回収品目
「ビデオテープは何ゴミで出せばいいの?」
「ビデオテープを処分したいけど、捨て方がわからない」
「大量処分するには、どんな方法が一番適しているの?」
このように、ビデオテープの処分に困っている方は多いのではないでしょうか。
ビデオテープは各自治体によって処分方法が異なります。そのため処分するために、自治体のルールを調べたり、不要なビデオテープを一括で回収してくれる不用品回収業者を探したりすることが大切です。
当記事を読むことで、以下の3つについて理解できます。
この記事を読んで分かること
ぜひご一読ください。
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ビデオテープを処分する方法は、以下の6つがあります。
費用と手間のどちらを優先するかで、処分の方法が変わってきます。
費用をおさえたいのなら、自治体にごみとして出すか、フリマサイトやリサイクルショップで売却する手段が適切です。一切間をかけたくないなら不用品回収業者の利用をおすすめします。
それぞれの処分方法を1つずつ解説してきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ビデオテープを自治体にごみとし無料回収して貰う方法です。自治体によっては可燃ごみ、不燃ごみまたはプラスチックごみと異なるため、捨てる前に自治体のサイトでチェックをおすすめします。
ただし自治体によっては、一度に処分できるビデオテープの本数を制限している場所もあるため、捨てる際には注意が必要です。たとえば、鳥取市でビデオテープを捨てるには、「1度に20本まで」と定められています。
一度に大量のビデオテープを処分すると、粗大ごみとして認識され有料になる場合があります。そのため、大量のビデオテープがある場合は、小分けにして少しずつ捨てるようにしましょう。
ビデオテープを大量に処分したい場合、自治体のごみ処理施設に直接持ち込む方法もあります。持ち込みに手間がかかる代わりに、一定の重さまでは無料で処分できる自治体が多いです。
例えば、さいたま市では100kg、川越市は40kgまでの処分が無料です。しかし粗大ゴミとしてビデオテープを持ち込む場合、処理手数料を事前に用意しなければなりません。
ホームビデオなどを記録したビデオテープには個人情報も含まれるため、直接ごみ処理施設に持ち込めば、第三者に悪用されるリスクを未然に防げるメリットもあります。ビデオテープの中身を消去する手間もかかりません。
ビデオテープの処分には自治体によりルールが異なるので、事前に事前にインターネットで調べるか問い合わせをしましょう。
大量のビデオテープの処分で手間をかけたくないなら、不用品回収業者へ任せるのが一番です。
不用品回収業者に連絡すると「回収してもらうための条件を調べる」「袋や紐でビデオテープを整理する」といった、事前準備をする必要がありません。都合の良い日を指定して自宅まで回収にきてもらえます。
さらに、家に溜まっているビデオテープ以外の不用品を一緒に処分するきっかけにもなります。まずは、無料で見積もりを行っている業者に相談してみてください。
注意点として、信頼できる業者を選ばないと、ビデオテープを適切に処理してもらえない場合があります。悪質な業者を利用したことが原因で、個人情報が記録されたビデオテープが第三者の手に渡る可能性も否定できません。
信頼できる業者の選び方について、さらに詳しく知りたい方は、「不用品回収業者の選び方!良い業者を見分けるためのチェックポイント」の記事も合わせてお読みください。
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時間に余裕がある方ならば、フリマやネットオークションを活用して処分しましょう。家から簡単に出品できて、費用もかけず不要なビデオテープを処分できます。
ビデオテープの金額を自分で指定できるため、安く買い叩かれることはありません。しかし、現在ビデオテープの需要自体が低いため、なかなか買い手が集まらないことも。
ただし、商品として売られていたビデオテープの中には、DVD化していないものもあるため、高く売れる可能性があります。
フリマやネットオークションで処分する場合、個人間のトラブルにならないよう、ビデオテープの状態を詳細に記載するなどの対策をすることが大切です。
自分でテレビ番組を録画したビデオテープは、著作権法違反になり売買できないので注意してください。
費用をかけずビデオテープを手早く売却したい方は、リサイクルショップで売るのが良いでしょう。オークションやアプリで売るよりも手間がかかりません。
しかし、リサイクルショップは査定が厳しく、ビデオテープの状態が悪かったり条件にあわなかったりすると買取してくれない場合があります。また個人が撮影したホームビデオは、リサイクルショップでは買取に対応していません。
ビデオテープの需要は低いため、高価買取にはならないことがほとんどです。ただ、DVD化されていないビデオテープにプレミアが付いていれば、高く売れるものもあります。
