目次 目次
目次

回収品目

エアコンを処分する6つの方法とは?安く回収・手間なく処分する方法を紹介

「エアコンを処分したいけどやり方が分からない」
「1番お得な処分方法を知りたい」
「できるだけ手間をかけずにエアコンを処分したい」

このようにエアコンの処分方法に困っていませんか?

実はエアコンの処分方法は、法律で定められています。決められた方法で処分しないと違法行為となり、罰則の対象となってしまうのです。

そのため、正しい方法を知り、適切に処分しないといけません。エアコンの処分や取り外しの方法が分からなければ、不用品回収業者に依頼するのがスムーズです。

この記事では、エアコンの処分方法について詳しく解説していきます。

最後まで読むことで、エアコンの処分でお困りの方でも次の行動が可能になります。

この記事を読んで分かること

  • 自分に合った方法でエアコンを処分できるようになる
  • 取り外しや運び出しの手間を省くために不用品回収業者の利用を検討できる
  • 信頼できる業者の選び方が分かる

エアコンの処分に関する決まりや、スムーズな処分方法ついても解説するので、気になる人はぜひご一読ください。

目次

1.エアコンの処分は「家電リサイクル法」に沿って行う

エアコンの処分は「家電リサイクル法」に沿って行う

エアコンを処分する場合は「家電リサイクル法」に沿って行いましょう。

家電リサイクル法とは、家電の処分時にリサイクル料金を支払うよう定めた法律です。部品を再利用できる家電が対象となっており、エアコンも含まれています。

家電リサイクル法を守らず不法投棄をすると、5年以下の懲役または1,000万円以下の罰金が課せられます。家電リサイクル法についてよく理解し、法律に沿ってエアコンを処分しましょう。

2.エアコンを処分する6つの方法

エアコンを処分する6つの方法

エアコンを処分するには、以下の6つの方法があります。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 地元の自治体に依頼する
  • 家電量販店に依頼する
  • 指定取引所にエアコンを持参する
  • インターネットで中古として販売
  • 買取業者に依頼する

順番に見ていきましょう。

2-1.不用品回収業者に依頼する

ネットやチラシから、不用品回収業者に連絡をしましょう。業者がエアコンを取りに来てくれて、処分を任せられます。

不用品回収業者に依頼する際は「一般廃棄物収集運搬業の許可」か「市町村の委託」を受けているかを確認しましょう。許可・委託を受けずにエアコンを回収するのは、違法行為です。

  • ホームページで「一般廃棄物収集運搬業」の許可について確認
  • 自治体に連絡し委託業者かを確認

気になる業者があったらこのような点を確認し、信頼できる相手だと分かってから依頼をしましょう。

2-2.地元の自治体に依頼する

自治体に依頼することでも、エアコンを処分できます。自治体へエアコンの処分を依頼する流れは、以下の通りです。

  1. 郵便局にある「家電リサイクル券」に必要情報を記入する
  2. 郵便局窓口かゆうちょ銀行でリサイクル料を支払う
  3. 自治体が指定する業者に連絡し引き取りを依頼する
  4. 自治体や指定業者にエアコンを引き取ってもらう

家電リサイクル券とは、エアコンやテレビといった家電を処分するために必要な券です。処分場で小銭のやりとりを減らし、手続きをスムーズに行うために使われています。

エアコン回収の対応業者は自治体によって異なるので、事前に確認してから連絡しましょう。

2-3.家電量販店に依頼する

家電量販店に、エアコンの処分を依頼できます。家電量販店にエアコン処分を依頼する流れは、以下の通りです。

  1. 家電量販店のカウンターで、エアコンの処分を依頼する
  2. 家電量販店にて家電リサイクル券の手続きをする
  3. 家電量販店から紹介された業者が、エアコンを引き取りに来る

ただし、エアコン処分を依頼できるのは「処分するエアコンを購入した店舗」か「買い替え用の新しいエアコンを購入した店舗」のみです。そのほかの店舗には、処分を依頼できません。

2-4.指定取引所にエアコンを持参する

メーカーの指定取引所に自分でエアコンを持参し、処分してもらう方法もあります。

エアコンを自分で運べば、業者へ依頼する手間や収集運搬料がかかりません。エアコン運搬の費用節約にもなるので、お得な処分方法です。

具体的な手順は、自治体の施設にエアコンを持ち込む際とほとんど変わりません。郵便局で「家電リサイクル券」を準備し、指定引取所へ持ち込みの連絡を入れましょう。

回収を行なっている指定引取所は、メーカーの公式サイトや一般財団法人 家電製品協会 家電リサイクル券センターの検索ページで確認できます。

2-5.インターネットで中古として販売

中古のエアコンを、インターネットで販売することも可能です。実際にメルカリやヤフオク!では、以下のようにエアコンの中古品が販売されています。

ルームエアコン 中古 の検索結果|メルカリ

エアコン|ヤフオク!

