回収品目
「仏壇はどうやって処分するの?」
「仏壇の処分費用の相場や注意点を知りたい」
などとお考えではないですか?
仏壇は粗末に扱うわけにもいかず処分方法に困ってしまう方も多いと思います。適切な手順を経た上で、不用品回収業者など信頼できる引取先に依頼するのがおすすめです。
この記事を読むことで、以下3つが可能となります。
この記事を読んで分かること
ぜひ最後までご覧ください。
また、今すぐ安全で信頼性の高い不用品回収業者に依頼したい方は「不用品回収相談所」がおすすめです。
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「仏壇を処分したいけど捨て方が分からない」という方は多いと思います。
仏壇の処分の仕方は次の5つです。
以下では、仏壇を処分する5つの方法について詳しく解説します。
メリット | デメリット |
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仏壇の処分方法の1つに、菩提寺に仏壇の引き取りを依頼する方法があります。
菩提寺とは、先祖代々のお墓があり葬儀や法要をお願いしている寺です。
菩提寺で処分するメリットは、仏壇を引き取る際の手続きをまとめて行える点です。
後述しますが、仏壇の処分には閉眼供養・魂抜きといった手続きが必要になります。それらの手続きは菩提寺で行うので、あわせて仏壇も引き取ってもらえば引取先を探す手間が必要ありません。
注意点として、菩提寺によっては檀家(寺に寄付をして財政を助けている家)以外の仏壇の引き取りを断っている場合があります。また、引き取りには費用としてお布施を支払わなければなりません。
その他、霊園によっては仏壇の処分を受け付けている場合もあります。
メリット | デメリット |
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仏壇を販売している仏具店は、仏壇の処分に対応しています。
仏壇の処分に対応している仏具店の例は次の通りです。
仏壇の処分を仏具屋に依頼するメリットとして、段取りが明確でスムーズに処分してもらえる点が挙げられます。運搬をお願いすれば自分で仏壇を持ち込む必要もありません。
また、仏壇の処分に合わせて新しい仏壇を購入すると、割引を受けられるケースもあります。
ただし、仏具店に古い仏壇の引き取りのみは依頼しづらい他、費用が少し割高というデメリットがあるので注意が必要です。
仏具店の仏壇の処分方法は、合同供養によるお焚き上げが一般的となっています。
メリット | デメリット |
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閉眼供養・魂抜きを済ませた仏壇は、宗教上ただの構造物という扱いになるので、粗大ゴミとして処分できます。
粗大ゴミとして仏壇を処分する方法は、戸別回収を利用する方法と、ゴミ処理施設へ自分で仏壇を持ち込み処分する方法の2種類です。
粗大ゴミとして仏壇を処分する場合は費用の安さがメリットとなります。菩提寺や仏具店に引き取ってもらう際の費用と比較して格安で処分可能です。
また自治体によって、仏具店は燃えるゴミとして処分でき、その際は無料で処分できます。
ただし、自治体によっては仏壇の処分に対応していない場合がある他、仏壇をゴミとして処分している姿が近所の人の目につきやすいのもデメリットです。
メリット | デメリット |
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お金をかけずに仏壇を処分したい方は、買取業者やリサイクルショップを利用するのがおすすめです。
買取業者・リサイクルショップに仏壇を買い取ってもらえば、処分費用がかからず、お金に換えられるというメリットがあります。
ただし、中古の仏壇の買取価格は数千円といった場合がほとんどで、無料で引き取るだけになるケースも少なくありません。また、出張や運搬に費用がかかる場合、買取価格より費用の方が高くなる場合があります。
メリット | デメリット |
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仏壇を処分する方法の中でもおすすめなのが、不用品回収業者に仏壇の処分を依頼する方法です。
仏壇の処分に不用品回収業者を利用するメリットは次の通りです。
粗大ゴミとして処分する方法や買取業者・リサイクルショップを利用する方法と比較して費用はかかりますが、仏壇の供養や回収、処分をまとめて行えるのは大きなメリットと言えます。