リサイクルショップによっては、ビデオテープはすべて買取不可としているところもあるため、持ち込む際には事前に公式サイトの情報を確認しましょう
ビデオテープを処分するのではなく有効活用したいという方は、支援団体に寄付する方法がおすすめです。寄付なら送料のみの負担でビデオテープを処分しつつ、社会貢献できます。直接持ち込んで寄付するなら送料もかかりません。
ビデオテープは発展途上国で特に需要があり、貴重な資源として活用されています。ビデオテープの寄付を募っている団体の例は以下の通りです。
未開封のビデオテープのみを寄付の対象としている団体もありますので、事前に条件を調べておきましょう。
ビデオテープの処分費用と処分にかかる手間は、どの方法を選択するかにより大きく異なります。処分時にかかる費用と手間は以下の通りです。
自治体の粗大ごみ回収で処分 | ごみ処理施設への持ち込み | 不用品回収業者へ依頼 | 団体に寄付 | |
---|---|---|---|---|
費用 | 無料 | 無料 ※重量により料金が変動 |
1,500~30,000円 | 無料 ※配送する場合、送料分の費用 |
手間 |
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費用と手間を比較してみると、自治体に一般ごみとして出す方法が一番安く処分できるでしょう。しかし、大量のビデオテープを処分するなら、費用と手間のバランスを見て不用品回収業者の利用をおすすめします。
優良な不用品回収業者なら個人情報が記録されたビデオテープでも適切に処分してくれますし、自ら処分のために出かける必要がありません。
ホームビデオを自治体にごみとして回収してもらう場合、個人情報を含んだ状態で収集所に置いておかなければなりません。万が一悪意ある第三者によってビデオテープを持ち去られても個人情報が流出しないよう、事前にビデオテープの中身を消去して対策しておきましょう。
ビデオテープの中身を消去する方法は、以下の2つです。
消去する方法を1つずつ解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ビデオテープの中身を消去するには、磁気テープを切断する方法が一般的に知られています。ただ、1か所だけを切断しても磁気テープを繋げれば簡単に復元できてしまうため、何か所か切るようにしてください。縦横両方から複雑に磁気テープを切ると良いでしょう。
さらに、切断した磁気テープをくしゃくしゃに丸めるとダメージを与えられるため、ビデオテープの復元がより難しくなります。切断しただけでは心配な方は、こちらも合わせて行ってください。
ビデオテープイレーサーとは、ビデオテープなどの磁気メディアのデータを完全消去するための機械を指します。中身を消去したいビデオテープを上に乗せるだけで使えて、1本あたり10秒程度で完了します。
しかし、機械の値段が10万円前後と高額なため、少量のビデオテープを処分するためだけに購入するには、費用がかかりすぎます。
データを消去する手間と費用をかけずにビデオテープを処分したい方は、不用品回収業者などの力も借りましょう。
ホームビデオの中には、捨てたら2度と戻ってこない思い出も詰まっています。経年劣化で再生できなくなる前に、思い出をデジタル化しておきましょう。
デジタルへの移行が済んだビデオテープなら、思い出が消える心配をせずに心置きなく処分できます。
ビデオテープをデジタル化する方法は、以下の2つです。
お金と時間のどちらを優先するかで方法は変わってきます。大切な思い出が観られなくなってしまう前に、自分にあった方法を選んでビデオテープをデジタル化してみてください。
ビデオテープをダビングする方法として、ビデオデッキとパソコンを使用する方法があります。ダビングの手順は以下の通りです。
また、ビデオテープ・DVD一体型のビデオデッキならダビング機能が備わっています。取り扱い説明書に書いてある方法に従えば、空のDVDを用意するだけで簡単にデジタル化できるでしょう。ビデオデッキの種類によって、自分にあったダビング方法を選択しましょう。
大量のビデオテープを自分でダビングするのは時間がかかりますので、面倒に思う方もいるでしょう。その場合、ダビング業者に依頼するのも1つの方法です。
多くのダビング業者は、1本500円以内でビデオテープのダビングを行っています。ダビングに必要な道具をお持ちでない方は、業者に依頼した方が費用を安く抑えられるでしょう。
さらに、ダビング業者の中には、観られなくなったビデオテープを修復してくれるところもあります。今まで再生できなかった大切な思い出もよみがえらせることができるかもしれません。
ビデオテープを処分するには、以下の6つの方法があります
処分にかかる費用や手間のバランスから考えて、ビデオテープを大量に処分したい方には、不用品回収業者への依頼がおすすめです。
不用品回収相談所は「一般廃棄物収集運搬業許可」を取得している不用品回収業者です。無料で電話・メール相談を行っていますので、お気軽にお問い合わせください。
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