エアコンにもよりますが4万円以上で売れるものもあり、金銭的にもメリットが大きいです。また、室外機・リモコンも一緒に販売できるので、1度にまとめて処分可能です。

しかし出品したからといってすぐ買い手が見つかるとは限りません。場合によっては買い手が見つからない可能性もあるので注意が必要です。

2-6.買取業者に依頼する

エアコンを買取業者に売却すれば、処分費用が実質無料です。エアコンの状態がよければ、高値での買取も期待できます。

ただ、中古のエアコンで価値があるのは、製造から5年以内の製品といわれています。5年以降の製品だと価値が下がっており、買い取ってもらえる可能性は低いです。

しかし、年式に限らず売れる可能性はあるので、1度査定を依頼してみましょう。

3.エアコンの処分に必要な費用

エアコンの処分に必要な費用

エアコンの処分方法によって、必要な費用は変動します。ここからは、エアコンの処分にかかる費用について見ていきましょう。

  • 委託業者やメーカーの指定取引所に持ち込む場合
  • エアコンの処分を販売店や不用品回収業者に依頼する場合
  • エアコンの処分と取り外しを同時に依頼する場合

それぞれ詳しく紹介していきます。

3-1.委託業者やメーカーの指定取引所に持ち込む場合

自治体の委託業者やメーカーの指定取引所にエアコンを持ち込むには、事前に家電リサイクル券を購入することになります。

家電リサイクル券の料金は、エアコンの製造メーカーごとに異なります。しかし料金の区分はそれほど多くなく、ほとんどのエアコンは990円か2,000円のどちらかで処分可能です。

3-2.エアコンの処分を販売店や不用品回収業者に依頼する場合

販売店や不用品回収業者に処分を依頼する場合、費用の目安は以下の通りです。

家電量販店 ヤマダ電機:2,640〜1万1,500円

ジョーシン990円〜/台
買い替え1,100円/台
引き取りのみ3,300円/台

ヨドバシカメラ:1,540円〜
(回収代金990円+リサイクル配送費550円)

ケーズデンキ:2,640円〜
(リサイクル料金990円+収集・運搬料金1,650円)

エディオン:3,190円
(リサイクル料金990円+収集・運搬料金2,200円)

自治体・不用品回収業者 エリア、業者によって異なる

対応店舗や不用品回収業者の有無は地域によって異なるので、処分前によく確認しましょう。

3-3.エアコンの処分と取り外しを同時に依頼する場合

エアコンの取り外しも依頼するなら、処分費用に加え取り外しの費用が必要となります。

取り外し工事の相場価格は、6,000〜8,000円程度です。依頼する業者によって異なるので、直接確認しましょう。

4.エアコンの処分は「不用品回収業者」がおすすめ

エアコンの処分は「不用品回収業者」がおすすめ

エアコンの処分を依頼するなら、不用品回収業者が特におすすめです。

不用品回収業者なら、エアコンの取り外しから運搬・処分までを一括で依頼できます。自分の都合に合わせて日程を調整でき、自宅まで訪問し回収してくれるので、スムーズに処分可能です。

また、処分予定のエアコンが売却可能であった場合は、買い取ってもらえることもあります。その日のうちに回収してもらえるので、ほとんど手間をかけずにエアコンを処分できます。

5.不用品回収業者の選び方は?失敗しないためのポイント

不用品回収業者の選び方は?失敗しないためのポイント

不用品回収業者の中には悪質なところもあり、そのような業者では満足のいくサービスを受けられません。

不用品回収業者は、以下の基準で選ぶと失敗が少ないです。

  • 許可を得ていない業者を避ける
  • 料金が無料・分かりにくい業者は避ける
  • 一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか確認
  • 口コミを確かめる
  • 業務事例を確認する

順番に見ていきましょう。

5-1.一般廃棄物収集運搬業の許可を得ているか確認

依頼する不用品回収業者が「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持っているかを確認しましょう。一般廃棄物収集運搬業の許可を持たずに営業することは、違法行為であるためです。