仏壇の処分に対応した業者には、仏壇の供養・回収に特化している「一休」や、仏具を無料で引き取ってくれる「仏壇処分引き取りネット」という業者があります。
また、不用品回収相談所の加盟業者でも回収・仏具の処理を依頼可能です。
仏壇の処分方法ごとの相場をまとめた表が次の通りです。
処分方法 | 相場 |
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菩提寺に引き取ってもらう | 10,000~50,000円 |
仏具店に引き取ってもらう | 20,000~80,000円 |
粗大ゴミとして処分する | 1,000~1,500円 |
不用品回収業者に依頼する | 40,000~120,000円 |
不用品回収業者に依頼する方法は、他の処分方法と比べて高額です。ただし、処分の手間などを省ける利点があります。
仏壇の処分を考えている方は、費用と同時に処分にかかる手間も考えて処分方法を選択しましょう。
仏壇を処分する際には、次の4つの注意点があります。
以下では、仏壇を処分する際の4つの注意点について詳しく解説します。
仏壇の処分方法は、宗教や宗派によって異なります。
宗教・宗派ごとの仏壇の処分方法を比較した表が次の通りです。
宗教・宗派 | 処分方法 |
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浄土真宗 | 処分前に遷座法要・遷仏法要と呼ばれる供養を行う |
日蓮宗 | 仏壇だけでなく遺品もお焚き上げ・供養を行うことが多い |
真言宗 | |
曹洞宗 | 処分前に撥遣供養と呼ばれる供養を行う |
創価学会・立正佼成会・霊友会 | 専門の仏具店に処分を依頼する必要がある |
浄土真宗には、本願寺派・大谷派・高田派など宗派の違いがあります。自分がどの宗派なのか分からない場合には菩提寺に相談しましょう。
日蓮宗や真言宗には草木成仏と呼ばれる教えがあり、本来心を宿さないものでも仏性を宿すと考えられています。そのため、仏壇の供養と同時に、遺品も供養される場合が多いです。
また、キリスト教に改宗した場合でも、仏壇を処分する必要はありません。どうしても気になるという場合には引き取りを依頼しましょう。
仏壇を処分する際は、お位牌の扱いに注意しなければなりません。
宗教や宗派によって考え方は異なりますが、お位牌には故人の霊魂が宿ると考えられているためです。お位牌は可能なら新しい仏壇に納め、どうしても処分しなければならない場合は閉眼供養・魂抜きを行いましょう。
閉眼供養・魂抜きは、菩提寺か仏具店にお願いする必要があります。
仏壇は処分する前に、収納品をチェックしておきましょう。
仏壇の引き出しは開ける機会が少なく、入っているものを見逃しがちです。
昔の思い出の品や、通帳や印鑑などの貴重品が入っている可能性があるので注意が必要です。
仏壇は、親族や家族に相談してから処分するようにしましょう。
親族の間で長年にわたり信仰の拠り所にされているものなので、人によっては仏壇の処分に反対する場合があります。
後でトラブルに発展することのないように、事前にしっかりと話し合い、親族や家族が納得した上で仏壇を処分してください。
宗派によっては仏壇の処分方法が特殊な場合もあります。特殊な手続きをしなければいけない宗派の例として、以下2つの宗派を紹介します。
処分してから後悔しないよう、参考にしてください。
浄土真宗では、最初に遷座法要(せんざほうよう)もしくは遷仏法要(せんぶつほうよう)と呼ばれる閉眼法要を行います。
浄土真宗では故人の魂を抜く儀式は行いません。代わりに、お仏壇に手を合わせ先祖に感謝の気持ちを伝えます。
遷座法要が終わった後は、他の宗派と同様に仏壇を処分していきます。
創価学会の仏壇を処分する際は、御本尊の供養について創価学会の地区会館などに相談するとよいでしょう。
また、創価学会の仏壇は特殊なものとされており、通常の仏具店では対応できないことがあります。
そのため、仏壇の処分から創価学会専門の仏具店などに相談するのがおすすめです。
処分にかかる価格は少々高くなってしまうものの、しっかりと専門のサポートが受けられます。
仏壇と一緒に仏具を処分する場合、適切な手順を取る必要があります。
主な仏具とその処分方法をまとめた表が次の通りです。
仏具 | 処分方法 |
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ろうそく | 燃えるゴミ |
線香の灰 | 燃えるゴミ |
線香立て | 燃えるゴミ 不燃ゴミ (自治体によって異なる) |
提灯・お花・ご飯 | お清めの塩を振り、家庭ゴミとして処分 |
