回収品目
「どんな方法で古いミシンを処分するのが最善なんだろう?」という疑問を持つ人もいるかもしれません。ミシンは長く使うだけになかなか処分の機会がなく、処分方法を知らない人も多いでしょう。
この記事では、ミシンの処分方法や費用相場を解説します。この記事を読めば、自分に合った方法でミシンを処分できるでしょう。また、不用品回収業者である不用品回収相談所でのミシン回収の流れも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
この記事を読んで分かること
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ミシンにはさまざまな処分方法があり、状況によって選ぶべき方法が変わります。代表的な処分方法は下記の5つです。
ミシンには工業用ミシンやコンピューターミシンなどさまざまなタイプがあり、なかには壊れて使えないものもあるでしょう。そのため、ミシンの種類や状態に合わせて適切な処分方法を選ぶ必要があります。以下では、それぞれの処分方法のメリットやデメリットも解説するので、ぜひ参考にしてください。
古くなったり壊れてしまったりしたミシンの処分方法として、まず思い浮かぶのがゴミとして処分する方法でしょう。ミシンをゴミとして処分する場合は、以下3つの選択肢があります。
選んだ処分方法やミシンのサイズなどによって廃棄の流れが違うので、以下ではそれぞれ詳しく解説します。
指定のゴミ袋に入りきらないサイズのミシンをそのまま捨てる場合、粗大ゴミとして処分します。特に以下の場合は粗大ゴミとして処分するのがおすすめです。
ただし、回収費用がかかる点はデメリットです。
自治体によっては粗大ゴミを「大型ゴミ」と呼び、たとえば札幌市の場合では収納式腰掛け用ミシンが「大型ゴミ」に分類されます。粗大ゴミの回収ルールは地域によって違うので、事前に各自治体のサイトなどで確認しましょう。
自治体によってはミシンを燃えないゴミとして処分可能な場合があります。燃えないゴミとして捨てられれば、粗大ゴミよりも安価で処分可能です。ただし、燃えないゴミとして捨てる場合は下記の点で制限があるケースがあります。
また、ミシンに付属しているコードは切断して別途処分が必要なケースもあります。処分前に確認事項が多いことや、手間がかかる面があるのはデメリットと言えるかもしれません。
処分の際は、事前に各自治体で燃えないゴミとして処分可能かチェックし、可能な場合は細かな処分ルールも確認しましょう。
ミシンは「小型家電リサイクル法」の対象製品なので、自治体指定の回収ボックスに廃棄するだけで処分が完了します。回収ボックスに入らない大きさのものであれば、専用の窓口に直接持ち込むことも可能です。
回収ボックスは家電に使われている資源をリサイクルするためのもので、廃棄に費用はかかりません。ただし、回収ボックスがある場所まで自分でミシンを運ぶ必要があります。ミシンは重量があるので、車による運搬が必要な場合もあるでしょう。
ミシンの状態がよければ、買取先を探すのも方法のひとつです。ミシンを買い取ってもらえれば、買い替え資金の一部に充てることもできます。ミシンの主な買取先は以下の通りです。
ミシンの種類や状態によって買取価格が左右される傾向にあります。ジャノメやJUKIなどの有名メーカーのミシンであれば買取需要がより高いでしょう。
ただし、ネットオークションやフリマアプリを利用した場合、梱包や郵送のコストを自分で負担しなければなりません。また、リサイクルショップに宅配買取サービスがない場合、自分で店舗までミシンを運ぶ必要があります。
ミシンを知人などに無料で譲って処分することもできます。日頃からよく連絡をとっている知人であれば、スムーズに受け渡しを完了させられるでしょう。ミシンの状態がよく、処分費用を抑えたい場合におすすめの方法です。
ただし、譲ってすぐにミシンが故障することも考えられます。譲渡後のトラブルは当事者間で解決しなければならないので注意しましょう。こうしたトラブルを避けたい人には、ミシンを必要としている団体への寄付がおすすめです。
たとえば、公益社団法人「札幌聴覚障害者協会」では、電動式の業務用ミシンの寄付を募集しています。「大映ミシン」では、足踏みミシンも含めた家庭用ミシンの寄付が可能です。壊れたミシンを受け付けているケースもあるので、知人に譲るのが不安な人は検討してみてください。
家電量販店などミシンを扱う販売店では、不要になったミシンの引き取りサービスを実施しています。たとえば、「ミシン販売専門店」では購入から7年以内で破損がないなど一定の条件を満たしたミシンであれば下取り対象です。また、以下の企業でもミシンの下取りや買取りを行っています。
ただし、イオンなど一部の店舗ではミシンの下取りを行っていないこともあるので注意しましょう。
ミシン販売専門店では、ミシンの購入と下取りを同時に行えることも多いです。古いミシンの処分にかかる手間を省きつつ、新たなミシンの購入を考えている人は、ぜひ引き取りサービスを利用してみてください。
不用品回収業者は、料金を支払うことでミシンを簡単に処分してくれます。以下の状況であれば特におすすめの方法です。
ミシンの処分に行き詰ったときはぜひ利用してみましょう。ただし、なかには無許可で不用品回収を行っている業者もあります。こうした業者は、法外な費用の請求や不法投棄を行っている可能性もあるので注意してください。回収を依頼するときは、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を得ている業者か事前に確認しましょう。
ここまでミシンの処分方法をそれぞれ解説しましたが、方法を決めるにあたって処分費用の相場を知りたい人もいるでしょう。以下はミシンを処分する際の費用相場です。
処分方法 | 費用相場 |
---|---|
粗大ゴミ | 数百円 |
買取り時の郵送 | 500円〜1,000円程度 |
不用品回収業者 | 1,000円程度 |
実際の金額は処分するミシンの大きさなどによって左右されます。特に、不用品回収業者へ依頼する場合は別途で運搬費などの費用が上乗せされる可能性もあるでしょう。事前に見積もりを複数比較してから利用する業者を決めるのがおすすめです。
不用品回収相談所は、さまざまな市町村で「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得している不用品回収業者です。不用品回収相談所にミシン回収を依頼する場合、以下の流れで行われます。
下見の際は、スタッフが実際に現地へ足を運んで丁寧に対応します。見積もり提示後、不安が残る場合はキャンセルも可能です。処分当日は事前に養生を行い、作業中に家屋を傷つけることがないよう配慮もしてくれます。
ミシンの処分方法や費用相場などを解説しました。ミシンを処分する際は、どの方法を選ぶべきか迷う人もいるでしょう。ミシンを素早く簡単に処分したい人には、見積もりから回収まですぐに対応してくれる不用品回収業者がおすすめです。また、ミシン以外の不用品があるときも、回収業者であればまとめて処分してくれます。
なかでも不用品回収相談所の加盟業者は、自治体から認可を受けた正式な不用品回収業者なので、サービスの面も安心です。ミシンやそのほかの家具、家電の処分方法に困ったときは、不用品回収相談所を利用してみてください。
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