許可を受けている不用品回収業者なら、ホームページに「一般廃棄物収集運搬業許可 第〜号」という記載があります。

ホームページに「一般廃棄物収集運搬業」の記載がなければ、違法業者である可能性が高いので依頼を避けましょう。

5-2.料金が無料・分かりにくい業者は避ける

料金が無料・または分かりにくい業者には依頼しないようにしましょう。

無料で依頼できるとなると、非常にお得に思えるかもしれません。しかしエアコンの処分はリサイクル料金がかかるものなので、無料と言いつつ後になって高額な費用を請求される可能性が高いです。

料金が分かりにくい業者も同様に、依頼後に想定以上の費用を請求してくる恐れがあります。料金がはっきり明記されていれば、悪質な業者である可能性は低く安心です。

5-3.強引な態度の業者は避ける

不用品回収業者の中には、強引な態度で接してくる人もいます。具体的には、家に押しかけ、本人の希望を無視して回収するといったケースです。

これらは「押し買い」と呼ばれる悪質商法で、特定商取引法にも違反する行為。押し買いをする不用品回収業者は、悪質業者と見てほぼ間違いありません。

もし不用品回収業者が押し買いをしてきた場合は、依頼を進めてはいけません。こちらも強い態度で接し、流されないようにしましょう。

5-4.口コミを確かめる

インターネットで検索すると、不用品回収業者の口コミを確認できます。実際に利用した人の意見なので、悪い口コミが多い業者なら依頼を避けてください。

逆にいい口コミが多いなら、依頼を前向きに検討すると良いでしょう。

中には口コミに対して、業者が丁寧に回答していることもあります。こういった業者なら実際の顧客対応も丁寧で、優良業者である可能性が高いです。

5-5.業務事例を確認する

不用品回収業者のホームページに掲載されている、過去の業務事例を確認しましょう。優良業者であれば、作業事例についても包み隠さず具体的に記載しています。

作業前後の写真やかかった時間などが記載されており、実際の回収について明確にイメージできます。料金の事例についても分かるので、依頼前におおよその見積もりを立てることも可能です。

業務事例を細かく紹介しているかは、優良企業かを判断する材料となります。実際の作業について把握するためにも、業務事例を必ず確認しましょう。

5-6.料金相場と比較する

複数の不用品回収業者をピックアップし、料金を比較することも大切。エアコンをはじめとする不用品の回収では、業者側が自由に料金を設定しているためです。

そのため悪質な不用品回収業者では、相場よりも高い回収費用で利用者からお金を騙し取ろうとしているケースがあります。

逆に相場よりも料金が安すぎる不用品回収業者は、エアコンを適切に処分せず不法投棄をしていたり、後からオプション料などで高いお金を請求してきたりする可能性があるのです。

地域の不用品回収業者の公式サイトなどで回収料金の相場を調べ、適正価格であるか比べてくださいね。

5-7.明細内容の疑問点を質問する

見積もり金額や、回収後に提示された利用料金で分からないことがあれば、その場で質問をすることが重要です。

悪質な不用品回収業者は、利用者側に知識がないことを逆手にり、不透明な料金明細を作っていることがああります。よく分からないオプション料金や、根拠のないパック料金で高い料金を払うようなことがないよう、積極的に質問しましょう。

もし質問に丁寧な返答をもらえなければ、消費者センターに相談することもトラブルを避ける方法の1つです。

6.エアコンの処分に関してよくある質問・疑問

エアコンの処分に関してよくある質問・疑問

ここまで解説した以外にも、エアコンの処分について分からないことがあるかもしれません。

そこでここからは、エアコンの処分に関するよくある質問・疑問にお答えしていきます。

  • 引っ越し時にエアコンは処分した方がいい?
  • 壊れたエアコンの処分方法は?
  • エアコンの室外機はどう処分すればいい?
  • エアコンのリモコンはどう処分する?
  • 配管材だけでもリサイクル法の対象になる?

順番に見ていきましょう。

6-1.引っ越し時にエアコンは処分した方がいい?