座布団 | 粗大ゴミ 燃えるゴミ 不燃ゴミ (自治体によって異なる) |
原則として仏具の処分に供養は必要ありません。自治体のルールに従って処分すれば良いです。
心理的に仏具の処分に抵抗があるという方は、不用品回収業者に依頼するのがおすすめです。仏壇と仏具をまとめて処分できます。
仏壇を処分する際、どうしても後ろめたい気持ちになる方は多いと思います。
そういった気持ちを少しでも和らげるために、適切な手順で仏壇を処分することが大切です。
仏壇を処分する流れは次の通りです。
仏壇に開眼供養が行われていない場合には、2〜3の手順は必要ありません。
開眼供養は魂入れとも呼ばれ、仏壇に先祖の魂を入れる儀式を指します。
一方、閉眼供養や魂抜きは、仏壇から魂を抜く儀式です。仏壇の処分の前に、仏壇を単なる構造物に戻すために行います。
開眼供養を行った仏壇は、閉眼供養や魂抜きをしないで処分すると先祖の魂も一緒に処分することになるので注意しましょう。
どういったタイミングで仏壇を処分するのか分からない方も多いと思います。
仏壇を処分するタイミングや理由で多いものが次の4つです。
中でも最も多いタイミングが、両親が亡くなった時です。両親が生前供養していた仏壇を引き続き供養できる環境がなく、やむなく処分する場合が多いです。
仏壇処分を依頼する不用品回収業者の選び方は次の3つです。
以下では、仏壇処分を依頼する不用品回収業者の3つの選び方について詳しく解説します。
また、不用品回収業者の選び方について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
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不用品回収業者を選ぶ際は、現地見積もりを書面でもらえるかチェックしましょう。
業者によっては、見積もりを口頭で済ませる場合があります。口頭では、作業完了後に請求のトラブルに発展する恐れがあるので注意が必要です。
悪徳業者を避けるためにも、必ず見積書を書面で発行してもらいましょう。また、見積書の記載が詳細な業者は優良業者の可能性が高いです。
不用品回収業者を選ぶ際には、必要な許可を得ているか確認しておきましょう。
仏壇をはじめとする不用品の回収には、「一般廃棄物収集運搬許可証」の取得が必要です。
これらの許可を得ていない業者は、違法業者か回収作業を外部に委託している業者になります。
違法業者はもちろん、外部委託している業者も料金が高額になる恐れがあるので利用は避けるのが無難です。
不用品回収業者を選ぶ際は、ホームページや所在地を確認しましょう。
ホームページで確認すべき内容は次の通りです。
また、業者の所在地が遠いと、交通費など別途料金がかかる可能性があるので注意が必要です。
業者の所在地を確認することで、本当にその業者が存在するのかもチェックできます。
最後に、仏壇の処分に関するよくある質問に回答します。
仏壇の処分を無料でする方法は、粗大ゴミとして仏壇を処分することです。
ただし、仏壇を処分する際には閉眼供養・魂抜きをしなければなりません。そのため、完全に無料で処分することは難しいでしょう。
なお、菩提寺で閉眼供養・魂抜きを依頼すればごく稀に無料で引き取ってもらえるケースがあります。
仏壇を自分で処分する方法は、主に以下の通りです。
どの方法も手間や時間がかかるだけでなく処分自体が難しいため、自分での処分はあまりおすすめできません。
多くの業者は、閉眼供養・魂抜きをしていない仏壇の処分には応じません。しかし、業者側は閉眼供養・魂抜きに関して真偽を確かめる術がないため、「閉眼供養・魂抜きをした」と伝えれば実際は断られることはあまりないでしょう。
閉眼供養・魂抜きは、これまでご先祖さまを守ってくれた仏さまや仏壇という場所に対しての感謝を表明する儀式であり、心理的な区切りとなる儀式です。
しかし、実際には眼供養・魂抜きをしなくても問題ありません。日常生活に支障をきたすことはなく、法的な罰金が発生することもありません。
一方で、閉眼供養・魂抜きをすればご先祖様に感謝を伝え、今後の生活に安心感を持てるでしょう。そのため、自分の気持ちを整理してポジティブに生きるためにも閉眼供養・魂抜きをすることをおすすめします。
仏壇を処分する際は、次の5つの方法から選択可能です。
中でも不用品回収業者は、自宅まで回収しに来てくれる他、希望する日に回収してくれます。仏壇だけでなく、仏具もまとめて処分できるおすすめの処分方法です。
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