが、実際には電子レンジの電磁波でハードディスクを破壊することは不可能です。
また、電子レンジの故障や火災のリスクを引き起こすこともありますので、電子レンジでハードディスクは加熱しないようにしてください。
ハードディスクの処分を不用品回収業者に任せる際の、業者の選び方を3つ紹介します。
料金設定が一目見て分かりやすく、具体的な金額を掲載している業者は信頼性が高いです。料金体系が明確であれば、ハードディスクの処分にかかる費用がどれくらいなのか分かりやすいでしょう。
一方で、トラブルの多い業者は料金について明確に書かれていないことが多いです。また、故意に分かりにくく書かれていて、後から高額な料金を要求されることもあります。料金が分かりづらかったり書いてなかったりする業者は違法な業者や悪質な業者の可能性が高いので、避けるようにしましょう。
不用品回収業者のホームページでは、不用品回収の実績や事例が掲載されていることが多いです。具体的にどのような不用品を回収したのか、詳細に記載されている業者を選ぶことが重要です。
特に、作業にかかった時間や回収した不用品の写真、事例ごとの料金などが詳しく掲載されている場合は信頼できる優良業者と判断してよいでしょう。また、回収作業の前後の写真が分かりやすく掲載されている場合も、トラブルが少ない業者と考えられます。
「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っている業者かどうかをしっかり確認することが重要です。自治体からの許可を持たずに営業している業者は違法業者となり、トラブルに巻き込まれる可能性があります。
不用品回収業者のホームページでは、一般廃棄物収集運搬業許可を取得済みであることが必ず表示されています。許可の記載を確認する際に、許可番号が具体的に記載されているかどうかも確認しましょう。「古物商」などの許可だけでは家庭から出るゴミは回収できないため、注意が必要です。
ハードディスクを処分する方法は、主に以下の6つです。
手段によって必要な費用やかかる手間が異なるため、自分に合った方法を選びましょう。
ハードディスクを安全に処分する際には、データを消去したり、信頼できる業者に回収を依頼したりすることが大切です。
不用品回収相談所は、各自治体から営業許可を取得している不用品回収業者です。ハードディスクのデータ破壊も行っており、消去が完了すれば廃棄証明書をお渡ししています。
お問い合わせやお見積もり、キャンセル料は無料です。電話やメールからのご連絡も受け付けておりますので、ハードディスクの処分を考えている方は、お気軽にご相談ください。
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