引っ越しをする際は、必ずエアコンを処分しましょう。部屋にエアコンを置いたまま引っ越してはいけません。なぜなら引っ越しで退去する際は、入居時の状態に戻す「原状回復義務」があるためです。

そのため、もともと備え付けられていたものでなければ、引っ越し時に処分しないといけないのです。

また、エアコンがあると部屋の引き渡しが成立せず、日割りの賃料やエアコンの撤去費用が請求される場合があります。

余計なお金をかけることがないよう、引っ越し時はエアコンを処分しておきましょう。

6-2.壊れたエアコンの処分方法は?

壊れて使えなくなったエアコンであっても、家電リサイクル法の対象です。そのため、粗大ゴミとして捨てるのは違反行為に該当します。

壊れたものであっても、部品をリサイクルして使える場合があるためです。不用品回収業者や家電量販店に依頼し、処分しましょう。

6-3.エアコンの室外機はどう処分すればいい?

室外機も、エアコンと一緒に処分を依頼できます。しかし業者によっては、室外機の運び出しに対応していない場合もあります。

室外機は50kg程度あるので、当日来てくれた作業員が1人で突発的に運ぶのは難しいです。エアコン処分の依頼時に、室外機の運搬もお願いできるか確認しておきましょう。

6-4.エアコンのリモコンはどう処分する?

リモコンの処分方法は、家電リサイクル法で定められていません。そのため、自治体の不燃ゴミとして捨てられます。

ただ、エアコンの買取依頼やインターネットでの中古販売をする場合は、リモコンもないと価値が落ちてしまいます。処分は不燃ゴミで大丈夫ですが、売却を検討しているならセットで引き渡すようにしましょう。

6-5.配管材だけでもリサイクル法の対象になる?

エアコンの配管材は、リサイクル法の対象外なので、不燃ゴミとして捨ててOKです。

しかしエアコンの配管材には価値があり、買い取ってもらえる場合があります。保温パーツがない配管材なら、特に価値が高いです。

不燃ゴミとして捨てても問題ありませんが、売却できないかも検討してみるのをおすすめします。

まとめ:エアコンの処分は不用品回収相談所にご依頼ください

まとめ:エアコンの処分は不用品回収相談所にご依頼ください

エアコンを処分する方法は主に6つあります。

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 地元の自治体に依頼する
  • 家電量販店に依頼する
  • 指定取引所にエアコンを持参する
  • インターネットで中古として販売
  • 買取業者に依頼する

エアコンは「家電リサイクル法」に沿って処分することが定められており、他のインテリアのように粗大ゴミとして出すことができません。

処分方法の中でも、取り外しや運搬の手間が少ない手段を選ぶなら、不用品回収業者への依頼がおすすめ。しかし悪質な業者も存在するので、事前に十分な見極めが求められます。

不用品回収業者の不用品回収相談所なら、エアコン処分にかかる作業を一括で依頼できます。担当者が直接ご自宅まで伺うので、お客様自身がエアコンを取り外したり、運搬したりする手間はありません。
見積もり依頼は無料でできるので、エアコンを処分したい人はぜひ気軽にお問い合わせください。

   
この記事の著者
坂本 貴志
坂本 貴志
一般廃棄物実務管理者
坂本 貴志
不用品回収相談所の代表を務め、廃棄物業界に15年従事しており、不用品回収遺品整理ゴミ屋敷清掃引っ越しに伴う粗大ごみ回収・処分サービスのエキスパート。一般廃棄物収集運搬業の許可業者のみを紹介する不用品回収のマッチングサイト「不用品回収相談所」を全国展開し、 業界の健全化をビジョンに掲げて事業を運営している。豊富な経験により、全国の不用品回収の料金遺品整理の料金ゴミ屋敷清掃の料金も知り尽くし、業界団体の講師や廃棄物業者へのコンサルティングなども務めている。
事前下見・お見積り無料

電話で無料お見積り(受付 8:30-17:30)

ご相談だけでもお気軽にどうぞ050-1780-0431
回収品目一覧を詳しく見る
Twitter Facebook はてなブログ

以下のような場面で
不用品回収相談所を
ご活用ください

不用品回収相談所では、少量の不用品や粗大ゴミから
一軒家丸ごとのお片付けにも対応しています。
「ゴミ屋敷清掃」「遺品整理」「引っ越しに伴う粗大ゴミ」など、不用品の処分にお困りの際にお気軽にご連絡ください。

対応エリア

北海道・東北

電話で無料お見積り(受付 8:30-17:30)

ご相談だけでもお気軽にどうぞ050-1780-0431
電話で無料相談 050-1780-0431 メールお見積り